鉄道業界で初本年12月よりJR九州が工事請負契約における注文書・請書の電子化を開始 〜NTTデータおよびコンストラクション・イーシー・ドットコムの電子契約サービス「CECTRUST®(シーイーシートラスト)」を利用 〜

ニュースリリース/NTTデータ

2004年11月17日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ、東京都江東区、代表取締役社長:浜口友一)が開発・提供し、株式会社コンストラクション・イーシー・ドットコム(以下 CEC.COM、東京都台東区、代表取締役社長:宇治則孝)が総代理店として販売している、電子契約サービス「CECTRUST®を、販売代理店である株式会社NTTデータ九州(福岡県福岡市、代表取締役社長:津野勝仁)の協力のもと、九州旅客鉄道株式会社(以下、JR九州)が、グループ会社との工事請負契約に利用する旨の正式申込を受け、2004年12月より電子契約サービスを提供します。また、電子契約を実施する際に必要な電子証明書についても、CEC.COMが提供する「CECSIGN認証サービス®を利用します。

JR九州では、印紙税など諸経費の削減効果を目的に、本年12月より、JR九州本社とグループ会社との間で、工事請負契約における注文書・請書の電子化を開始いたします。
今回、NTTデータ及びCEC.COMの電子契約サービス「CECTRUST」、「CECSIGN認証サービス」が採用された理由として、2年以上の豊富な導入実績があること、建設業法ガイドライン(*1)に準拠していること、特別な設備・ソフトの必要がなく導入できること、利用した件数に応じた料金体系であること、国内最高レベルの非改ざん性技術を使っていることが挙げられます。
この度の工事請負契約注文書・請書電子化の主な特徴としては下記のような事が挙げられます。
  1. 鉄道業界として初めての導入
  2. 九州地域を拠点とする企業群として初めての導入。
  3. 印紙税等諸経費の削減が相当見込まれる。

NTTデータおよびCEC.COMは2002年3月より、電子契約サービス「CECTRUST」及び電子証明書発行サービス「CECSIGN認証サービス」を開始しており、これまで大成建設、東京ガス、NTT東日本秋田・神奈川両支店、日本コムシス、協和エクシオ、NTTデータ、市川工務店、情報サービス会社、製造業など1300社を超える企業が利用し、累計約30,000件を超える取引に利用されています。最近では、印紙税削減メリットだけではなく、コンプライアンス(法令遵守)の実現やグループ経営強化の一環で導入及び検討する企業が増えております。
今後、NTTデータおよびCEC.COMは、あらゆる産業における事業主を頂点とした商取引に電子契約の急速な普及を図ると共に、情報サービス業界、重電業界、不動産業界などあらゆる産業に電子契約サービスを展開します。

* CECTRUST®、CECSIGN認証サービス®は株式会社コンストラクション・イーシー・ドットコムの登録商標です。
* 文中に記載されている会社名、製品名およびサービス名は、それぞれ各社の登録商標または商標です。


参考資料
本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報室 杉本則彦
TEL:03-5546-8051

株式会社コンストラクション・イーシー・ドットコム
取締役 電子契約事業部長 青隼夫
TEL:03-3842-0811
FAX:03-3842-0812
e-mail:info@construction-ec.com
URL:http://www.construction-ec.com/