エイチ・ツー・オー リテイリングの情報活用を促進する戦略的情報インフラを刷新 〜真に経営や現場の欲する情報を提供し、戦略企画やマーケティングに活用〜

ニュースリリース/NTTデータ

2008年11月26日

株式会社NTTデータ
日本オラクル株式会社

 株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:山下 徹、以下NTTデータ)と日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄、以下日本オラクル)は、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:若林 純、以下H2Oリテイリング)の成長戦略を支える新たな情報提供基盤を刷新し、11月より阪急阪神百貨店向けに本格稼動を開始しました。なお、H2Oリテイリングは同システムの中核パッケージとして、日本オラクルのビジネスインテリジェンス製品「Oracle Business Intelligence Suite Enterprise Edition Plus(以下、Oracle BIEE Plus)」、「Oracle Database Enterprise Edition」、および「Oracle Enterprise Manager」を採用しました。

【背景】

 株式会社阪急阪神百貨店を中心に小売事業を展開するH2Oリテイリングは、刻々と変わる市場環境に迅速に対応しさらなる成長を目指すために、経営層から社員までが一丸となって競争力のある戦略企画やマーケティングをより一層強化する必要があると考え、グループ内に散在していた営業・商品・顧客・計数などに関するあらゆる情報を集約し、攻めのデータ活用を業務プロセスの中で実現することを狙いとした情報提供基盤システムの導入にいたりました。

 従来、同社では、高い精度の情報を蓄積・活用していたものの、提供手段としては、紙の帳票やAcrobat PDFのような固定化された情報であったり、営業・商品・顧客情報ごとに個別のシステムで利用者に提供していました。このため、膨大な情報を効率的に活用できていなかったり、情報の加工に多くの時間を要し、必要な情報をタイムリーに入手できずにいました。
これらの課題を解決すべく、新しい情報提供の基盤システムの導入を決定した同社は、同社の経営・業務課題を共有し、中期的な視点で、社内に散在するデータを独自のモデリング手法を用いて整理・統合し、利用者にとって利便性の高いシステムの提案を行ったNTTデータをITパートナーとして選定しました。また、同社は、日本オラクルが提供する情報活用のコンサルティング・サービス「Oracle Business Intelligence Express Service」を利用して、同システムの中核パッケージとして、オープンで柔軟性が高く、企業規模で多数のユーザが利用でき、かつ複雑な分析を自由に行いたい一部の利用者のニーズを満たす「Oracle BIEE Plus」を採用しました。

【情報提供基盤システムの特長】

  1. POS(Point Of Sales:販売時点)による売上情報から、仕入・商品・顧客情報などのあらゆるデータを統合し、経営層や社内各部署の社員が統一したデータを参照することで、日々の売上や利益、商品・顧客などに関する情報の分析をタイムリーに行うことが可能です。従来のシステムではクロス集計表などによる複雑な情報分析で1日夜間処理を経る必要があった作業も、新システムでは数秒から30秒以内に短縮され、分析できるデータの取扱量は商品情報に営業と顧客情報も加わり従来の約5倍に増加しました。
  2. 全社指標として定型化された情報に加えて、社内各部署の社員が欲する情報をスピーディかつ自由に抽出できる機能も兼ね備えています。これにより、新たな視点や自由な切り口での情報へのアクセス・分析が可能となり、今までにない発見やビジネスのヒントが得られるような仕組みを実現しています。
  3. NTTデータ独自のデータ構造のモデリング手法を用いて、散在するデータを体系的に整理し、データベースの構造化を行いました。これにより、将来の変化に対し、迅速かつ柔軟に開発が可能であると同時に、自由度の高いデータ分析環境を提供します。

【各社の役割】

  • NTTデータ
    H2Oリテイリングが抱える業務・システム課題の整理および柔軟性や拡張性の高いシステムの設計・開発。検討にあたって、数十種類に及ぶ既存の帳票を棚卸しし、利用者の業務や分析の視点で新しいシステムの画面や業務フローを設計し、さらに将来予測される分析パターンに備えて、データベースの構造化を実施。
  • 日本オラクル
    情報活用に関するコンサルティング・サービス「Oracle Business Intelligence Express Service」の提供。

【今後の展開】

 今後H2Oリテイリングでは、同システムへさらなる情報の集約化を図るとともに、計数情報に関する分析や、グループでのマーケットシェア拡大のための顧客分析など、機能拡充を図っていく予定です。NTTデータでは、より効率的・効果的なビジネスインテリジェンスの提供を目指し、企業や業界を越えた有機的なデータの分析活用や、よりリアルタイム性を強化したデータ分析などの新しい取り組みを行っており、日本オラクルと共に、激動の百貨店業界にてさらなる成長を目指すH2Oリテイリングを、今後もパートナーとしてサポートして参ります。

本件に関するお問い合わせ先
報道関係のお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部 釜崎
TEL:03-5546-8051


日本オラクル株式会社
広報部 小林
TEL:03-6834-4836

その他のお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
流通・サービス事業本部
交通・流通ビジネス事業部
和田
TEL:050-5546-8680


日本オラクル株式会社
支社営業統括本部
関西支社 関西営業部
荻野
TEL:06-6642-6392