RPAソリューション「WinActor」のWindows10対応版を提供開始 ～市場のニーズに応え、新機能や対応OSを順次拡大～

株式会社NTTデータ（以下：NTTデータ）は、2017年8月2日より、Robotics Process Automation（以下：RPA）ソリューション「WinActor（ウィンアクター）」Windows10対応版の提供を開始します。

「WinActor」とは、Windows端末から操作可能なあらゆるアプリケーションの操作を自動化するソフトウエア型ロボットです。NTTの研究所で開発された日本型のRPAソリューションと位置付けられており、日本的な業務特徴である複雑できめ細かいデスクワークを効率的に自動化すべく、操作性とコンパクト設計に重点を置いた商品になっています。

これまでWinActorが対象とするOSはWindows7とWindows8のみでしたが、Windows10対応版のニーズを受け、このたび商品ラインナップに追加することとなりました。

今後について、NTTデータは、機能追加や対象OSの拡大など商品ラインナップ拡充に努め、お客さまの業務自動化に一層支援していきます。

労働力人口の不足や働き方改革の動きを受け、オフィスでのデスクワークを自動化・効率化するRPAソリューションの普及・浸透が急激に進んでいます。

NTTデータは、2014年11月からRPAソリューション「WinActor」の国内販売を開始しています。2017年1月には、RPA推進力を一層高めるための全社横断RPA推進チームを発足し、200社を超えるお客さまに「WinActor」を提供してきました。WinActorに対する需要・期待の高まりに伴い、パソコンのOSで高いシェアを誇るWindows10対応の要望も急速に増えています。こうしたニーズを受け、NTTアドバンステクノロジ株式会社（以下：NTT-AT）とNTTデータはWinActorのWindows10対応版の企画・開発を行い、NTTデータより提供開始することとなりました。

「WinActor」は、NTTアクセスサービスシステム研究所の技術を核に、NTT-ATが開発し、NTTデータが販売元として提供している純国産のRPAソリューションです。Windows端末から操作可能なあらゆるアプリケーションの操作をシナリオとして記録し、自動実行することが可能です。

2017年7月31日よりWindows10対応版の販売を開始するとともに、従来のWindows7/8対応版利用ユーザーには、依頼があれば、Windows10対応版へのアップデート資材を無償提供します。

「WinActor」（Windows7/8/10対応版共通）の主な特長は、以下の通りです。

NTTデータは、機能追加や対象OSの拡大など、RPAソリューションの商品ラインナップ拡充に努め、お客さまの業務自動化を一層支援していきます。

また、株式会社NTTデータイントラマート社より2017年5月に販売されたIM-RPA（BPM/ワークフロー×RPA）^注のように、「WinActor」を活用したソリューションの共同企画・提供も一層強化していきます。