家庭における電力使用量、CO2削減を実現する「家庭用エコリスタ(仮称)」今秋より販売開始

ニュースリリース/NTTデータ

2003年5月20日

株式会社NTTデータ

 (株)NTTデータは、平成15年10月より、電力使用量、CO2削減を実現する「家庭用エコリスタ(仮称)」の販売を開始する予定です。家庭用エコリスタは、業務用のエコリスタTM(※1)を家庭向けに小型化した装置で、電力会社から各家庭に送られてきた電圧を調整し、過剰電力分をカットすることで、電力使用量の削減を図り、各家庭からのCO2の排出量削減を実現します。

【背 景】
 近年、地球温暖化などを始めとした環境問題に対する関心は非常に高く、特に、温暖化の主たる原因といわれるCO2の排出量削減の対策は、世界各国で様々な取組が実施されています。しかしながら、CO2をどのくらい削減できるかは、エネルギー需要に左右される面が大きいため、エネルギーの供給源も、現在のような石油等を利用したCO2を多く排出する火力から、風力や太陽光などのクリーンエネルギーによる発電へシフトしています。
 その一方で、企業単位をはじめ、各家庭レベルでもCO2排出量の削減に対して、非常に関心が高くなってきています。例えば、東京都の調査によると、平成12年度の東京都全体のCO2排出量のうち家庭部門は23%を占めており、平成2年度にくらべて約9%増加しています。また、家庭部門の燃料種別CO2排出量の構成比では、電気の割合が最も高く、約60%を占めており、今後ますます増加していくCO2排出量を削減していくためには、各家庭単位からCO2排出量を削減していくことが重要であると考えました。NTTデータはこれまでファシリティマネジメント事業で培った技術・経験や、エコリスタ(業務用)の製造を通じて得たノウハウを活かして、家庭向けのエコリスタを開発し、平成15年10月から販売することになりました。なお、現在、環境省が、家庭における地球温暖化対策の導入補助金の交付を検討しており、家庭用エコリスタはこの補助金交付の対象となる予定です。
 今後、NTTデータでは、家庭用エコリスタをはじめとする新たな省エネ機器の開発を進め、環境分野においてさらなる省エネルギービジネスを推進していきたいと考えています。

【家庭用エコリスタの特長】
●電気料金のコストダウン
 各家庭に供給される電力使用量を押さえることができるため、電気料金のコストダウンを図ることができます。
<例:電気料金が1ヶ月12,000円のご家庭の場合>
【電気料金削減額】 約5,000〜10,000円/年
【CO2削減量 】 約70〜140?s/年
 〔東京電力CO2排出量換算値(平成13年度)より算出〕
 ※インバータ制御を行っている電化製品の割合が高い場合は、削減効果が少ないケースがあります。

●高効率性能
 装置効率(※2) 99%以上の性能を実現します。
●省スペース
 設置場所に困らないコンパクト設計で、一戸建てやマンションなど様々な住居形態に対応します。
●簡単施工
 主幹ブレーカーと分岐ブレーカーの間に接続するだけの工事なので、短時間で工事が完了します。
●一目で分かる削減効果
 表示装置(別売)により、電力使用量とCO2の削減効果が一目で確認できます。

【家庭用エコリスタ概要】
家庭用エコリスタ本体概要
定格容量:5〔kVA〕
外形寸法:W350 H310 D120〔mm〕
重量   :約10〔kg〕

家庭用エコリスタ(イメージ)
【写真】
表示装置概要
コンセントがあればどこでも設置でき、削減効果が一目で確認できます。(エコリスタとの専用通信線は不要です。)
外形寸法 :W120 H100 D27〔mm〕

 なお、家庭用エコリスタの導入前には、一定の効果が得られるかどうかの事前チェックを実施します。具体的には、現在の電圧、電力使用量、相線相数などをもとに、家庭用エコリスタの導入によってどれだけの効果が得られるかの検証を行った後、販売します。

【導入効果】
●CO2削減による地球温暖化防止など、環境への配慮
 家庭での電気使用量削減により、CO2排出量を低減することができます。
●電気機器の長寿命化
 電気機器を適正な電圧環境下で使用することで、誤動作を防いだり、機器寿命を長く保つことが出来ます。

【提供時期】
 平成15年10月より販売開始予定です。

【販売形態】
 当社認定の代理店を通して販売する予定です。

【価格】
 未定

※1 エコリスタTM
業務用、オフィス向けの自動電圧調整装置です。10kVA、20kVA、30kVA、40kVA、50kVA、60kVAの各容量があります。「エコリスタTM」は、株式会社NTTデータの商標です。
※2 装置効率
家庭に送られてくる電力(入力電力)を電気機器に通すと、電力ロスが生じるので、実際の電力(出力電力)は入力電力より低くなります。装置効率とは、入力電力に対する出力電力の割合を指します。

※本製品は開発中のため、今回の発表内容は一部変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。
本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報室 龍
TEL:03-5546-8051