バーコードによる請求書の支払いを携帯電話で実現 〜UCC/EAN-128バーコードを使用したモバイルバンキング決済を収納企業向けASPサービスとして試行サービス開始〜

ニュースリリース/NTTデータ

2006年11月 8日

株式会社NTTデータ

 (株)NTTデータは、請求書に印刷されたバーコード(UCC/EAN-128注1)をカメラ付き携帯電話で読み取ることにより、その場で即座にペイジー注2による支払いが可能な仕組み(ケータイ・バーコード支払いサービス…仮称)を開発し、収納企業向けASPサービスとして展開していきます。

 平成19年1月より、みずほ銀行(頭取:杉山清次、本社:東京都千代田区)および収納企業数社とともに、NTTドコモの携帯電話注3に対応した試行サービスを開始します。NTTデータでは、試行サービスの結果を踏まえ、平成19年4月以降、金融機関や収納企業に対して本格展開する予定です。

【背景】

 ペイジーは、主にパソコンからの利用を中心として飛躍的に取引件数が増加していますが、携帯電話からの利用は数パーセントにとどまっています。その理由として、収納機関番号など携帯電話での十数桁ある支払い番号入力の煩わしさがありました。
 今回NTTデータが開発したケータイ・バーコード支払いサービス(仮称)では、バーコード(UCC/EAN-128)を利用することにより収納企業が現状の請求書を変更することなくペイジーに対応でき、かつ利用者の操作性も向上することから、携帯電話からのペイジー利用を促進できると考えています。

【サービスの特徴】

 今回のケータイ・バーコード支払いサービス(仮称)の実現により、利用者は携帯電話を使用し自宅や外出先などの場所を選ばず、専用のアプリケーション(iアプリ)を使用し携帯電話のカメラで請求書のバーコード(UCC/EAN-128)を読み込むだけで金融機関が指定するサービス時間内であればいつでも支払い処理が可能となり、利便性が大幅に向上します。

<利用イメージ>
【図】

 携帯電話でのバーコード認識については、これまでJANコード・QRコード注4認識については各種携帯電話に搭載されていましたが、NTTドコモの協力によりiアプリによるUCC/EAN-128バーコード読み取り機能を実現しました。ケータイ・バーコード支払いサービス(仮称)のメリットは以下の通りです。

  1. 収納企業側メリット
    請求書に印刷されているバーコード(UCC/EAN-128)を携帯電話で読み取り、支払い処理を行います。このため特に収納企業側でシステム対応や請求書のレイアウト変更をする必要なく、普及している携帯電話を収納チャネルとして活用できます。
  2. 金融機関側メリット
    支払い方法には、日本マルチペイメントネットワーク運営機構(JAMMO)が運営する「ペイジー(Pay-easy)」を使用します。既にモバイルバンキングでペイジー情報リンク方式に対応している金融機関は特段のシステム変更を行う必要がありません。
  3. 利用者メリット
    対応する携帯電話注3を保有し、かつ各金融機関が提供するモバイルバンキング利用ユーザであれば特別な契約などの必要なく利用が可能です。

 NTTデータは、今回のケータイ・バーコード支払いサービスを、ASPサービスとして収納企業向けに実施します。NTTデータの役割は以下の通りです。

  • UCC/EAN-128バーコードを読取る携帯電話用アプリケーションとダウンロードサイトの提供
  • ペイジーによる支払いを可能とするwebサイトを利用者向けに提供
  • 金融機関の収納金の取りまとめおよび収納企業への入金処理の代行
<決済処理の流れ>
【図】
※ 決済処理の流れ利用者は、請求書に印刷されているバーコード(UC/EAN-128)を専用アプリケーションで読み取り、支払ポータルサイトへアクセスし、支払い内容を確認後、モバイルバンキングで支払います。支払情報は収納代行会社を経由、または直接、収納機関へ通知します。資金はNTTデータで取りまとめた上で後日収納代行会社または収納機関へ入金します。

【今後の展開】

 ケータイ・バーコード支払いサービス(仮称)の試行サービスは、NTTデータが中期経営計画の中の重点項目としている、「積極的な新商品・サービスの創造」のための施策である、新規ビジネスのパイプライン管理、新規ビジネス支援ファンドを活用したものです。
 NTTデータでは、平成19年1月からの試行サービスにおいて、バーコード読取り率、利用者の操作性などの評価を行なった後、同年4月以降に他の金融機関や収納企業に本格展開する予定です。

注1 UCC/EAN-128
国際的な標準化機関である国際EAN協会(現:GS1)が企業間物流管理システムのための共通コードとして開発・制定したバーコードシンボル。公共料金や通信販売の請求書等に印刷されている。
注2 ペイジー
日本マルチペイメントネットワーク運営機構(JAMMO)が運営する、公共料金、携帯電話料金、自動車税、国民年金保険料やインターネットショッピングの購入代金などを、金融機関のインターネットバンキング、モバイルバンキングやATMから「いつでも・どこでも・かんたんに」支払えるようにするサービス。
平成18年11月1日時点で、1500以上の金融機関が参加。(http://www.pay-easy.jp/)
注3 対応携帯電話
NTTドコモFOMA902iシリーズ以降の機種(一部機種を除く)。他の携帯電話キャリア製品については今後対応予定です。(平成18年11月8日現在)
注4 JANコード・QRコード
JANコードはJIS(JIS-X-0501)で規格されたバーコード。QRコードは(株)デンソーウェーブが開発した2次元バーコード。

※ 「FOMA」、「iアプリ」は、(株)NTTドコモの登録商標です。
※ その他、文中に記載されている商品・サービス名、および会社名は、それぞれ各社の登録商標または商標です。

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