企業倫理向上のための全従業員向けeラーニング講座『ビジネス倫理入門』を販売開始 〜全社員の倫理意識を高め、不祥事の防止と企業価値の向上を〜

　株式会社NTTデータ(代表取締役社長：浜口 友一、本社：東京都江東区)は、早稲田大学教授、企業倫理研究所所長・小林 俊治氏、湘南短期大学助教授・潜道 文子氏の執筆・監修の下、企業倫理確立のためのeラーニング講座「ビジネス倫理入門」を開発し、本日より販売を開始しました。この製品は、CSR推進のためのeラーニング講座の第5弾^※となります。

■概要
　近年、企業に向ける社会の視線が厳しくなっています。ひとたび不祥事や問題行為が発生すれば、企業イメージに深刻なダメージを与えるだけでなく、時には企業の存続に危機的な被害をもたらします。
　身近な倫理問題を大きな不祥事に発展させないためには、ビジネスパーソンの行動規範となる「ビジネス倫理」の周知徹底が不可欠です。「これぐらいなら大丈夫だろう」という甘い考えを改め、社内外で評価される倫理的なビジネスパーソンを養成することがあらゆる企業に求められています。本講座は、「ビジネス倫理とは何か」「倫理的に正しい行動をとるにはどうすればよいか」という内容に絞り、ビジネスパーソンに求められる倫理的な行動指針を身に付けられるように構成されています。

■メリット・効果
【ビジネス倫理教育をeラーニングで行うメリット】
　ビジネス倫理は、不祥事を防止し企業の社会的評価を高めるために、全従業員が理解し日々の業務の中で行動に反映していくことが重要です。
　eラーニング講座は冊子や研修と比べ、内容面では、ムービーやクイズなど様々な形で学習者への興味の喚起や重要ポイントの印象付けを行うことができ、効果的に学習内容を身に付けることが可能です。
　機能面では、短期間で内容や質を保った教育ができ、学習進捗や理解度の一元管理を容易に行うことができます。
　また、受講者は時間や場所に拘束されることなく学習を実施することができるため、全従業員向け教育には、eラーニングが最適なツールといえます。

■本教材の目的
　本教材では、導入された企業の全従業員が以下のようになることを目的としています。

• ビジネス倫理の重要性を理解し、倫理意識の向上や企業理念の周知を図る。
• 業務に対する倫理観を養い、不祥事の発生を防止する実践的な行動ができる。
• ビジネス倫理に基づいた企業文化を確立し、高い社会評価を得る。

■本教材の特徴

1. 実践につながる教材構成
   ビジネス倫理とは何かを基礎から理解し、ビジネス倫理を実践することを本講座のテーマとしています。平易な内容を段階的に学ぶことができ、ビジネス倫理の重要性を容易に身に付けることが可能です。



2. わかりやすい解説
   専門的な知識を最小限にとどめ、ビジネス倫理を実践的に身に付けるためのポイントを重視した、わかりやすい解説を盛り込みました。これにより、約45分という短時間でビジネス倫理の学習が行えます。



3. クイズ形式で事例を学習
   クイズ形式による学習を取り入れています。選択肢を考えながら、ビジネス倫理の具体的な考え方や行動指針が理解できます。



4. カスタマイズに対応します
   企業独自の経営理念、倫理綱領、トップのメッセージなど、全社員に周知が必要な内容を教材に盛り込むカスタマイズも可能です。

■本製品ご利用の対象者(対象顧客)
　倫理意識の向上に取り組む企業の全従業員
　ビジネス倫理を身に付けることが必要とされるビジネスパーソン

■動作環境

• OS(推奨)：Windows2000/XP
• ブラウザ：Internet Explorer 5.5以降
• プラグインソフト：Macromedia Flash Player 6以降
• その他：オーディオカード及びスピーカ、またはヘッドフォン。ただし、ナレーションの字幕表示や解説テキスト画面により、音声を出せない環境でも学習することが可能
• eラーニングの国際標準規格SCORM ver.1.2に対応

■販売価格
　オープンプライス

■本製品の販売方法
　NTTデータおよび販売代理店を通じて販売を行います。

■今後について
　2005年度末までに、導入企業30社、3,000万円の売り上げを目標としています。


※CSR推進のためのeラーニング講座　これまでのリリース状況

• 環境問題の基礎知識(監修：NTTデータ経営研究所)
• 個人情報保護の基礎知識(監修：英知法律事務所 岡村 久道弁護士)
• CSR入門(監修：NTTデータ経営研究所)
• 大規模災害対応の基礎知識(監修：日本リスクマネジメント 平野 範彰氏)

※文中の会社名、製品名はそれぞれ各社の登録商標または商標です。


【学習画面、テスト画面】
ビジネス倫理入門【目次】