NTTデータと日本オラクルがTwitterデータの分析・活用分野で協業
2013年8月26日
株式会社NTTデータ
日本オラクル株式会社
株式会社NTTデータ(以下NTTデータ)と日本オラクル株式会社(以下日本オラクル)は、NTTデータの「Twitterデータ提供サービス」と日本オラクルのビッグデータ分析ソフトウエア「Oracle Endeca Information Discovery」(以下Endeca)を組み合わせた商品開発・サービスに関して協業することで合意しました。
EndecaとTwitterデータ提供サービスをシームレスに連携することで、社内データとソーシャルデータをよりスムーズに組み合わせたビッグデータ分析が可能となります。今後両社の製品・サービスおよびノウハウを組み合わせて、Endeca上でTwitterデータ分析・活用のためのテンプレートを開発し、導入コンサルティングを合わせて共同で提案をしていきます。
概要
NTTデータは2012年9月に米国Twitter社とツイートデータ提供に関するFirehose契約を締結し、国内唯一のデータ再販事業者としてツイートデータを提供・分析してきました。具体的には、マーケティング・広告効果測定・炎上検知・報道・研究など様々な用途での活用を支援するため、情報分析事業者や、その他企業・団体等にツイートデータを提供しています。
一方、日本オラクルの「Oracle Endeca Information Discovery」は、データウエアハウス、トランザクション・システムといった企業内部のデータのみならず、Webログ、ソーシャルメディア、センサーデータなど、ファイアウオール外部に存在するさまざまな情報源から得られる構造化データ、準構造化データ、非構造化データを活用し、高度で直感的な検索と分析を行うことができるソフトウエア製品で、グローバルでも多くの実績を持っています。
両社はリアルタイム性のある非構造化データであるツイートデータの重要性がこれまで以上に高まると考え、Twitterデータ提供サービスをEndecaから容易に分析し活用するため、テンプレートを共同で開発します。顧客が企業内に持つ構造化データとツイートデータを組み合わせて、お客さまビジネスに対して、より効果的な知見を得ることが可能になるよう、導入・活用コンサルティングを含めた提案を共同で行うことで合意しました。
協業内容
ビッグデータ時代に向けた大量・リアルタイム・非構造化データと企業内の構造化データを組み合わせた高速処理および有効活用に適した商品の提供を予定しており、具体的には以下の内容を検討しています。
- EndecaにTwitterデータ提供サービスのAPIを組み込むことで、Endeca導入後すぐに顧客がツイートデータ分析を可能とするデータ取り込みテンプレート開発
- Endeca上のビッグデータとツイートデータを組み合わせて、高速に処理・集計・分析をビジュアライズするためのユーザーインターフェースのテンプレート開発
- NTTデータ内に本協業のための専任コンサルティング部隊を立ち上げ、オラクルがグローバルでの活用ノウハウを含めて技術支援を実施
今後について
今後両社で開発したテンプレートを活用して、Twitterデータ提供サービスとEndeca、導入・活用コンサルティングを組み合わせて、共同で提案します。
今回の協業活動は、日本オラクルが2013年8月28日に実施する顧客向けセミナー「Oracle Data Intelligence Summit」にて、協業内容を発表し、Twitterデータも活用したデモンストレーションを実施する予定です。
- 注「Oracle Data Intelligence Summit」は通知なく予定を変更または取りやめとなることがあります。
注釈
- OracleとJavaは、Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
- その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
- 本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。
本件に関するお問い合わせ先
製品・サービスに関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
第三法人事業本部
ソーシャルビジネス推進室
尾崎、佐藤
TEL:050-5546-9092
E-mail:info@nazuki-oto.com