NTTデータ地銀共同センター 秋田銀行向けサービス開始 ~次世代機能を有する地銀・第二地銀向け共同利用型センターとして国内最大の10銀行に拡大~

ニュースリリース/NTTデータ

2010年5月6日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータが構築・運営している「NTTデータ地銀共同センター」は、株式会社 秋田銀行(本店:秋田県秋田市 頭取:藤原 清悦)に、2010年5月5日より予定どおりサービスの提供を開始しました。これにより、「NTTデータ地銀共同センター」の利用銀行数は10行となりました。

「NTTデータ地銀共同センター」(以下、地銀共同センター)は、NTTデータの最新鋭機能を有する次世代バンキングアプリケーションである「BeSTA®(ベスタ)注1」を使用した地方銀行・第二地方銀行向け共同利用型センターであり、NTTデータが30余年にわたり培ってきた共同センターの豊富な実績と経験を活かすことにより、2004年1月より既に9銀行にサービス提供し安定運用しておりますが、この度、秋田銀行にサービス提供を開始したものです。

秋田銀行では、地銀共同センター移行に伴い、競争優位性を発揮できる次世代機能の利用によりお客様ニーズへの迅速な対応やシステムコスト削減を実現することが可能となり、将来にわたって銀行経営戦略のお役に立てるものと考えています。

地銀共同センターのサービス利用銀行数は10銀行へと拡大し、次世代機能を有する地方銀行向け共同利用型センターとして国内最大となります。また、地銀共同センターへの参加銀行数は現在14行、並びに、既に「BeSTA」の採用を決定している地方銀行は、23銀行へと拡大しております。

地銀共同センターは、参加銀行の英知を結集した先進システム機能の追加を継続的に実施していくとともに、勘定系システム業務を中心とした現在の提供業務の枠にとらわれず、インターネットバンキング業務機能の拡張、情報系統合データベースの構築および顧客情報の一元保有化、これを踏まえた融資統合管理システムやその他営業支援・経営管理系サブシステム群との連携・融合など、共同化システム範囲のますますの拡大・拡充を実現してまいります。

今後も、参加銀行の経営戦略実現に寄与する新たな共同化機能を積極的に企画・提供することで、地銀共同センターの更なる付加価値増大に努め、地方銀行システムにおけるデファクトスタンダードとしての確固たる地位確立を目指します。

NTTデータ地銀共同センターの参加銀行(2010年5月6日現在)

NTTデータ地銀共同センターの利用銀行は以下のとおりです。(利用開始および銀行コード順、敬称略)

参加銀行地銀共同センター利用状況
株式会社 京都銀行2004年1月サービス開始済
株式会社 千葉興業銀行2004年10月サービス開始済
株式会社 岩手銀行2005年1月サービス開始済
株式会社 池田泉州銀行注22005年1月サービス開始済
株式会社 荘内銀行2006年5月サービス開始済
株式会社 愛知銀行2007年1月サービス開始済
株式会社 福井銀行2009年1月サービス開始済
株式会社 青森銀行2009年5月サービス開始済
株式会社 北越銀行2009年5月サービス開始済
株式会社 秋田銀行この度サービス開始

今後、利用予定の参加銀行は以下のとおりです。(銀行コード順、敬称略)

参加銀行

  • 株式会社 足利銀行
  • 株式会社 鳥取銀行
  • 株式会社 四国銀行
  • 株式会社 西日本シティ銀行

注釈

  • 注1「BeSTA」は、日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。

    BeSTA(Banking application engine for STandard Architecture:ベスタ)は、ベンダーを特定しないNTTデータの先進バンキングアプリケーションです。

  • 注2株式会社池田泉州銀行(2010年5月1日に池田銀行と泉州銀行が合併)は、2012年1月を目処に、基幹系システムを地銀共同センターへ一本化される予定です。

本件に関するお問い合わせ先

報道関係のお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部
杉山
TEL:03-5546-8051

製品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
第二金融事業本部
鈴木・渡辺・岩渕
TEL:050-5546-8933