日本最大級コミュニティプラットフォームPeatixのコミュニティアワード2025を受賞
~社員の自発的活動が企業制度・文化を変革する好循環の力~
トピックス
2025年5月28日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)の社内コミュニティCommunity Leader's Community(以下、本コミュニティ)は2025年5月28日、日本最大級のイベント・コミュニティプラットフォームPeatix(ピーティックス)注1の「Peatixコミュニティアワード2025」注2において、ビジネスコミュニティ賞を受賞しました。
本コミュニティは、社内の多様なコミュニティを運営するリーダーの支援やリーダー同士のネットワーク形成、世代や組織を超えた社員同士の活発な交流や活動支援を目的に運営しています。社員の自発的な活動が社内の制度改革やカルチャー変革を実現し、会社全体に好循環をもたらしている点が高く評価され、今回エントリーがあった約450のコミュニティの中から選出されました。
受賞理由
本コミュニティは、社内で活動しているコミュニティ/リーダーの可視化、活性化、プレゼンス向上施策等を通して、会社全体でコミュニティ活動を推進する文化醸成に取り組んでいます。活動を通して、多様な価値観を持つ社員が役職や部門・会社、世代の壁を越えてつながり、コミュニティが盛り上がることで企業文化の変革やイノベーションの促進を目指しています。
主な活動内容
- 【可視化】
コミュニティリーダー図鑑の作成、社内コミュニティの整理により、社員のコミュニティ参加を促進 - 【活性化】
コミュニティセミナー・相談会の開催、コミュニティ立ち上げサポートなどコミュニティを幅広く支援 - 【プレゼンス向上】
全社ネットワーキングイベントにおけるコミュニティセッションの企画・実行経営企画本部と協働して、コミュニティ活動を事業成長につなげるための施策を立案
このような活動により、会社としてコミュニティを支援する「社内コミュニティ支援制度」が施行されるなどの社内の制度改革や全社的なナレッジ交換の促進といったカルチャー変革につながり、会社全体に好循環をもたらしている点が高く評価され、「Peatixコミュニティアワード2025」において、ビジネスコミュニティ賞を受賞しました。
「Peatixコミュニティアワード2025」は、地域密着型の活動から企業内の取り組みまで、全国で活動するコミュニティの優れた実践を表彰する授賞プログラムです。全国から約450のエントリーがあり、11のカテゴリーごとに3コミュニティ、計33団体が選出されました。

図:Peatixコミュニティアワード2025の賞
NTTデータが取り組むコミュニティ活動
このたび受賞したコミュニティに加え、現在、社内には100を超えるコミュニティが存在し、日々多様な活動を展開しています。具体例は以下の通りです。
コミュニティ名注3 | 取り組み概要 |
---|---|
デジタルナレッジシェアコミュニティ (ナレッジ共有/5,000名) |
社員のノウハウを文書化して共有するシステムに加えて、コミュニケーションを通じて暗黙知を共有するコミュニティ。システムの検索では見つからない最新情報や、文書化が難しい踏み込んだ情報、対面ならではのリアルな情報などを、組織や役職を超えた社員同士で共有する。業務上の困りごと・悩みが投稿されると、解決に至る手がかりや解決策、類似事例、知見のありそうな有識者の情報などが投稿され、問題解決のきっかけを得る場になっている。 |
BDSコミュニティ (新規ビジネス創出/1,300名) |
新規ビジネス創出に関心ある社員が集う有志コミュニティ。参加者相互の助け合いによるアイデアの仮説検証・ブラッシュアップを軸に、社内ビジネスコンテストとのコラボレーションや、新規ビジネスに挑戦する方の取り組みを深掘りするラジオ風番組「BDS Radio」の開催など、活発に活動中。近年では他の大手企業との共催イベントを開催する等、社内に留まらない活動を展開中。 |
Microsoft University (技術/2,100名) |
Microsoft技術に関わる社員が集うコミュニティ。「最新セミナー・アップデート情報の連携」、「社内勉強会・技術イベント・ハッカソンの開催」、「現場技術者が開発・業務の中で直面する技術的課題を共有し解決策を探る相談機能」、「Microsoft社員も巻き込める案件創出相談の場」などを提供。技術者たちが楽しく最新の技術や知識を習得し続けられる環境を用意している。 |
また、これらのコミュニティリーダーとともに、組織横断でのネットワークづくりのきっかけの場として、2024年8月に国内事業に携わるNTTデータのグループ会社の社員と一体で企画・運営する初のネットワーキングイベントを開催しました。当日は700名超のグループ社員が一堂に会し、コミュニティの在り方やさまざまなビジネステーマに関して世代や組織をこえて、対話することでグループ社員の一体感を高めました。また、各領域で強みを持つグループ会社間の関係構築ができたことで、グループ会社間連携のハードルを下げ、シナジー創出のきっかけや風土醸成に寄与しました。
今後について
NTTデータは、社員一人一人の多様性や思いを尊重し、創造性とイノベーションを促進するための取り組みを推進しています。その一環として、多様な価値観を持つ社員が役職や部門、世代の壁を越えてつながるコミュニティ活動は参加する社員が互いに支え合い協力することで、個々の成長を促し、組織への貢献度を高め、NTTデータ全体としての競争力を強化するための基盤を築くことができると考えます。
今後も社員の自主的な活動への支援を行い、風通しのよい企業文化を醸成することで、社会やお客さまへの提供価値を最大化し、持続的な成長を実現します。
注釈
- 注1 ピーティックスは、「出会いと体験を広げる」サービスとして、有志の集まりから大型フェスまで規模やジャンルを問わず活用できる、日本最大級のイベント・コミュニティプラットフォームです。(https://peatix.com/)
- 注2 https://feature.peatix.com/ja/community-awards
- 注3 2025年5月時点のメンバー数
- 文章中の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
経営企画本部
経営戦略室
事業戦略担当
内藤、浜野