全国166校18,208人の中学生に、次世代を担うIT人材の育成をめざした授業を実施

トピックス

2024年5月17日

株式会社NTTデータグループ

株式会社NTTデータグループ(以下:当社)と株式会社ARROWS(以下:ARROWS)は2023年7月から2024年3月までの9カ月間、次世代を担うIT人材の育成を推進するため、全国166校18,208人の中学生(主に2年生)にIT教育の授業を実施しました。
本授業では、当社とARROWSが「情報技術で実現する未来」をテーマに共同で開発した教材を用いて、実社会におけるITの活用例を紹介するとともに、ボランティアで授業に参加した当社の社員と中学生が学校内の課題をITで解決する方法を一緒に考えました。
本取り組みは初年度となる2022年度は67校7,322人に授業を実施しており、2023年度は導入学校数、受講生徒数ともに2倍以上に増加しました。

本取り組みの背景、概要

当社はこれまでも次世代IT人材の育成に注力しており、2004年から実施する子ども向けIT教育プロジェクトを継承する「NTTデータアカデミア」(対象:小学生)のほか、2008年からは「情報オリンピック」(対象:中高生)にも協賛するなど情報教育の機会を提供してきました。本取り組みは、IT教育の機会をさらに幅広く提供することで、誰もが等しくITを活用できる社会の実現に貢献するとともに、子どもたちにITに対して興味を持ってもらい長期的な社会課題であるIT人材不足の解消をめざすものです。

本授業で使用する教材は、当社とARROWSが共同で開発・作成しました。教員が本教材を使い、ITがもたらす変化や課題解決にITが生かされている事例を紹介します。授業には当社の社員もボランティアで参加し、参加した生徒とともに学校内の課題を情報技術で解決する方法について考えるなどのサポートをしました。

図1:当社とARROWSが共同開発した教材のイメージ

図1:当社とARROWSが共同開発した教材のイメージ

プロジェクト概要

  • 実施期間:2023年7月~2024年3月
  • 対象者:全国166校、中学2年生18,208人
  • 社員ボランティア参加人数:67人(授業サポート:34名、その他広報活動など:33名)

教材概要

  • 教材名称:情報技術の可能性で叶える未来
  • 実施費用:無料
  • 授業時間:各1こま(45~50分)完結
  • 推奨校種・学年:中学校2年生(指導要領にのっとった推奨)
  • 推奨単元:【技術】情報技術とは何だろう
  • 教材内容:授業用スライド・映像教材・ワーク・授業用進行台本等
  • 提供方法:ARROWSの学校向け授業提供サービス「SENSEI よのなか学」を通じて、希望する先生に無料で提供

教材例

図2:授業用スライド・映像教材・ワーク・授業用進行台本など

図2:授業用スライド・映像教材・ワーク・授業用進行台本など

図3:当社の社員の業務紹介や中学生に向けたメッセージを掲載した冊子

図3:当社の社員の業務紹介や中学生に向けたメッセージを掲載した冊子

本授業による効果

授業後の意識変容

本授業実施後に行った「情報技術に対する興味」に関するアンケートでは、授業前と比べて、授業後の「とても興味がある」「まあ興味がある」「興味がある」の回答率が28.0pt高くなり、授業によって情報技術に対する興味が高まったことが見受けられます。

図4:授業による意識変容の結果1

図4:授業による意識変容の結果1

また本授業実施後に行った「情報技術に関する仕事への興味」に関する調査では、授業前の調査と比べて、授業後はトップ2ボックス(T2B)の「とても興味がある」「まあ興味がある」への回答率が15.8pt高くなり、授業によって情報技術に関する仕事への興味が高まったことが見受けられます。

図5:授業による意識変容の結果2

図5:授業による意識変容の結果2

さらに、授業後に「とても興味がある」「まあ興味がある」で回答した生徒のうち、授業後に「技術革新の具体例について調べた」「ICT関連企業や、事業内容を調べた」「情報系の仕事をしている人について調べた」など、何らかのアクションを起こした生徒も多数見受けられました。

キャリア教育につなげる取り組み

本授業では、現在、情報技術に携わる仕事をしている当社の社員のインタビューを掲載した教材も配布しています。本教材では、レジ無し店舗、文化遺産の保全、自動プログラミング技術、農業支援プラットフォームなどをテーマとして、多様な社会問題を情報技術によって解決する当社の社員から、仕事に対するやりがいや中学生に向けたメッセージを伝えています。

今後について

当社は2022年度からスタートした中期経営計画において「サステナビリティ経営」を掲げ、重要課題(マテリアリティ)の一つに「Digital Accessibility」を設定し、「基本的ニーズへ誰もが等しくアクセスできるサービスを実現し、人々のQOL向上を実現する」ことをめざしています。当社は今後も本取り組みを通じて、長期的な視点で次世代を担うIT人材の育成を継続・推進していきます。

株式会社ARROWSについて

「先生から、教育を変えていく」というビジョンを掲げ、2013年から全国の先生が情報共有できる国内最大のオンラインプラットフォーム「SENSEI ノート」を開発・運営。2017年からは、各業界のリーディングカンパニーと組み、先生向けに完全オリジナルの授業用教材パッケージを開発・提供する「SENSEI よのなか学」を展開。

株式会社 ARROWS 企業HP:https://arrowsinc.com/

SENSEIよのなか学:https://arrowsinc.com/business/sensei-yononakagaku/

注釈

  • 上記に登場する商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

本取り組み全般に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータグループ
コーポレート統括本部
サステナビリティ経営推進部
高見、大木戸
E-mail:sustainability@am.nttdata.co.jp

本教育プログラムの利用申込に関するお問い合わせ先

株式会社ARROWS
SENSEI よのなか学 運営事務局
E-mail:info@arrowsinc.com

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