NTTデータのカード決済総合ネットワークCAFIS®カード決済データ処理料金を値下げ 〜データ処理量に応じ、最大10%の値下げ〜

ニュースリリース/NTTデータ

2003年7月 8日

株式会社NTTデータ

 (株)NTTデータは、平成15年10月1日より、カード決済総合ネットワーク「CAFIS®」(キャフィス)※1の、クレジットカードショッピングおよびデビットカードショッピングのデータ処理料金(以下 ショッピングデータ処理料金)と、キャッシングや銀行間ATM入出金※2のデータ処理料金(以下 資金移動業務データ処理料金)をそれぞれ値下げします。基本単金を改定するとともに、大口割引の枠を拡大し、最大で10%の値下げを実施します。

 NTTデータのCAFISは昭和59年2月よりサービスを開始し、平成15年3月末時点での利用社数は、加盟店約1400社、カード会社約150社、金融機関約1600社(信用金庫・信用組合・労働金庫・農協を含む)と、カード決済総合ネットワークとして日本で最大規模を誇ります。また平成14年10月には、月間取引件数が1億件を超えました。
 クレジットカードショッピングは、クレジットカード利用の浸透や決済額の小額化、またインターネット取引の普及など利用機会の多様化により今後も取引件数の増加が見込まれています。また各金融機関間でのATM相互利用の拡大や、消費者ローン及びキャッシング取引の利用増加などの要因もあり、NTTデータでは各種カード取引の増加を見込み、今回のCAFISデータ処理料金の値下げを決定しました。

【料金改定内容】
1.ショッピングデータ処理料金
 ショッピングデータ処理料金については、月間の処理件数が増えれば段階的に単金を下げる料金逓減制を採用しています。このうち、
  1. 処理件数一件あたりの基本単金(「月間処理件数1件〜5万件」の処理件数1件あたりの処理料金)を現在の3.5円から3.325円に値下げします。
  2. 新たに「月間処理件数100万件超」の枠を設けます。月間で100万件を超えた処理については、処理件数一件あたりの処理料を現行から7%値下げします。
 (ショッピングデータ処理料金とは、主にクレジットカード決済処理における加盟店-カード会社間のオーソリゼーションや、デビットカード決済処理における加盟店-銀行間の支払い処理の際に課金されます。)

2.資金移動業務データ処理料金
 キャッシングや銀行間入出金など資金移動業務データの処理料金についても、月間の処理件数が増えれば段階的に単金を下げる料金逓減制を採用しています。このうち、
  1. 処理件数一件あたりの基本単金(「月間処理件数1件〜5万件」の処理件数1件あたりの処理料金)を7.0円から6.65円に値下げするとともに、処理件数に応じた単金をそれぞれ5〜10%値下げします。
  2. 新たに「月間処理件数100万件超」の枠を設けます。月間で100万件を超えた処理については、処理件数一件あたりの処理料をこれまでの5.25円から4.74円とし、現行から10%値下げします。


【料金表・料金算出例】
月間取引件数 ショッピングデータ処理料金 資金移動業務データ処理料金
現行料金 新料金 値下げ率 現行料金 新料金 値下げ率
1件〜5万件までの部分について処理件数1件につき 3.500円 3.325円 5% 7.000円 6.650円 5%
5万〜10万件までの部分について処理件数1件につき 3.325円 - 6.650円 6.300円 5%
10万〜20万件までの部分について処理件数1件につき 3.150円 3.150円 - 6.300円 5.950円 6%
20万〜30万件までの部分について処理件数1件につき 2.975円 2.975円 - 5.950円 5.600円 6%
30万〜50万件までの部分について処理件数1件につき 2.800円 2.800円 - 5.600円 5.250円 6%
50万〜100万件までの部分について処理件数1件につき 2.625円 2.625円 - 5.250円 4.990円 5%
100万件超の部分について処理件数1件につき 2.450円 7% 4.740円 10%
※ 網掛け部分が、今回改定部分です


<料金算出例>
ショッピングデータの月間取引件数が150万件のクレジットカード会社のデータ処理料金
・これまで
5万件 × 3.500円 = 175,000円 取引件数5万件までの料金
5万件 × 3.325円 = 166,250円 5万件〜10万件までの部分(5万件)の料金
10万件 × 3.150円 = 315,000円 10万件〜20万件までの部分(10万件)の料金
10万件 × 2.975円 = 297,500円 20万件〜30万件までの部分(10万件)の料金
20万件 × 2.800円 = 560,000円 30万件〜50万件までの部分(20万件)の料金
100万件 × 2.625円 = 2,625,000円 50万件〜150万件までの部分(100万件)の料金
    合計: 4,138,750円/月  (49,665,000円/年)


・料金改定後(平成15年10月1日〜)
10万件 × 3.325円 = 332,500円 取引件数10万件までの料金
10万件 × 3.150円 = 315,000円 10万件〜20万件までの部分(10万件)の料金
10万件 × 2.975円 = 297,500円 20万件〜30万件までの部分(10万件)の料金
20万件 × 2.800円 = 560,000円 30万件〜50万件までの部分(20万件)の料金
50万件 × 2.625円 = 1,312,500円 50万件〜100万件までの部分(50万件)の料金
50万件 × 2.450円 = 1,225,000円 100万件〜150万件までの部分(50万件)の料金
    合計: 4,042,500円/月  (48,510,000円/年)

となり、年間で1,155,000円の減額となります。

 今回の処理料金の値下げは、ショッピングデータ処理料金と資金移動業務データ処理料金の双方に、新たに月間100万件を超える処理数についてこれまでより安い料金枠を設定するとともに、基礎部分である処理件数1件〜5万件までの料金についての改定を行うことにより、取引件数の多いクレジットカード会社・金融機関に対してだけでなく、CAFISを利用しているすべてのクレジットカード会社・金融機関にメリットが享受されます。

【今後の展開】
 NTTデータは、今回の料金値下げにより各種カード決済による取引の拡大を促し、CAFISの利用拡大・取引件数の増加を目指します。
 また、今後、CAFISでは新サービスとしてEC決済サービスや小売業向けカード決済代行サービスなどを提供し、クレジットカード会社・金融機関・店舗をトータルにサポートするカード決済総合ネットワークを実現します。


※1 CAFIS … Credit And Finance Information Systemの略。1984年2月よりサービス開始。クレジットカード会社・金融機関・企業・加盟店などの相互間で、クレジット情報(与信照会、売上など)、および資金移動情報(デビット・サービス、コンビニCDサービスなどにおける資金移動情報)のオンライン・トランザクションを中継するサービス。http://www.cafis.jp/

※2 銀行間ATM入出金 … 金融機関の間で、互いの営業店に設置されたCD(自動預金支払機)やATM(自動預金預払機)を相互に利用可能とすること。CAFISは、顧客が利用したCD/ATMの設置金融機関からの残高照会要求データ、出金要求データ、入金要求データや、キャッシュカード発行金融機関からの処理結果を中継する。

* CAFIS®は、株式会社NTTデータの登録商標です。



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