次世代バンキングアプリ「My Pallete™」を西日本シティ銀行へ提供開始 ～過去から現在までの収支状況を、グラフ、タイムラインで直感的に把握可能に～

株式会社NTTデータ（以下：NTTデータ）は、金融機関向け次世代バンキングアプリ「My Pallete^™」を、2017年8月18日より、ファーストユーザーとして株式会社西日本シティ銀行（以下：西日本シティ銀行）に提供開始します。^注1

「My Pallete」は、従来の金融機関向けポータルアプリ「アプリバンキングサービス」を機能拡張した次世代アプリです。インターネットバンキング契約を必要とせず、簡単に残高・明細確認できる機能や税公金等を支払える機能に加え、「収支管理機能」、「目的別預金機能」、ペイジー等^注2の「請求書支払機能」^注3を拡充しています。

ファーストユーザーとなる西日本シティ銀行は、このたび「My Pallete」の「収支管理機能」を採用し、口座保有者向けに提供開始しました。

NTTデータは、今後も本サービスをはじめとしたFintech（フィンテック）領域での新しい取り組みを進め、利用者にとって快適な生活をサポートするサービスの高度化を目指します。

デジタルテクノロジーの急速な普及を背景に、さまざまなFintechサービスが増え、若年層を中心に利用が広がってきています。また、少子高齢化を背景に、将来の有望な顧客となる若年層の取り込みは金融機関の重要な課題のひとつであり、金融機関にとってデジタルテクノロジーを活用した利便性の高いサービスの提供がより重要となってきています。

一方、NTTデータは、デジタルチャネルを利用した金融サービス領域で国内最大のシェアを獲得しており^注4、アプリバンキングサービス（2015年3月サービス開始）では13金融機関、個人向けインターネットバンキング「AnserParaSOL^®」（2013年7月サービス開始）では800を超える金融機関に利用されています。

NTTデータは、これらで培ったノウハウ・知見を生かし、金融機関が利便性の高いさまざまな金融サービスをワンストップで顧客へ提供できるよう、現行のアプリバンキングサービスの後継として、次世代バンキングアプリ「My Pallete」を開発しました。

現行アプリバンキングサービスのファーストユーザーである西日本シティ銀行が「My Pallete」の採用を決定し、本サービスにおいてもファーストユーザーとしてサービスを開始することとなりました。

本サービスは、アプリ利用者の収支管理や支払い、目的別預金といった金融サービスを手軽に利用可能とする金融機関向けのポータルアプリです。インターネットバンキング契約をしていない利用者でも、アプリから必要な情報を登録するだけで即座に利用開始できます。

また、金融機関はさまざまなオプション機能から独自に選択・カスタマイズを行い、安価かつ短期間で自行オリジナルのアプリを作成できます。

なお、「収支管理機能（見る）」、「目的別預金機能（貯める）」、「請求書支払機能（払う）」、「口座情報通知機能（知る）」など複数のFintechサービスを統合したアプリは日本初となります。

このたび西日本シティ銀行において、「My Pallete」のファーストユーザーとして採用が決定され、2017年8月18日より口座保有者向けに提供開始されます。まずは「収支管理機能」を採用し、現行のアプリバンキングでは一覧形式のみでの表示であった残高・明細を、グラフ形式やタイムライン形式でも表示できるようになることから、過去から現在までの収支状況を直感的に把握することが可能となります。

西日本シティ銀行では、2017年秋をめどに、「目的別預金機能」、「請求書支払機能」の採用も予定しています。「目的別預金機能」により、利用者へ資産を貯める楽しさや達成感等の体験を提供して継続的な預金をサポートするとともに、「請求書支払機能」により、いつでもどこでもスマートフォンのカメラを使って払込票を読み取り、アプリに登録した口座からの簡単な支払いサービスを実現するなど、口座利用者に新たな金融体験を順次提供していきます。

NTTデータは、「アプリバンキングサービス」および「インターネットバンキング」をともに国内トップシェアで提供する強みを最大限に生かし、利用者の利便性向上や生涯顧客化のサポートを目指します。

今後もNTTデータは、バンキングアプリ「My Pallete」、個人向けインターネットバンキング「AnserParaSOL」を導入している金融機関を中心に幅広く提供していく予定です。