七十七銀行における「RPA」を活用した業務効率化の本格展開について

サービスインフォメーション

2017年12月20日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は株式会社NTTデータ東北(以下:NTTデータ東北)とともに、株式会社七十七銀行(以下:七十七銀行)の業務において、RPA(Robotic Process Automation)ソリューション「WinActor (ウィンアクター)」を活用した抜本的な業務効率化に2017年11月より本格着手しました。

NTTデータとNTTデータ東北は、七十七銀行におけるRPAの対象業務選定と適合性評価の支援を通して、業務の自動化や時間短縮などの効果が見込まれる約200業務を選定しました。

NTTデータとNTTデータ東北は、七十七銀行において選定された対象業務を段階的にRPA化することによって、RPA推進体制の定着と業務効率化のさらなる拡大に向けた支援を継続していきます。

背景

現在、少子高齢化や人件費の高騰など労働力の確保が問題となっており、オフィスでのデスクワーク自動化・効率化ニーズが高まっています。

NTTデータとNTTデータ東北は七十七銀行において、行内の反復的に発生する定型業務や、データの入力・検索・集計および照合業務等の一部業務について2017年9月より「WinActor」の試行を開始しており、一定の効果を評価されたため、本格導入に向けた対象業務の選定・評価、推進体制整備や管理・運用ルール策定等の支援を進めてきました。

概要

「WinActor」は、Windows端末から操作可能なあらゆるアプリケーションの操作をシナリオとして記録し、自動実行することが可能な純国産のRPAソリューションです。

今回、2017年9月より開始していた「WinActor」の試行について七十七銀行に一定の効果を評価されたことを踏まえ、2017年11月より「WinActor」の本格導入を段階的に開始しています。なお、七十七銀行では、選定された約200業務についてRPAを活用した業務自動化を計画しています。

今後について

NTTデータとNTTデータ東北は、七十七銀行におけるRPAの本格導入に向けた取り組みを継続支援することで、七十七銀行の抜本的な業務効率化の実現に寄与します。また、将来的にはOCRや人工知能を活用していくことで、七十七銀行のRPA適用対象業務の拡大を目指します。

参考

2017年9月27日 サービスインフォメーション

七十七銀行における「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」を活用した業務効率化にかかる試行の開始について

注釈

  • RPA(Robotic Process Automation):認知技術を活用した、主にホワイトカラー業務の効率化・自動化の取り組みを指します。
  • 「WinActor」は日本国内におけるNTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。
  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
第二金融事業本部
第三バンキング事業部
バンキング営業担当
阿久津、吉田
TEL:050-5546-7900