金融機関向けスマートフォンアプリに通帳機能を追加、京都銀行がサービス開始 ~「アプリバンキング」内に通帳形式での入出金明細の照会・保管等が可能に~
2017年3月27日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、金融機関向けスマートフォンアプリ「アプリバンキング」に通帳機能を追加し、株式会社京都銀行(本店所在地:京都市下京区、取締役頭取:土井 伸宏、以下:京都銀行)が2017年3月13日より運用を開始しました。
今回「アプリバンキング」に追加した通帳機能では、スマートフォン上で従来の紙媒体での通帳と同様のイメージのまま入出金明細の照会・保存をはじめ、メモを記入することが可能です。また、機種変更時やスマートフォン紛失時等でも、一度記帳された明細を引き継ぐことができます。これにより、アプリ利用者は紙媒体の通帳がもつ利便性を損なうことなく通帳機能が利用可能になります。また、金融機関においてはアプリ利用者がスマートフォン上で簡単に通帳を発行できることから、紙の通帳発行および保管等にかかっていたコストの低減が見込まれます。
NTTデータは、「アプリバンキング」をはじめとしたFinTech(フィンテック)領域での新しい取り組みを進め、今後も利用者および金融機関のサービス高度化を推進します。
背景
スマートフォンの普及により、金融機関においてこれまでのインターネットバンキングに加え、スマートフォンを新たなチャネルとした、顧客のライフスタイルに合わせたサービスの創出や、スマートフォンをコミュニケーションツールとして活用する顧客接点拡大のニーズが高まっています。NTTデータでは、これらのニーズに応えるため、金融機関が個別に開発することなく、安価かつ短期間に提供できるよう、金融機関向けスマートフォンアプリ「アプリバンキング」を2015年3月より提供しています。アプリバンキングは現在、複数の金融機関において採用され、多くの金融機関にて導入の検討がされています。
概要
今回追加した通帳機能により、アプリ利用者は簡単な登録をするだけで、スマートフォン上で通帳形式による入出金明細の照会・保存することが可能になります。また、金融機関は本機能を活用することで、通帳発行および保管等に関するコスト低減が見込まれます。
図:「アプリバンキング」通帳機能の画面イメージ
特長・メリット
アプリ利用者
- 紙媒体の通帳と同様の使い勝手
スマートフォン上で従来の紙媒体での通帳と同様のイメージで明細の確認が行えることに加え、入出金明細へのメモ機能などを利用することが可能です。
- アプリ再取得時の明細の再記帳が可能
機種変更時・スマートフォン紛失時でも、一度記帳済の明細を引き継ぐことができます。
金融機関
- 通帳発行および保管等にかかるコスト低減が可能
アプリ利用者が本機能を通帳代わりに利用することで、紙媒体の通帳の発行および保管等にかかるコスト低減が見込まれます。
今後について
NTTデータは、「アプリバンキング」をはじめとしたFinTech(フィンテック)領域での新しい取り組みを進め、今後も利用者および金融機関のサービス高度化を推進します。
注釈
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本件に関するお問い合わせ先
製品・サービスに関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
第四金融事業本部
e-ビジネス事業部
e-ビジネス商品企画営業担当
相場、田中、山本
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