幅広いお客さまの仮想化基盤の導入から運用までを支援する、「Prossione Virtualization® 2.0」提供開始

~設計・構築工数を約60%削減、8年間の長期サポートとパートナー連携による多様な販売チャネルを提供~

トピックス

2026年2月12日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、「Prossione Virtualization®(読み:プロッシオーネ バーチャライゼーション)注1」の新バージョン「Prossione Virtualization 2.0」を2026年3月より提供開始します。Prossione Virtualization 2.0では、仮想化基盤の新規構築から運用までの一連の管理作業をGUIで一元的に実行可能とします。これに加え、高可用構成の導入や他の仮想環境からの移行などの機能により、これまで高度な専門知識を要していた設計・構築に関わる工数を約60%削減注2します。
また、今後長期サポート(LTS注3)版に更新することで8年間のサポートを得られるようになり、頻繁な基盤更改や再検証を行うことなく、長期間にわたり安定した仮想化基盤の利用が可能となります。これにより、社会インフラや基幹システムなど、長期にわたる安定稼働が求められるシステムにも安心して適用できます。さらに、パートナー企業との連携により、業種・要件・利用形態に応じたサービスを展開し、幅広いお客さまの仮想化基盤の導入から運用までを支援します。

背景

仮想化基盤製品を取り巻く市場環境の急速な変化により、お客さまはコスト増加やシステム主権の確保といった課題に直面しており、仮想化基盤製品の再選定が進んでいます。そのような中、NTTデータは、多様な仮想化基盤のシステム開発・運用の実績を活かし、仮想化基盤を効率的に管理するためのサービスとして「Prossione Virtualization」の開発を進めてきました。その初期リリースとして、2025年7月より「Prossione Virtualization 1.0」の提供を開始しています。

Prossione Virtualization 2.0の概要

NTTデータは「Prossione Virtualization 2.0」を2026年3月より提供開始します。本バージョンではサーバー数十台程度までの中小規模システムを主なターゲットとしています。「Prossione Virtualization 1.0」に対して、仮想化基盤の新規構築および既存の仮想化基盤からの移行を想定した機能を強化しています。
主な追加機能としては下記です。

  • Kernel-based Virtual Machine(以下:KVM注4)の利用に最適化されたOS「Prossione Virtualization OS注5(以下:PVOS)」
  • 既存の仮想化基盤から仮想マシンを移行する際の支援ツール(PV-V2V)
  • ホストサーバー故障時の仮想マシンの自動復旧(PV-HA)
  • 仮想マシンの構成変更
  • ネットワーク・ストレージの管理

あわせて、製品に関するナレッジや技術サポートを提供することで、迅速な導入と長期にわたる安定的な運用を支援します。なお、すでに「Prossione Virtualization 1.0」を利用中のお客さまは、アップデート製品として「Prossione Virtualization 2.0」を利用可能です。

図1:Prossione Virtualization 2.0の主な提供内容

Prossione Virtualization 2.0の導入効果

(1)設計・構築に関わる工数を約60%削減

Prossione Virtualization 2.0は、専門的な知識や経験に依存するケースが多かった、仮想化基盤の導入から運用までを効率的に実施できるよう支援します。KVMの利用に最適化されたOS(PVOS)により、専門知識が必要であったシステム設計作業時間を軽減します。また、仮想マシン移行支援ツールにより、他の仮想化基盤からの移行時における手動操作回数を削減できます。さらに、仮想マシン構成、ストレージ、ネットワーク管理をGUI上から直感的に操作可能になることで、仮想化基盤の設計・構築などの工数を約60%削減します。

(2)高度な専門性を必要としていた高可用構成を容易に実現

従来は複雑な設計を必要としていた高可用性構成をGUI上から容易に設定できます。ホストサーバー障害時に仮想マシンの自動復旧を行うことで、99.999%の高可用性を実現し、サービス継続性を確保します。

(3)8年間の長期サポートによる安定的な継続運用

今後提供するLTS版に更新することで8年間の長期サポートが得られます。LTS版の利用により、製品アップデートに伴う不具合発生リスクを低減し、社会インフラシステムなど、長期にわたり安定稼働が求められるシステムにおいても安心して利用できます。

販売・提供体制について

NTTデータは、「Prossione Virtualization」の提供にあたり、パートナー企業と連携した販売・提供体制を構築します。本体制により、さまざまな業種や利用用途、運用形態に対応します。お客さまは、パートナーおよびNTTデータによる支援のもと、安心して自社の要件に適した形でProssione Virtualizationを導入できます。

図2:主なパートナー企業(2026年2月12日時点)

今後について

NTTデータは、これからもお客さまからの要望に応えながら、仮想化基盤の構築の効率化や運用性向上につながる機能拡張を継続的に進めていきます。さらに、パートナーを拡大していくことで、「Prossione Virtualization」の価値向上を図り、お客さまシステムの長期的な安定運用の実現を支援していきます。

エンドースメント

「このたび、NTTデータが提供する「Prossione Virtualization」のディストリビューターとして協業できることを、光栄に存じます。仮想化基盤においては、システム規模や運用方針など、お客さまごとに求められる要件が多様化しており、オープン技術を活用して管理・運用の効率化と安定性を両立する本製品は、そうしたニーズに応える選択肢の一つになると考えています。SB C&Sは、ITディストリビューターとして培ってきた製品展開力やパートナー連携の知見を生かし、NTTデータの技術力と組み合わせることで、より多くのお客さまにとって導入・活用しやすい形で本製品を提供してまいります。」

SB C&S株式会社
執行役員(ICT事業 エンタープライズ営業担当)兼 ICT事業本部 第2営業本部長 友 秀貴

「NTTデータ様の「Prossione Virtualization 2.0」の発表を心より歓迎致します。
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は「Prossione Virtualization」が備える仮想化基盤の管理・運用を高度に効率化する仕組み及び長期保守と、CTCが長年培ってきたシステムの信頼性・安定性を高める取り組みを融合させることで、CTCが描く次世代ITインフラ基盤に沿う極めて重要な要素になると確信しています。
今後もCTCはNTTデータ様との協業推進を通じ、公共・金融・法人・テクノロジー分野を中心に、お客さまの柔軟なシステム構築/運用維持管理を強力に支援して参ります。」

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
情報通信事業グループ 情報通信第1本部長 西本 光男

参考

注釈

  • 注1 「Prossione Virtualization」はKVMを利用した仮想化基盤を管理・運用するためのサービス、および製品群の総称です。
  • 注2 従来のKVMベースの仮想化基盤を手動操作で構築する際との比較
  • 注3 Long Term Supportの略。
  • 注4 Kernel-based Virtual Machine(KVM)はOSSであるLinuxカーネルに含まれる、サーバー仮想化を実現するためのソフトウェアモジュールです。
  • 注5 「Prossione Virtualization OS」はKVMをベースとしたサーバー仮想化ソフトウェアであり、「Prossione Virtualization」の一部として提供されます。
  • 「Prossione Virtualization」は株式会社NTTデータの登録商標です。
  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
ソリューション事業本部
クラウド&データセンタ事業部
OSSソリューション統括部
E-mail:prossione-support@hml.nttdata.co.jp