NTTデータの社内情報システムにおけるクラウド化の取り組み ~BizXaaS®構築・運用サービス適用事例~

ニュースリリース/NTTデータ

2011年6月27日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータは、2009年から、全ての社内情報システムを業務重要度や可用性レベルなどから整理・分類し、インフラストラクチャーの最適化を進めています。

その一環として、2011年5月から、社内情報システムをプライベートクラウド環境に移行開始しました。NTTデータの総合クラウドサービス「BizXaaS®構築・運用サービス」の適用による、サーバーを仮想化した「社内情報システム共通基盤」を構築し、「購買管理」「電子決裁」「就業(勤怠)管理」などの、複数の社内情報システムを集約し、ラック数やサーバー数の削減を実現しました。

今後もシステムの集約範囲を順次拡大し、2012年度末までに全ての社内情報システムをプライベートクラウドに移行することで、維持コストの削減や消費電力量、CO2排出量などの環境負荷低減に努めていきます。

背景

NTTデータグループの社内情報システムの構想立案、企画、設計・開発、導入推進、維持管理、業務改善推進を担うITマネジメント室は、「社内情報システムのハードウェア更改とクラウド化」を目指し、2009年からプロジェクトを開始、2010年8月から「BizXaaS構築・運用サービス」を適用した「社内情報システム共通基盤」の構築と、各社内情報システムの移行(サーバー集約)の準備を進めてきました。

概要(特長)

社内情報システムの最適化

2009年から、NTTデータの社内情報システムの無駄や重複をはぶき、コスト削減を狙いとした社内情報システムの最適化を進めています。具体的には、全体最適の観点から、100を超す社内情報システムの一つひとつの業務重要度、可用性レベルを判断し、全てのシステムを俯瞰した上で、整理・分類し、インフラストラクチャーの最適化を実現します。

社内情報システムのプライベートクラウド化

2011年度は、社内情報システムの共通基盤への移管を本格化させ、2011年5月初頭に「購買管理」「電子決裁」「就業(勤怠)管理」などの、複数の社内情報システムを移行しました。この移行では、「グリーンデータセンタ®」にプライベートクラウド環境を構築し、新たなインフラストラクチャーを実現しています。2011年8月に「人事給与」「給与明細」「会議体支援」の各システムの移行を予定、他の社内情報システムも順次移行し、2012年度末までに全ての社内情報システムのプライベートクラウド化を予定しています。

1.プライベートクラウドの実現による、2012年度までの削減目標値は下記の通りです。

社内情報システム共通基盤の構築・導入により、

  • 年間1.2億円の維持コスト(サーバー保守費用・ラック費用)を削減→削減率71%
  • 年間708tのCO2排出量を削減→削減率79%

構成

現行
既存データセンタ
移行後
グリーンデータセンタ
削減量
サーバー数(台) 134 56 ▲78
ラック数(本) 44 12 ▲32
電力量(KVA) 186 39 ▲147

維持コスト

現行
既存データセンタ
移行後
グリーンデータセンタ
削減量
サーバー保守費用(百万円/年) 63.0 4.6 ▲58.4
ラック費用(百万円/年) 110.9 46.1 ▲64.8
合計(百万円/年) 173.9 50.7 ▲123.2

環境

現行
既存データセンタ
移行後
グリーンデータセンタ
削減量
消費電力(KWh) 1,614,414 338,224 ▲1,276,230
CO2排出量(t) 895 187 ▲708
  • 電力使用料を含む

2.「グリーンデータセンタ」の社内情報システム仮想化(BizXaaS)の概観イメージ

【写真】

今後について

会計系の社内情報システムにおいて、IFRSなどの各種制度変更に対応したシステム更改を行い、プライベートクラウドに移行していきます。

また、社内情報システム共通基盤の構築を含む自社基幹系システムをプライベートクラウド環境に移行したノウハウをいかして、「BizXaaS構築・運用サービス」をお客様に提供していきます。

注釈

  • 「BizXaaS」「グリーンデータセンタ」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

報道関係のお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部
杉山
TEL:03-5546-8051

製品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
ITマネジメント室
企画担当
平良、田中
TEL:050-5546-9474