「ドキュメントソリューション推進室」を設置 ~基幹・オフィス領域の統合文書管理ビジネスを推進~

ニュースリリース/NTTデータ

2011年4月1日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータは、当社グループにおけるECM(Enterprise Content Management)領域を中心としたドキュメントソリューションのビジネス推進のための組織として、「ドキュメントソリューション推進室」を2011年4月1日付けで技術開発本部IT活用推進センタ内に設置します。

ECMを中心としたドキュメントソリューションは、業務スピードの向上、コスト削減による競争力強化や、内部統制の強化、バイタルレコードマネジメントによるBCP(事業継続計画)構築、コンプライアンス確立の実現手段として、企業内の情報爆発により企業内のコンテンツ管理活用に課題を抱える企業から注目されています。

新組織は、NTTデータが長年培ってきた基幹業務システムの構築ノウハウと、NTTデータグループやECM・オフィス市場における有力パートナーのドキュメントソリューション群を融合し、業務変化に即応できる柔軟な業務システムを構築するための強力な企業コンテンツプラットフォームの提供に取り組んでいきます。

また新組織は、ECMの中核ソリューションにワークフローを位置づけ、ワークフロー製品として国内有数のシェアを持つOpenCubeWorkFlowの事業をオープンキューブデータLLPから引継ぎ、本製品を企業コンテンツプラットフォーム実現のためのコアソリューションとして、更なる展開を図っていきます。

当組織のビジネス推進により、NTTデータグループのドキュメントソリューション関連売り上げにおいて、2011年度で10億円の拡大を目指します。

設置の目的

ドキュメントソリューションの目的は、企業内情報の8割を占めるといわれる、企業内の非構造コンテンツ(契約書、提案書、写真、動画など)の爆発的増加に対応するとともに、企業内コンテンツの管理コスト低減や、内部統制強化、コンプライアンス確立の実現を通じて、企業の競争力を強化することです。

今後、企業におけるIT活用は、従来の基幹業務を中心としたものから、企業内の非構造コンテンツの存在するオフィス領域に拡大していき、ドキュメントソリューションの重要性はますます高まるものと想定しています。

そのため、NTTデータは、お客様へのトータルソリューションプロバイダーという立場から、従来の強みである基幹業務に対するソリューション提供に加え、今後の新たなIT化の重点領域であるECM領域に対するソリューション提供能力を強化するために、「ドキュメントソリューション推進室」を設置しました。

【図】

推進室の活動内容

「ドキュメントソリューション推進室」は主に以下の活動を行います。

  • グループ内ソリューション(イメージ入力、コンテンツ管理、アーカイブ、ワークフロー、電子帳票など)や有力パートナーとのソリューションの連携を推進し、NTTデータのECM領域におけるソリューション提供力の強化を実現します。
  • グループにおけるECM関連のベストプラクティスを基にした、新規ソリューションの企画、整備を行います。現在、ホワイトカラーの文書処理業務の効率化、精度向上を実現する独自の次世代文書技術の社内展開事例を基に、新たなオフィス・基幹連携ソリューションを整備中です。
  • 柔軟で使いやすく、スケーラブルなワークフロー製品として定評のあるOpenCubeWorkFlowのビジネス展開を行います。グループやパートナーベンダーとのソリューション/ビジネス連携強化により、ビジネス規模拡大を加速させます。

今後の展開

NTTデータグループのトータルソリューション整備や、先進のECMソリューションベンダーとの連携を通じたECMビジネスの拡大に取り組むことによって、NTTデータグループのECM関連の売り上げ拡大(2011年度:10億円)を目指します。

注釈

  • オープンキューブデータLLPはマイクロソフトとNTTデータが共同で出資・設立した組織(有限責任事業組合)です。

本件に関するお問い合わせ先

報道関係のお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部
杉山
TEL:03-5546-8051

製品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
技術開発本部
IT活用推進センタ
ドキュメントソリューション推進室
TEL:050-5546-9741