サステナビリティへのコミットメントを行動につなげるグローバルイニシアチブ「Intact, intelligent action.」を開始
トピックス
2026年10月20日
株式会社NTTデータグループ
株式会社NTTデータグループ、株式会社NTTデータ、および株式会社NTT DATA, Inc.(以下、NTTデータグループと総称)は、サステナビリティへのコミットメントを具体的な行動へとつなげることを目的としたグローバルイニシアチブ「Intact, intelligent action.」(以下、本取り組み)を開始します。本取り組みでは、アウェアネス、テクノロジー、スチュワードシップを組み合わせ、世界各地の貴重でありながら保護が求められる自然環境を守るための活動を展開します。第一弾として、南極で活動を展開します。
2026年11月25日から12月2日まで、NTTデータグループの社員12名が、極地探検家Robert Swan(ロバート・スワン)氏とともに、同氏が率いる「2041 Leadership on the Edge」南極遠征に参加します。南極半島および周辺の島々を学びの場として、NTTデータグループの社員は60名を超える企業やコミュニティーのリーダーとともに、困難な状況下におけるリーダーシップ、気候政策、サステナビリティ、イノベーションについて学び、コミットメントを行動に移すための方策を探求します。
背景
NTTデータグループは2022年からSwan氏との協働を開始し、2025年には同氏をSustainability Ambassador(サステナビリティ・アンバサダー)に任命しました。今回の遠征は、Swan氏が初めて南極点遠征を行ってから40周年となる節目に実施されます。1986年、Swan氏は約900マイル(約1,450km)にわたる無支援徒歩による南極点遠征を率いました。その3年後には別のチームを率いて北極点に到達し、史上初めて徒歩で南北両極に到達した人物となりました。2003年以降、20回を超える船による南極遠征を率いており、今回の遠征は、Swan氏が自ら企画し、率いる最後の南極遠征となる予定です。今後も環境保全活動やその他の遠征を続けるとともに、NTTデータグループとの協働も継続します。
本取り組みは、NTTデータグループのサステナビリティ戦略の中核をなすフレームワーク「Planet. Prosperity. People.」に基づくものです。このフレームワークは、環境、経済、社会にポジティブな成果をもたらすことをめざし、NTTデータグループの事業活動、イノベーション、サステナビリティ関連ソリューション、顧客との取り組みを方向づけています。
NTTでデータグループはこれまで、グローバルに、自社の事業活動やデータセンターにおける環境負荷の低減に向けたITの実践、ビジネス・社会・環境課題に焦点を当てた研究・イノベーション、Swan氏による「Undaunted: South Pole 2023」遠征への協賛、オーストラリアのデインツリー熱帯雨林における「Smart Rainforest」イニシアチブの実現支援などに取り組んできました。また、2025年にはSwan氏が南極から行った「Ice Station」配信を支援し、同配信は25以上の国と地域の推定210万人の若者に届けられました。
株式会社NTTデータグループ グループ経営企画統括本部サステナビリティ経営推進本部長 David Costaのコメント
「『Intact, intelligent action.』は、サステナビリティへのコミットメントを、地球環境を支える具体的な行動へと移していく動きを加速するための取り組みです。私たちは、人々が守るべき場所を実際に体験し、理解したうえで、テクノロジー、責任ある選択、そして協働によって、それらの場所をどのように守ることができるのかを考えるきっかけを提供したいと考えています。私たちの目標は、こうした場所を将来世代のために守ることにつながる、持続的な意識と行動を生み出すことです。」
脆弱(ぜいじゃく)な自然環境に目を向けるためのシンボル
「Intact, intelligent action.」では、各地で展開する取り組みをつなぐ共通のシンボルを制作します。世界各地の人々から寄せられた、小さくても意味のある素材を織り込んだ、中央部分が開いたフレーム型の「旗」です。このフレームは、人間によるその場所の所有を示すものではなく、その場所そのものと、それを守る私たち共通の責任に目を向けるためのものです。
南極では、遠征参加者が氷上にこの「旗」を掲げ、フレーム越しに南極の風景を捉えた後、撤去します。これは、南極大陸をありのままの状態に保つというコミットメントを象徴するものです。今後、本取り組みの対象地域の拡大に伴い、このフレームもさまざまな地域を巡り、異なる環境課題に直面する場所をつなぐ共通のシンボルとして活用します。
本取り組みの詳細は、「Intact, intelligent action.」(英語サイトへ遷移)をご覧ください。
Robert Swan氏による長年の活動
1980年代に南北両極へ徒歩で到達して以来、Swan氏は世界各地で陸上・海上の遠征を率い、サステナブルなテクノロジーの実証、再生可能エネルギーの普及、南極を科学と平和のために守る活動を続けてきました。1995年には、環境教育、サステナビリティ、極地探検への貢献が評価され、英国のエリザベス2世女王より大英帝国勲章オフィサー(OBE)を授与されました。また、国連の持続可能な開発目標(SDGs)への貢献によりNOVUS Awardを受賞しています。Swan氏の活動の詳細は「ThinIce.earth」(英語サイトへ遷移)をご覧ください。
また、今回の遠征に伴う排出量への対応の一環として、Swan氏は参加者一人当たり相当額を、オーストラリアにおける熱帯雨林の再生支援に寄付します。
Robert Swan氏のコメント
「私が南極に魅了されたきっかけは、極地探検家たちでした。そしてJacques Cousteau(ジャック・クストー)氏から直接、この大陸を守るために人々に良識ある行動を呼びかけてほしいと託されたことをきっかけに、南極を守ることが私の生涯の使命となりました。極地探検の『英雄時代』が終わってから100年が経ちました。しかし、私たちの前にはそれ以上に大きな課題があります。それは、地球に残された最後の原生地域を守り、私たちが共有するこの地球でサステナブルに生きる方法を学ぶことです。私たちの世代が南極をありのままの姿で守ることができれば、それは先人たちにふさわしい遺産となり、これからのすべての世代への贈り物になるでしょう。」
「Intact, intelligent action.」は、StereonoiseのPep Torres(ペップ・トーレス)氏のクリエイティブディレクションのもと、名称、デザイン、参加型のコンセプト、フレーム型の旗を含めて開発されました。
注釈
- 持続可能な社会の実現に向けたNTTデータグループのサステナビリティへの取り組み
https://www.nttdata.com/global/ja/about-us/sustainability/
本件に関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータグループ
グループ経営企画本部
サステナビリティ経営推進本部
E-mail:climate@kits.nttdata.co.jp