インバウンド送客サービス「CAFIS Traveler™」を提供開始 ～大阪の大型商業施設「なんばCITY・なんばパークス」に導入にて運用開始～

株式会社NTTデータ（以下：NTTデータ）は、インバウンド送客サービス「CAFIS Traveler^™（キャフィストラベラー）」（以下：CAFIS Traveler）を2月13日より提供開始します。また、本サービスは大阪の大型商業施設「なんばCITY・なんばパークス」へ導入が決定し、2018年2月13日より「なんばCITY・なんばパークス」にて利用が開始されました。

本サービスでは、日本国内加盟店の広告をNTTデータが提携している海外現地企業の対顧客向けチャネルへ掲載することができます。これにより、国内加盟店は自社で海外提携先企業を開拓することなく、有力な海外企業の顧客接点チャネルの活用が可能となります。また、本サービスでは該当プロモーションの実績抽出機能も備えており、いつどこでどのクーポンが使用されたか等の実績が見えるようにすることで、最適なプロモーションの計画・実施も可能になります。

今後もNTTデータは「CAFIS Traveler」について、台湾にとどまらず、中国・韓国・東南アジアの広告掲載先の追加を進めることで、訪日外国人旅行者の効率的な送客をより一層支援していきます。

訪日外国人旅行者は年々増加傾向にあり、国内加盟店においては自社メディアの多言語対応や訪日中の海外観光客向けサービスの拡充等対応の必要性が高まっていましたが、訪日前の外国人に対する国内加盟店への送客のためのプロモーションは有効なチャネルの確保、ターゲティングやコストの面で多くの課題がありました。

これまでNTTデータは海外観光客向け決済サービスや多言語商品説明サービス、免税手続きに関するサービスの提供を行ってきましたが、今回これら加盟店の課題を解決するべく、2月13日より国内加盟店に向けて「CAFIS Traveler」を提供開始することとしました。

「CAFIS Traveler」は、訪日外国人旅行者を日本国内の加盟店へ送客するプロモーションサービスです。海外企業の顧客接点チャネルを活用した広告掲載機能、およびキャンペーンの実績抽出機能を合わせて提供します。

加盟店は「CAFIS Traveler」を使うことで、海外企業の対顧客向けチャネルへの広告掲載が可能になります。海外企業との交渉はNTTデータが行うため、加盟店は独自で海外企業との交渉を行うことなく、有力な海外企業のチャネルを活用でき、訪日前の外国人に対して効果的なプロモーションを実施することが可能となります。

なお2月現在、台湾の大手銀行である玉山商業銀行・台新國際商業銀行での広告掲載が可能です。

加盟店は購買促進を図るため、「CAFIS Traveler」に海外旅行者向けのキャンペーンに関する広告掲載を行います。キャンペーンの実施方法は、クーポン利用による割引・ギフトの提供に対応しています。

クーポン利用実績は、NTTデータが提供するiOS（iPad）上で動作するアプリケーションにて簡単に利用実績の収集が可能となります。実績を見える化することで、加盟店は最適なプロモーションの計画・実施することができます。

2018年2月13日、春節による観光客の増加に合わせて大阪の大型商業施設である「なんばCITY・なんばパークス」へ「CAFIS Traveler」を提供し、キャンペーンの運用が開始されました。台湾の大手銀行である玉山商業銀行・台新國際商業銀行の2行のチャネルを用いて、顧客接点として親和性の高いWebサイト、SNS（LINE、Facebook）、モバイルアプリ、メール等でキャンペーン情報を配信し、実際のクーポン引換件数をNTTデータの提供するアプリケーションで集計、Webから照会できるようにすることで実績を見える化しました。

今後もNTTデータは「CAFIS Traveler」について、台湾にとどまらず、中国・韓国・東南アジアの広告掲載先の追加を進めていきます。また、クレジット決済を用いたキャッシュバックキャンペーン等、「CAFIS^®」・「CAFIS Arch^®」等の決済ソリューションとの連携機能を開発することで、より実績集計機能の利便性を高め、加盟店の売上増加を支援していきます。