Gemini EnterpriseおよびGoogle Workspaceのライセンス提供を開始、成果創出まで支援するモデルを国内で本格展開
~正規販売パートナーとして販売と導入・定着支援を一体化し、AIの高度活用を推進~
トピックス
2026年6月9日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、2026年6月8日より、Google Cloudとのグローバルパートナーシップ注1に基づき、「Gemini Enterprise」および「Google Workspace」の正規販売パートナーとしてライセンス提供を開始します。あわせて、これまで提供してきたGemini Enterpriseの導入から活用定着、成果創出までを一体で支援する「アクセラレーションプログラム」を、ライセンス提供と組み合わせた提供モデルとして体系化し、国内向けに本格展開します。
本プログラムでは、AIの導入支援に加え、全社推進体制の整備、利用者向け研修、ユースケース創出、業務適用に向けた伴走、AIエージェント構想の策定までを提供します。これにより、AIの利用を個人や一部門にとどめず、全社的な業務適用へと拡大します。さらに、AIエージェントを業務プロセスに組み込む「Agentic Enterprise」注2の実現を促進し、業務変革につなげます。ライセンス提供と本プログラムを組み合わせることで、個人・チーム単位の生産性向上から全社横断の業務変革を推進します。また、NTTデータはGoogle Cloudとのグローバルパートナーシップの拡大・強化を通じて、Gemini Enterpriseを活用したAIの実証実験から本番展開への移行を加速し、今後もグローバルでの連携を通じて、本取り組みをさらに強化していきます。
背景
企業における生成AI活用は、個人単位から組織単位へと拡大しています。東京商工リサーチが2026年4月27日に公表した「生成AI」に関するアンケート調査注3では、大企業の59.1%が組織として生成AIの利用を推進しています。一方で、同調査では、生成AI活用による今後の人員構成への影響として、大企業では「既存業務の効率化で、従業員を配置転換する可能性がある」が46.7%で最も高く、現時点では既存業務の効率化を起点とした活用が中心であることがうかがえます。そのため、生成AI活用を全社的な業務変革や成果創出につなげるには、単なるツール導入にとどまらず、全社推進体制およびガバナンスの整備、人材育成、業務適用、効果測定までを含めた活用支援の必要性が高まっています。
NTTデータは2025年8月にGoogle Cloudとのグローバルパートナーシップを締結し、生成AIを含むクラウド領域での連携を強化しています。今回の取り組みは、このパートナーシップに基づき、日本市場における具体的な提供モデルとして展開するものです。
グローバルでのGemini Enterpriseの活用推進体制
NTTデータは、Google Cloudとのグローバルパートナーシップのもと、Gemini Enterpriseを中核としたAI活用をグローバルで一体的に推進しています。
また、業界横断および業界特化のユースケースに対応した最大500のAIエージェントの共同開発を推進します。これにより、再利用可能なユースケースや開発基盤を整備し、各地域・各業界におけるAI活用の高度化と価値創出を加速し、企業のAI活用を実証段階から本番運用へと展開することを支援します。
日本市場で展開する今回のライセンス提供およびアクセラレーションプログラムとも連動し、日本企業におけるAI活用の高度化と全社展開を加速します。
概要(特長)
NTTデータは、グローバルで推進するGemini Enterpriseの取り組みと連動し、日本市場においてライセンス提供とアクセラレーションプログラムを組み合わせた提供モデルを展開します。これにより、個人・チームの生産性向上から全社横断のAIエージェント活用までを一体的に推進し、企業のAI活用を部門単位にとどめず全社的な業務適用へと拡大します。主な特長は以下の4点です。
1.導入から成果創出までの一体支援
全社でAIの利用を推進する専門組織であるCenter of Excellence(CoE)注4の立ち上げおよび運営支援、利用者向け研修、業務に即したユースケース創出、業務適用に向けた伴走、AIエージェント構想の策定までを提供します。これにより、企業は段階的にAIの業務適用範囲を拡大できます。
2.実践知に基づく支援
