AI時代のサイバーセキュリティ強化に向けパロアルトネットワークスと戦略的グローバルアライアンスを締結

~グローバル水準のAIを活用したセキュリティ技術とコンサルティング・システム構築の知見を組み合わせ、お客さまのセキュリティ強化を支援~

トピックス

2026年8月31日

株式会社NTTデータグループ

株式会社NTTデータグループ(以下、NTTデータグループ)は、パロアルトネットワークス(本社:米国カリフォルニア州、以下、パロアルトネットワークス)と、企業によるAIの安全な導入、サイバーセキュリティの高度化、複雑なIT環境の簡素化、サイバーレジリエンスの強化を支援するため、複数年にわたる戦略的グローバルアライアンスを締結しました。対象市場は日本を含むグローバル全体です。
パロアルトネットワークスにとって、グローバルにコンサルティング、システム構築、運用サービスを提供するITサービス企業と、このような戦略的アライアンスを締結するのは初の取り組みです。本取り組みを通じ、両社はグローバルで2029年末までに10億米ドル規模の共同ビジネス創出をめざします。
本アライアンスによりパロアルトネットワークスのAIを活用したサイバーセキュリティプラットフォームと、NTTデータグループのコンサルティング、システム構築、マネージドサービスを組み合わせることでサイバーセキュリティに関する支援を加速させます。さらに共同での技術開発・検証やソリューション開発、グローバルで連携した提供を通じ、サイバーリスクの把握からAIの安全な導入、セキュリティ戦略の策定、システム導入、運用までを一貫して支援していきます。また株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)が、日本市場においてもお客さまのAI活用とサイバーセキュリティの強化を支援します。

背景

生成AIをはじめとするAIの企業利用やクラウドサービスの利用が広がる中、企業が管理すべきサイバーリスクも複雑化しています。また、AIを用いたサイバー攻撃の高度化や高速化への対応も課題となっています。企業には、AIを安全に活用するためのガバナンスに加え、脅威の検知、調査、対応を継続的に行う仕組みが必要です。
NTTデータグループとパロアルトネットワークスは、これまでも各業界の企業・組織に対し、サイバーセキュリティ関連のサービスを提供してきました。直近では、フロンティアAI注1領域でも連携を進めています。こうした取り組みをグローバルで拡大し、企業のAI活用とサイバーセキュリティの高度化を一体で支援するため、両社は複数年にわたるグローバル戦略的アライアンスを締結しました。

概要(特長)

NTTデータグループはパロアルトネットワークスと、本アライアンスを通じ、サイバーセキュリティ戦略の策定からシステム導入、AIを活用したセキュリティ運用までをグローバルで一貫して支援します。
両社は共同投資のもと、共同での技術開発・検証やソリューション開発を進めます。また、グローバルで連携した提供体制を構築し、お客さまのサイバーリスクの把握、安全なAI導入、セキュリティ環境の継続的な改善を支援します。
NTTデータグループでは、2,000名を超えるパロアルトネットワークス認定プロフェッショナルに加え、専任のForward Deployed Engineer注2が本アライアンスを支えます。これらの専門人材を活用し、導入の効率化とお客さまの成果創出までの時間短縮を図ります。さらに当社は、7,500名を超えるサイバーセキュリティ人材を擁し、70カ所以上のデリバリーセンター、20カ所以上のAutonomous Cyber Defense Center注3を展開しており、これらとも連携して取り組みます。
また、パロアルトネットワークスのエンジニアリングチームと直接連携し、同社プラットフォームの最新機能へ早期にアクセスします。これにより、AIを活用したサイバーセキュリティサービスの開発、検証、提供を加速します。
NTTデータグループが有するグローバルでのケイパビリティと、パロアルトネットワークスのAIを活用したセキュリティプラットフォームやUnit 42®注4の脅威情報を組み合わせます。複雑なIT環境におけるAIの安全な導入に必要な技術、専門性、デリバリ体制をグローバルで提供します。

6つの重点領域

両社は、金融、ヘルスケア、製造、公共分野などを中心に、主に以下の6領域でソリューションを展開します。

1.Autonomous SOC(Security Operations Center)

