サッカーの新しい観戦スタイル実験プロジェクトに、Wi-Fiマルチキャスト技術を提供
2015年10月30日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、2015年11月6日(金)に愛媛県総合運動公園球技場で行われる一般財団法人全国社会人サッカー連盟(以下:全国社会人サッカー連盟)主催の第39回全国地域サッカーリーグ決勝大会(1次ラウンドCグループ)において、新しい観戦実験プロジェクト「セカンドスクリーン」にWi-Fiマルチキャスト技術を提供します。
Wi-Fiマルチキャスト技術とは、動画等のファイルをさまざまなデバイスに向けてWi-Fi上で一斉に配信する技術で、NTTデータが有する技術の活用により、通信状況が不安定なWi-Fiの環境下でも、安定したコンテンツ配信を実現します。これにより配信先が増えてもトラフィックの遅延がほぼ起きることなく、かつ配信を行う素材の解像度を落とさずに高精細なままで配信することができます。
背景・目的
NTTデータでは、無線LANで狭いエリア内の数万人に高精細な動画を配信するWi-Fiマルチキャスト技術を開発し、さまざまなシーンでの実証実験に取り組んでいます。
この取り組みの一環として、2015年11月6日(金)に愛媛県総合運動公園球技場で行われる全国社会人サッカー連盟主催の第39回全国地域サッカーリーグ決勝大会(1次ラウンドCグループ)において、「セカンドスクリーン」プロジェクトに技術協力します。
プロジェクトの概要
テレビの中継映像と、独自に用意したコンテンツ映像をWi-Fiで配信します。配信映像は、専用アプリをインストールしたタブレット端末(50台を予定)で、スタジアムで観戦をしながら、さまざまな視点の映像を視聴者が選択して楽しむことができます。また、眼鏡型のウェアラブル端末でも同様に選択した映像を視聴することが可能です。
Wi-Fiマルチキャスト技術について
動画等のファイルやストリーミング映像をさまざまなデバイスに向けてWi-Fi上で一斉に配信できます。NTTデータが有する技術の活用により、通信状況が不安定なWi-Fiの環境下でも、安定したコンテンツ配信を実現します。これにより配信先が増えてもトラフィックの遅延がほぼ起きることなく、かつ配信を行う素材の解像度を落とさずに高精細なままで配信することができるようになります。
参考
注釈
- 文中の会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
法人・ソリューション事業推進部
戦略マーケティング室
松原、矢尾板
TEL:050-5546-9909