「イノベーション経営カレッジ」への支援について

ニュースリリース/NTTデータ

2009年3月24日

株式会社NTTデータ

 株式会社NTTデータでは、社団法人日本情報システム・ユーザー協会(以下、JUAS)がCIO人材の育成を目的として2009年4月に設立(7月開講)する「イノベーション経営カレッジ」の活動の趣旨に賛同し、本活動を全面的に支援することを決定しました。今後、2009年度から2011年度までの3ヵ年にわたり、JUASへの寄付などを通じて、高度な情報活用を実現する経営層人材が社会に供給される仕組み作りに貢献してまいります。

【背景】

 NTTデータでは、日本の社会経済の今後の発展にとって、IT分野の人材育成に長期的に取り組むことが不可欠であると考え、小学生を対象とした『こどもIT体験』をはじめ、地元中学生への職業体験機会の提供、高校生以下を対象とした『国際情報オリンピック』のサポート、そして大学や大学院への講師派遣などの支援を行ってまいりました。
 一方で、社会での実際のIT利活用の状況をみますと、企業等の“情報活用能力”の向上を担うCIO人材の育成が不可欠とされながら、その人材像の社会的な認識共有や、育成の仕組みの整備は不十分な状況にあります。
 そこで今回、CIO人材育成のためにJUASが中心となって設立する「イノベーション経営カレッジ(2009年4月設立、7月開講)」の活動趣旨に賛同し、本施策が社会的な仕組みとして確実に発展していくよう、当社の創立20周年記念事業の一環として2009年度から2011年度までの3ヵ年間の支援を行うことを決定しました。

【イノベーション経営カレッジの事業内容】

 イノベーション経営カレッジでは、JUASが以下の3つの事業を運営します。

  1. イノベーション経営を実践できるCIO人材の育成プログラム提供
  2. ITを用いたイノベーション経営の動向調査及びベストプラクティス研究
  3. 業界横断的なCIO人材のコミュニティ形成支援

【NTTデータの支援内容】

 NTTデータは社内にイノベーション経営カレッジ支援のための専門の組織を設置し、以下のような支援を通じて、上記事業による高度な情報活用を実現する経営層人材の供給の社会的仕組みづくりに貢献してまいります。

  1. 事業全体の企画に関する各種支援
  2. 人材育成プログラムにおける教材の作成等の費用負担及びJUASへの著作権の譲渡
  3. イノベーション経営に関する調査、ベストプラクティス(先進事例)研究の実施及び成果の発信の支援
  4. コミュニティ形成に関する情報システム(情報発信用サーバ、メーリングリスト、SNS、等)の構築・JUASへの著作権の譲渡

 なお当社は、4月16日(木)にJUASが育成プログラムの提供に先立って主催する記念シンポジウム「イノベーション経営を支える人材育成」にも協賛いたします。

関連リンク
イノベーション経営カレッジ
  • http://www.juas.or.jp/imcj/index.html
NTTデータ20周年記念事業
NTTデータ20周年特設サイト
  • http://www.nttdata.co.jp/20th/top.html
本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部 岩内
TEL:03-5546-8051