豊洲センタービルアネックスへの大規模集約について 〜集約によるオフィスコスト低減と新たなワークスタイル導入を目指して〜

ニュースリリース/NTTデータ

2006年8月24日

株式会社NTTデータ

 (株)NTTデータは、首都圏に分散する約20拠点のオフィスを、今年8月末に江東区豊洲3丁目に完成する「豊洲センタービルアネックス」へ集約します。同ビルは(株)NTTデータの本社機構のある「豊洲センタービル」に隣接した機能性・利便性などを兼ね備えたビルであり、大規模再開発が進む豊洲エリアはNTTデータグループの一大拠点となるとともに、同地区における魅力ある街づくりにおいても重要な拠点として期待されています。
 今回の移転は(株)NTTデータグループとして最大規模の移転であり、集約によるオフィスコストの低減を図るとともに、移転を契機とした新たなワークスタイル/プレイスの導入等により、創造性やコラボレーションなどを重視したオフィス空間の実現を目指しています。  
  1. 移転の概要およびスケジュール
    1. 移転概要
      首都圏に分散する(株)NTTデータおよびNTTデータグループ会社の一部が移転し、移転人数は約6,500人を予定。(協働者含む)
    2. 移転スケジュール
      9月2日(土)より段階的に移転を行い、10月29日(日)に完了予定。

  2. 豊洲センタービルアネックスの概要
      1.所在地東京都江東区豊洲3-3-9
      2.所有者石川島播磨重工業株式会社
      3.階数・最高高さ地下2階 地上33階、147.42m
      4.借入れ面積67,040.43?u(うちオフィス 61,591.73?u)
      5.竣工日平成18年8月30日(水)
     
  3. オフィス環境の特徴
    1. 新たなワークスタイル/プレイスの導入
      • 部門を越えたコミュニケーションの活性化や創造性の発揮を支援するスペースとして、「コラボレーションエリア」を各階に設置。お客様との打合せ、社員同士のコミュニケーション・コラボレーションスペース、自席を離れたシンキングスペースとして活用可能。
      • 食堂フロアには、食堂空間と融合した「多目的スペース」を設置し、食堂運営時間外には社内の打合せ、社員のコミュニケーション・リフレッシュ等に利用可能。
      • オフィス環境構築にあたっては、高付加価値型の総合ソリューションVANADISによる、インフラ環境整備(セキュリティ、IP電話、無線LAN等)を実施。
      • 情報インフラについては、高速なネットワークを構築するとともに、フリーアドレススタイル等にも対応できる無線LAN環境を整備。
      • 電話は全てIP電話を導入し、情報システムと電話網の統合化によるコスト削減を実現。
    2. ビルセキュリティの強化
      • 社員ICカードを利用したビルセキュリティの構築。
      • 段階的なセキュリティ構築により高セキュリティを確保。
        (1階専用エントランスにフラッパーゲート設置、エレベータ着床階制限、全扉ICカードリーダを設置)
      • 部外者との打合せや商談対応スペースを明確化し、オフィス内への部外者の侵入を制限。
    3. 隣接する豊洲センタービルとの一体利用による効率化
      豊洲センタービルに設けている会議室、カンファレンス、ヘルスケアセンタ等の設備・機能を共用し、効率化を実現。

  4. オフィスコストの削減
    約20ビルの返還、集約により、オフィスコストを年間賃料ベースで約5億円削減。

【写真】(左)豊洲センタービル、(右)豊洲センタービルアネックス
【写真】


注 「VANADIS」は(株)NTTデータの商標です


本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報室 杉本
TEL:03-5546-8051