自律的にタスクを実行するAgentic AI注5とマネージドサービスを活用し、高度化・高速化するサイバー攻撃の検知、調査、対応を迅速化するとともに、セキュリティ運用の複雑性を低減します。

2.AIガバナンス

AIのライフサイクル全体にガバナンス、セキュリティ、リスク管理を組み込み、説明責任や透明性を確保しながら、企業によるAI活用の拡大を支援します。

3.人・マシン・AIエージェントのアイデンティティ保護

人、端末、AIエージェントなどの識別情報やアクセス権限を管理し、企業の重要なシステムや情報を保護します。

4.ゼロトラスト/SASE(Secure Access Service Edge)

統合されたゼロトラストおよびSASEアーキテクチャに、AIを活用した脅威の検知・防御を組み合わせ、ユーザー、アプリケーション、データを保護します。

5.クラウドレジリエンス

AIを活用したセキュリティ体制の管理により、マルチクラウド環境の可視性とコンプライアンス対応を高め、リスク低減を支援します。

6.ファイアウォールのモダナイゼーション

ファイアウォール環境を刷新し、複雑性を低減するとともに、可視性とセキュリティを向上します。

日本における展開

NTTデータはこれまで、国内市場における金融、官公庁、製造、流通など幅広い業界に、パロアルトネットワークス製品・サービスの販売、設計、構築、運用を進めてきました。2026年6月には、Managed Security Service Providers(MSSP)認定で、日本を含むアジア太平洋地域の最高ランク「Theater Diamond」を獲得しています。注6また、2026年7月31日から、フロンティアAIを活用し、脅威・脆弱性の発見から修復、継続運用までのサイバーリスク対応を支援する取り組みを進めています。注7
本アライアンスを通じてグローバルでの共同イノベーションや技術、人材、脅威情報を活用し、日本のお客さまのサイバーセキュリティ強化を支援します。

今後について

今後NTTデータグループは、パロアルトネットワークスと共同イノベーションとソリューション開発を推進していきます。
AIガバナンスからネットワーク、クラウド、アイデンティティ、セキュリティ運用までを包括的に捉え、「AIを安心安全に使えるセキュリティ」と「AIを活用して高度化するセキュリティ」の両面から、企業のAI活用を支援します。
本アライアンスを通じて得られるグローバルの技術や専門人材の知見と、国内で培ったセキュリティ事業の知見を組み合わせ、日本のお客さまのサイバーレジリエンス向上を支援します。

注釈

  • 注1 フロンティアAIは、高度な推論や問題解決能力を持ち、複雑な業務への適用が進む最先端のAI技術を指します。
  • 注2 Forward Deployed Engineerは、AI活用を前提に顧客と共に課題を探索し、実装・定着・継続改善まで伴走するとともに、その知見をサービス・プロダクトへ還元することで顧客価値と事業価値の双方を高める取り組みです。
  • 注3 Autonomous Cyber Defense Centerは、AIや自動化技術を活用してサイバー攻撃の検知、分析、対応を行うNTTデータグループのセキュリティ運用拠点です。
  • 注4 Unit 42は、パロアルトネットワークスの脅威インテリジェンスおよびインシデント対応チームです。
  • 注5 Agentic AIは、与えられた目標に基づき、必要な処理を判断しながら自律的に複雑なタスクを実行するAIです。
  • 注6 パロアルトネットワークスのManaged Security Service Providersで最高ランクに認定
    https://www.nttdata.com/global/ja/news/evaluation/2026/060800/
  • 注7 フロンティアAIを活用したサイバーリスク対応サービスを提供開始
    https://www.nttdata.com/global/ja/news/release/2026/070700/
  • Palo Alto Networks、Unit 42、およびPalo Alto Networksのロゴは、米国および世界各国・地域におけるPalo Alto Networks, Inc.の商標または登録商標です。
  • 本ニュースリリースに記載している将来の計画・目標等は、発表日時点の情報に基づくものであり、今後変更となる可能性があります。
  • 文章中の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
テクノロジービジネス事業本部
テクノロジーセールス事業部
ソリューション営業担当
E-mail:resilience-partneralliance@hml.nttdata.co.jp