NTTデータが多様な業種・業務で蓄積したコンサルティングおよびシステム実装の知見に加え、自社で先行導入する「クライアントゼロ」の取り組みで得たノウハウを活用します。実業務で検証された知見を基に、実効性のあるユースケース創出と展開を支援します。
3.ライセンス提供と導入支援の一体化
Gemini EnterpriseおよびGoogle Workspaceのライセンス提供に加え、導入アセスメントやセキュリティ設定などの初期導入支援を提供します。これにより、お客さまは導入時の検討負荷を抑えながら、AIの利用を開始できます。
4.AIエージェント活用の高度化を見据えた展開
Gemini Enterpriseの活用の先には、AIエージェントを業務プロセスに組み込み、業務を自動化・高度化する「Agentic Enterprise」があります。その実現には、社内システムと連携するAIエージェントと、それらを統合的に管理・運用する基盤(Agentic OS注5)の整備が求められます。NTTデータは、本プログラムに続く取り組みとして、Agentic Enterpriseの実現に向けた構想策定からシステム実装までを一貫して支援します。
今後について
NTTデータは、Gemini EnterpriseおよびGoogle Workspaceの導入拡大と活用定着を進めるとともに、各業種・業務でのユースケース創出を推進します。今後もAIエージェントの活用領域を拡大し、企業の業務変革と生産性向上の実現に貢献します。また、Google Cloudとのグローバル連携を通じて、より高度な生成AIの利用を支援していきます。
エンドーズメント
グーグル・クラウド・ジャパン合同会社 上級執行役員 パートナー事業 兼 法人営業統括 上野 由美
「このたびの株式会社NTTデータによるGemini EnterpriseおよびGoogle Workspaceのライセンス提供開始、ならびに導入から成果創出までを一体で支援する『アクセラレーションプログラム』の本格展開を心より歓迎いたします。NTTデータが多様な業種でのシステム実装で培った知見やノウハウを融合した本プログラムは、日本のお客さまの生成AI 導入におけるハードルを下げ、実践的なユースケースの創出を強力に後押しするものです。Google Cloudは今後も、NTTデータとのパートナーシップの強化および最先端の技術提供により、お客さまのビジネス成長を支援してまいります。」
NTTデータグループが描くAI活用の未来
NTTデータグループは、積極的なAI活用の推進とガバナンスの両輪でお客さまのビジネス、当社のビジネスの変革を推進します。お客さまのビジネスでは、AIエージェントが指示に応じ自律的に対象業務のタスクを抽出・整理・実行する「Smart AI Agent®」の実現をめざします。当社のビジネスでは、ソフトウェア開発の大幅な生産性向上や実践的AI人財の育成を加速します。これらを通じて、AIネイティブな業務プロセス改革に取り組み、人手不足等の社会課題解決に貢献するとともに、人が付加価値の高い業務領域に注力できる世界を実現していきます。
注釈
- 注1 業界に特化したエージェント型AI導入とクラウドモダナイゼーションの加速を目的に2025年8月にNTTデータグループとGoogle Cloudが締結したグローバルパートナーシップです。Google Cloudとグローバルパートナーシップを締結し、業界に特化したエージェント型AI導入とクラウドのモダナイゼーションを加速 | NTTデータグループ - NTT DATA GROUP
- 注2 Agentic Enterpriseとは、人とAIが協働しながら業務を自律的に動かす新しい企業構造です。
- 注3 「生成AI」大企業の約6割が組織で活用推進 将来的に人員配置・抑制の見直し検討 53.4% | TSRデータインサイト | 東京商工リサーチ
- 注4 Center of Excellence(CoE)とは、全社で生成AI活用を推進する中核組織です。
- 注5 Agentic OSとは、AIエージェントが企業内で自律的に業務を遂行するために必要な、業務・データ・ルール・社内システムなどの企業コンテキストを集約・連携させる基盤です。
- 「Smart AI Agent」は、株式会社NTTデータグループの米国、英国、欧州連合および日本国内における登録商標です。
- その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
テクノロジーコンサルティング事業本部
テクノロジーコンサルティング事業部
新屋、望月
お問い合わせはこちら