AIを活用した発明発掘を支援するサービスを先行提供開始

~研究開発部門と知財部門をつなぎ、企業の知財業務変革を支援~

トピックス

2026年8月19日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、企業の知的創造サイクルの高度化に向け、知財業務の変革を支援するサービスの提供を開始します。本サービスは、研究開発部門と知財部門をつなぎ、発明相談から知財活用までの業務を支援するものです。その第一弾として、AIを用いて発明相談から発明提案書作成までのプロセスを円滑にする発明発掘を支援するサービスを、2026年10月以降に提供開始します。
本サービスは、AIが発明を自動生成するものではなく、研究者・開発者の発明発掘を支援するものです。AIは、研究開発部門と知財部門をつなぐパートナーとして、技術的な工夫や特長の整理から発明提案書作成までを支援します。これにより、研究開発部門による発明提案書作成の負荷軽減や、知財部門の内容確認・追加ヒアリングの効率化を実現し、より戦略的な知財活動に注力できるようになります。
NTTデータは、知財領域における行政システムの構築・運用支援に携わってきた経験と、AIをはじめとしたテクノロジーを掛け合わせ、企業の知財業務全体の変革を支援し、知的創造サイクルの高度化に貢献します。

背景

近年、知的財産やノウハウなどの無形資産を企業価値の向上につなげる重要性が高まっています。一方、日本企業では、欧米諸国の企業と比べて企業価値に占める無形資産の割合が低く、知的財産を戦略的に活用する仕組みづくりが課題となっています。また、多くの企業では、研究開発部門で生まれる技術的な工夫やアイデアが発明として十分に認識・整理されず、知財活動につながらないケースがあります。知財部門においても、発明内容の確認やヒアリングに多くの時間を要し、戦略的な知財活動に十分なリソースを充てにくい状況があります。
NTTデータは、知財領域における行政システムの構築・運用支援を通じて培った知見とAI技術を組み合わせ、研究開発部門と知財部門をつなぎ、企業の知財業務の変革と知的創造サイクルの高度化を支援します。

概要(特長)

NTTデータは、企業の知的創造サイクルの高度化に向け、知財業務の変革を支援するサービスの提供を開始します。本サービスは、AIを活用して研究開発部門と知財部門をつなぎ、発明相談から知財活用までの業務を段階的に高度化することを目的としています。企業ごとの知財業務や課題に応じて適用範囲を広げながら、知財業務全体の改善を支援します。今回、その第一弾として、発明発掘を支援するサービスを2026年10月以降に先行して提供開始します。
本サービスでは、AIにより発明を自動生成するのではなく、研究者・開発者の発明発掘のプロセスをAIが支援するアプローチを採用しています。AIは、研究開発部門と知財部門をつなぐパートナーとして機能し、研究開発部門における技術的な工夫や特長の整理をサポートします。知財部門が検討しやすい形につなげることで、発明相談から発明提案書作成までのプロセスを支援します。

図:NTTデータがめざす知的創造サイクルの高度化

主な特長は以下のとおりです。

  1. 発明提案書作成を支援
    発明提案書作成支援機能では、多種多様なインプット情報を基に、発明提案書の作成を支援します。AIは、不足している情報や知財部門が確認すべき観点を提示することで、研究開発部門による発明提案書の作成負荷を軽減します。これにより、知財部門は内容確認や追加ヒアリングに要する時間を削減し、より戦略的な知財活動へ注力できます。
    事前検証では、「発明のポイントや知財として押さえるべき観点の反映による発明提案書の質の向上」に加え、「知財部門が発明の本質を把握しやすくなる」「部門間コミュニケーションが円滑になる」といった効果を確認しています。
  2. 企業ごとの知財業務に応じたソリューションを提供
    企業ごとの知財業務や課題に応じて、社内外の研究データや知財情報、既存システムとの連携を含めた最適なソリューションを提供します。SaaS型サービスからAI活用基盤の構築まで、お客さまの環境や目的に応じたサービスを通じて、AI活用の導入から組織への定着、さらには知財による価値創出を実現する業務変革までを一貫して支援します。
  3. 知財業務全体を支援するサービスを展開
    知財分析や知財活用などへサービスを拡充するとともに、AI活用基盤の構築や業務改革コンサルティングを組み合わせることで、知財業務全体の変革を支援します。さらに、研究開発部門や知財部門に加え、事業部門や経営企画部門との連携を促進し、知財の事業や経営への活用を通じて、企業価値の向上に貢献します。

今後について

今後、お客さまの知財業務や課題に応じてサービスを順次拡充し、知財業務全体の変革を支援します。これにより、知的財産の創出から活用までを支え、企業の知的創造サイクルの高度化に貢献します。

イベント出展のお知らせ

NTTデータは、2026年9月16日(水)~18日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第35回 2026知財・情報フェア&コンファレンス」に出展します。
会場では、提供開始予定の発明発掘を支援するサービスをはじめ、知財業務の変革を支援する各種ソリューションをデモンストレーションとともに紹介します。また、技術探索や社内外データを活用した分析、知財業務へのAI適用に関する相談を受け付けます。

イベント名:
第35回 2026知財・情報フェア&コンファレンス
開催日:
2026年9月16日(水)~9月18日(金)10:00~17:00
会場:
東京ビッグサイト 東3ホール 東京都江東区有明3-10-1
主催:
一般社団法人発明推進協会・一般財団法人日本特許情報機構・産経新聞社
公式HP:
https://pifc.jp/2026/index.html
出展ブース:
株式会社NTTデータ(小間番号:3-D04)

注釈

  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
第一公共事業本部
パブリックサービスデザイン事業部
企画統括部
営業担当
E-mail:psdd.ip@am.nttdata.co.jp
TEL:050-5546-2690