AIを活用したチャットボットサービスを七十七銀行へ提供開始 ～問い合わせ業務の負荷軽減により行内業務の最適化を実現～
2019年7月29日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータ東北
株式会社NTTデータ（本社：東京都江東区、代表取締役社長：本間 洋、以下：NTTデータ）は株式会社NTTデータ東北（本社：宮城県仙台市青葉区、代表取締役社長：濱 功明、以下：NTTデータ東北）とともに、2019年7月29日より、株式会社七十七銀行（本店：宮城県仙台市、代表取締役頭取：小林 英文、以下：七十七銀行）へ金融機関向け共同利用型チャットボットサービスを提供開始します。
本サービスは、利用者からのチャット経由の問い合わせに対し、対話形式で自動応答するサービスです。オープン・イノベーションの創発を実現するSOE基盤「OpenCanvas®」に、NTTグループのAI技術「corevo」を搭載しており、高精度な日本語解析技術により、問い合わせ内容の意図を理解して最適な回答を行います。また、共同利用型とすることで、学習データの共有が利用金融機関同士で可能となり、運用負荷を軽減することができます。七十七銀行では、インターネットバンキングおよびアプリバンキングに関する顧客からの問い合わせに活用し、夜間、休日を含むサポート向上および行内の業務効率化、生産性向上を図ります。
NTTデータグループは今後も、継続的にチャットボットサービスの機能の拡大、拡充を行うとともに、全国の金融機関への導入を目指します。
背景
昨今インターネットバンキングなどの非対面サービスの強化や全銀システムの稼動時間拡大に伴い、金融機関では増加する顧客からの問い合わせ対応の効率化が課題となっていました。NTTデータはこの課題解決に向けて、共同利用型の個人向けインターネットバンキングサービス「AnserParaSOL®」、個人向けアプリバンキングサービス「My Pallete®」、法人向けインターネットバンキングサービス「AnserBizSOL®」およびヘルプデスクサービスの提供実績から培ったノウハウ・知見を生かした共同利用型AIチャットボットサービスを七十七銀行に提供開始することとなりました。
七十七銀行への提供にあたってはNTTデータ東北とともに提供、運用することで、運用負荷のないサービス利用を実現しています。
概要
本サービスは、利用者がチャットから入力した問い合わせに対し、対話形式で自動応答するサービスです。活用しているAI「corevo」は高精度な日本語解析技術を有しており、利用者が話し言葉やさまざまな表現を使って問い合わせた場合でも、その問い合わせの意図を理解し最適な回答を行うことが可能です。また、共同利用型サービスとして提供することで、本サービスを利用する金融機関同士で学習データの共有が可能となり、効率的に運用メンテナンスを実施することができます。
NTTデータは、チャットボットサービスを提供、運用します。また、今回の提供ではNTTデータ東北が、初回登録データの作成および登録データのメンテナンスを行います。
図：サービス概要図
今後について
今後もNTTデータグループは、金融機関の非対面サービスと連携可能な機能の拡大・拡充を行い、利用者１人1人の状態、状況に応じてチャットボットが能動的に解決策を提示できるようサービスの向上に対応していきます。
また、共同利用型サービスを提供しているノウハウ・知見を生かし金融機関全体での運用負荷軽減を実現するために、さらなる利用金融機関の拡大を推進していきます。
注釈
- 「corevo」は日本電信電話株式会社の登録商標です。「corevo公式ホームページ」（http://www.ntt.co.jp/corevo/）
- 「OpenCanvas」「AnserParaSOL」「My Pallete」「AnserBizSOL」は、株式会社NTTデータの登録商標です。
- その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
本件に関するお問い合わせ先
報道関係のお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
広報部
廣田
TEL：03-5546-8051
株式会社NTTデータ東北
経営企画部
角野（かどの）
TEL：022-721-5533
製品・サービスに関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
第四金融事業本部
e-ビジネス事業部
e-ビジネス営業統括部
e-ビジネス商品企画営業担当
栗山、古沢、山本
TEL：03-5484-4321
株式会社NTTデータ東北
金融事業部
営業部
吉田、佐々木
TEL：022-721-5540
