NelsonHall社の「NEAT Report for Cognitive Self-Healing IT Infrastructure Management」においてリーダーに選出

2023年5月15日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ（以下：NTTデータ）はNelsonHall社発行のアナリストレポート「2023 NEAT Report for Cognitive Self-Healing IT Infrastructure Management」において、リーダーの評価を獲得しました。クラウドベースの自動化プラットフォームであるNucleusとその製品群が評価され、最優秀グループに位置づけられました。

NelsonHall社のベンダー評価レポートである NEAT（NelsonHall Vendor Evaluation and Assessment Tool）は、ベンダー13社を対象に、各社のオファリング、提供能力、市場プレゼンス、コグニティブ＆自己修復型ITインフラ管理^注1によって実現された顧客への提供価値を分析したものです。それぞれのカテゴリーにおいて、顧客の将来的要件への対応能力、顧客への迅速な利益提供能力を基準にリーダー企業が選出されています。

NelsonHall社は、コグニティブ＆自己修復型ITインフラ管理サービスについて、AI・オートメーション・アナリティクスなどのケイパビリティを活用することにより、顧客の業務改革を促進し、あらゆる業務機能にわたって価値提供を可能にすると述べています。NTTデータは、Nucleusプラットフォームと製品および一連のサービスを活用して、オートメーションを鍵とするGo-to-Market戦略で、業界横断的な価値提供を実現しています。

本レポートで、NelsonHall社はNTTデータが個々のユースケースに対応したNucleus製品と、ハイパーオートメーション^注2向けのNucleusプラットフォームを活用して、独立した業務動作を効果的にハイパーオートメーションソリューションに取り込んでいる点に着目しています。例えば製造業の事例の場合、工場の生産量・ユーティリティー設備・インフラストラクチャ・ジャストインタイムの生産管理などです。その他にも、NTTデータでは政府機関のミッションクリティカルなITシステムに対応するNucleusプラットフォームの開発や、ヘルスケア分野における患者とのアクセス・治療・エンゲージメントを促進します。さらに医療機関の収益サイクルやPMH（Population Health Management）^注3を支援するNucleusプラットフォームの開発などを行っています。

NelsonHall社は、NTTデータが独自のNucleusプラットフォームと製品、保有の知的財産、統合可能な他社ソリューションといった強力なツールセットを活用して、マルチクラウドサービスやハイパーオートメーションをサポートしている点を高く評価しています。またNTTデータのオートメーション・機械学習・AI・社内のデジタルスキル向上を狙った活動への投資、クラウドとインフラサービスにおけるグローバルで広範なデリバリー実績にも注目しています。

レポートでは、NTTデータのもう一つの強みとして、グローバルなクラウドビジネスとイノベーションの取り組みを支援するCoEに焦点を当てています。クラウドCoEは、顧客側で最新の設計方針を使用したクラウドネイティブのアーキテクチャー設計を可能にし、NTTデータのマネージドサービスに加え、さらに高いレベルのサポートを提供しています。

NelsonHall社は、コグニティブ＆自己修復型ITインフラ管理の市場規模は、2023年の663億ドルから2026年にはおよそ985億ドルへ、年率13.6％で成長すると予測しています。また企業が運用コストの削減とさらなるイノベーションを図り、ハイブリッド・マルチクラウドインフラを採用することで、市場成長は今後1年間で大きく加速すると見られています。

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