神奈川銀行・但馬銀行・東京都民銀行・東北銀行・富山銀行・長野銀行との新共同センターに関する検討の基本合意について

ニュースリリース/NTTデータ

2008年3月19日

株式会社NTTデータ

 (株)NTTデータは、神奈川銀行・但馬銀行・東京都民銀行・東北銀行・富山銀行・長野銀行(以下6行)との間で、新共同センターに関する検討を行うことについて基本合意することを決定しました。

 金融機関を取り巻く環境が大きく変化するなか、ITの戦略的・効率的な活用により、優れたサービスを迅速に提供すること、それを実現できるシステムが金融機関にとって重要な課題となっており、今回、6行が、より効率的かつ迅速に、顧客ニーズにあった商品・サービスを将来的にも提供できる新共同センターの検討について基本合意しました。

 NTTデータは、6行に、平成9年より銀行オンラインシステム初の共同利用型アウトソーシングセンター「STAR-ACE(スターエース)」を提供しておりますが、センター稼動後10年以上が経過したことから、今回、「地銀共同センター」他にて高い評価を受けているバンキングコアソフトウエア「NTTデータ標準バンキングシステム(ベスタ:BeSTA-Banking application engine for STandard Architecture)」を適用した新共同利用型センターを構築する計画です。これにより、BeSTA利用行は21行(予定行含む)となります。

 今回の検討にあたってNTTデータは、従来からのベンダーフリーである中立性に加え、BeSTAに、これまで「STAR-ACE(スターエース)」で提供して来た、きめ細やかな各種機能を継承し、当社は6行を核に新共同センターの実現・拡大を図って参ります。

【概要】

  1. 共同センター範囲
    預金・為替・融資等の業務処理機能、お客さまのシステムや外部センターとの接続機能などを担う基幹系システム群を基本とします。また、今後、共同化範囲の拡大による共同利用メリットの拡大についても検討して参ります。
  2. スケジュール
    現時点では、本年中に検討を行い、平成23年度から平成24年度にかけ、準備の整った銀行から、順次新共同センターに移行していただく予定ですが、具体的なスケジュールについては今後検討します。
本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部 杉本
TEL:03-5546-8051