NTTデータのクラウド型会員・ポイント管理システムが、クラウド型総合決済端末「CAFIS Arch」との連携開始 ～4月開業の商業施設「GINZA SIX」へ導入決定～

株式会社NTTデータ（以下：NTTデータ）は、クラウドサービスとしてNTTデータが提供している、会員・ポイント管理システム「SmarP^®（エスマープ）」（以下：SmarP）と総合決済端末「CAFIS Arch^®（キャフィスアーチ）」との連携を開始し、2017年4月20日開業の商業施設「GINZA SIX」へ導入することが決定しました。

「SmarP」と「CAFIS Arch」の連携により、会員・ポイント管理に係わる専用端末の設置が不要となるほか、CAFIS Archのバーコード読み取り機能により、スマートフォンアプリを用いた会員証によるポイントの付与・利用が可能となります。

店舗では、クレジットカードや電子マネーなどで決済をする決済端末と、会員向けにポイントの付与・利用を実施するポイント端末は別にあり、設置スペースの確保や、ポイントの付与・利用に時間がかかるなど、課題がありました。

NTTデータでは、2008年より、ポイントサービス・キャンペーンサービスにより集客・販促を支援する会員管理・販促ソリューション「SmarP」を提供してきました。また、2015年より、クレジット、デビット、電子マネーなどの多彩な決済機能を提供するクラウド型総合決済端末「CAFIS Arch」を提供してきました。

このたびNTTデータは、前述のような課題を解決するため、「SmarP」と「CAFIS Arch」を連携することとしました。

NTTデータでは、「SmarP」と、「CAFIS Arch」を連携させることにより、「CAFIS Arch」端末上で、クレジットカードや電子マネーなどの決済処理に加え、会員向けのポイント付与・利用も可能としました。会員・ポイント管理に係わる専用端末が不要になることで、設置のコストが削減できるほか、1台の端末でクレジットカードや電子マネーなどの決済処理と会員向けのポイントの付与・利用ができるため、従業員の運用負担も軽減できます。さらに、ショッピングセンターや店舗が発行するスマートフォンアプリに表示したバーコードを「CAFIS Arch」で読み取ることでポイント付与・利用が可能となり、ポイントカードのカードレス化が実現できます。

2017年4月20日開業の商業施設「GINZA SIX」では、NTTデータが戦略パートナーとしてポイントサービスの企画・設計から携わってきました。今回導入した会員向けのポイントサービスについて、主な特長は以下の通りです。

今後もNTTデータは、「SmarP」について、NTTデータが提供する決済ネットワーク「CAFIS」を中心としたソリューションとの連携を通じ、ポイント・会員管理サービスの提供にとどまらず、オムニチャネル化、顧客分析等を通して効果的なマーケティング活動を支援していきます。

「SmarP」は、NTTデータが開発した集客・販促を支援する会員管理・販促ソリューションです。2008年からメディア業界、ホテル業界、流通業界等をはじめとした多数の業界で採用されており、22社の導入実績があります。

「SmarP」は、購買をトリガーとして顧客軸（誕生月、性別等）、店舗軸（加盟店等）にてボーナスポイント付与する「キャンペーン機能」、顧客のポイント情報を元に、属性/行動特性を分析する「顧客動向分析ツール」、複数店舗が入居するショッピングセンターの店舗間の買いまわりを見える化した「SC向分析ツール」等、お客さまそれぞれに合ったサービスを提供するための多彩な機能をシステムの構築から、決済ネットワークへの連動、データ活用のコンサルティングまで、ワンストップで提供するサービスです。

クラウドサービスとしての提供のため、利用企業は専用のシステム設備を持つことなく必要な機能のみを選んで利用することが可能です。