ドイツ子会社itelligence社の100%子会社化完了について

ニュースリリース/NTTデータ

2013年6月18日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータは、子会社であるドイツitelligence社(CEO:Herbert Vogel、所在地:ドイツ・ビーレフェルト)の株式について、100%子会社であるドイツNTT DATA Europe GmbH & Co. KG社(所在地:ドイツ・デュッセルドルフ、以下、NDEU社)を通じて公開買い付けおよびドイツ株式法に基づくスクイーズアウトを進めてきましたが、このたびスクイーズアウトが完了し、100%子会社となりましたので報告します。

1.これまでの経緯

itelligence社は、ドイツを拠点とし、SAP環境におけるフルサービス・ソリューションをグローバルに提供するリーディング企業であり、現在当社グループのSAPビジネス分野で主要な役割を担っています。

当社は、NDEU社を通じてitelligence社株式の81.28%を保有していましたが、昨年11月16日より同12月14日まで実施した公開買い付け手続き(買い付け価格は普通株式1株につき10.80ユーロ)により同社株式保有比率を98.43%まで高め、その後ドイツ株式法に基づき少数株主が保有するitelligence社株式をNDEU社に移転する手続き(以下、スクイーズアウト)を進めてきました。

今般、5月23日に開催されたitelligence社の定時株主総会にて、NDEU社提示のスクイーズアウト価格(普通株式1株につき10.80ユーロ)によるスクイーズアウトが決議され、6月17日に同決議が登記されたことにより、残るitelligence社株式のNDEU社への移転が完了し、itelligence社の100%子会社化が完了しましたので報告します。

2.今後の見通し

当社は、itelligence社の100%子会社化後、特にSAPビジネス分野での当社グループ会社のさらなるインテグレーション推進および連携強化を加速し、迅速な意思決定および柔軟な組織設計が可能となる体制を整えることで、当社のSAPビジネスでの競争力向上、グローバルでのさらなる競争力向上を図っていきます。

itelligence社の経営について、当面は現行の経営体制を維持し、同社グループの既存ビジネスへの注力を継続していきます。また、同社の従業員は高度なスキルを有し、同社事業の発展に非常に重要であると考えているため、従業員の雇用については維持することを予定しています。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部
TEL:03-5546-8051