ニュースリリース/グループ会社

2008年ニュースリリース

【別紙:共通IT基盤サービスの特徴・グリーンデータセンタのグリーン化の取り組み】

【共通IT基盤サービスの特徴】

  1. IT基盤を“おまかせ”で提供する「マネジメント付ホスティングサービス」
     システム基盤の運用を含めてNTTデータが実施するため、利用者はプラットフォームの詳細を意識する必要がありません。また、そのため、情報システムにかかる初期投資、運用コストの低減を図ることが可能です。
  2. 付加価値サービスの拡充、最新技術の採用による柔軟性
     セキュリティーや災害対策を中心に付加価値ソリューションを拡充し、各システム個別の品質要望に対応します。また、仮想化や運用自動化技術などを積極的に取り入れています。
  3. 提供価格
     従来当社iDCサービスと比較し、最大2〜3割の価格低減を目指します。
     課金は、利用するリソース量に応じて行います。
  4. CO2排出量削減を重視した省エネ型データセンタサービスの提供
     サーバなどのIT機器の高負荷化・高密度化に対応するための高効率な空調設計やラック設計などを行い、近年のデータセンタで急増している電力不足問題や熱問題を解決します。
    注 共通IT基盤サービス(第1期分 約1,200m2)で利用するスペースについては従来の当社iDCサービスと比べて、CO2換算で年間約2,000トンを削減する見込みです。(約370世帯の年間CO2排出量に相当し、森林面積にして約96ha/東京ドーム21個分の森林保護につながります。)

【「グリーンデータセンタ®」における省エネの新たな取り組みについて】

 高効率化・省電力化を促進し、環境に配慮したiDCサービス、ハウジングサービス、設計構築サービスの提供を1月より行ってきました。今後、省エネ対策の技術的な取り組みとして、以下の施策を行います。

  • 高電圧直流給電システムの導入
     従来のデータセンタでは商用電源を交流で受電した後、無停電電源装置で直流に変換し蓄電池に充電すると共に出力側のインバータで交流に再変換されIT機器に電力を供給します。また、IT機器は直流で運用されるため機器側電源部内の整流器で直流に変換して使われております。この3度に渡る交流-直流変換を最初の1回にとどめ、機器に直接直流を供給することにより、エネルギー損失を削減することが可能になります。
     H20年度内に高圧直流給電システムを一部システムへ試験導入することで消費電力量を最大15%程度削減を目指す予定です。
  • 太陽光発電システムの採用
     クリーンで永続的な太陽エネルギーを利用した発電システムをいち早くデータセンタに取り入れ負荷低減に役立てます。
     H20年度内に一部システムへ試験導入することで消費電力量の低減を目指す予定です。
ニュースリリースについて
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