「Twitterデータ提供サービス」に最短1カ月から利用可能な新プラン追加 ~クレジットカード決済に対応し、スタートアップ企業や学術利用での活用を促進~

ニュースリリース/NTTデータ

2019年12月10日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、12月10日よりTwitterデータ提供サービスにおいて、新たにクレジットカード決済が可能な「スタータープラン」を開始します。

本プランは、最短1カ月のスモールスタートが可能な低価格帯の料金メニューを用意したモデルで、月額9,980円から利用可能です。Twitterデータ活用における価格面のハードルを低くすることで、ビジネスの初期開発・運用や学術利用での活用を促進します。また、クレジットカード決済に対応し、企業間の取引口座を持たないスタートアップ企業や研究者などの利用が可能となります。

今後、NTTデータは、Twitterデータを活用する市場をさらに拡大することで、お客さまの企業活動に貢献できるシステムやソリューションの開発を推進し、関連ソリューションを含めて、2022年度末までに累計50億円の売り上げを目指します。

背景

昨今、Twitterをはじめソーシャルメディア分析・活用の需要は拡大を続けており、Twitterデータ活用においては、国内のスタートアップ企業や学術利用の研究者には革新的な技術開発の期待が寄せられています。

NTTデータは、2012年からTwitterデータの事業開発を進めています。これまで、Twitterオフィシャルパートナーとして官公庁、金融機関、メーカー、流通業をはじめとしたさまざまな業界、延べ250社以上のお客さまに、Twitterデータの提供およびデータ分析やシステム構築サービスなどの提供を行ってきました。注1

今回、Twitterデータを利用する際のさまざまなハードルを低くすることで、よりいっそう国内のビッグデータ活用の促進を目指します。また将来的なTwitterデータ活用ビジネスの市場拡大を加速するため、新たに「スタータープラン」を導入することにしました。

特長および料金について

「スタータープラン」は、最短1カ月からクレジットカード決済での利用が可能なモデルです。全量ツイートデータを任意の検索キーワードでフィルタリングし、ストリーム配信する「フィルターホース」や、過去1カ月分のデータを任意のキーワードで検索して配信する「リアルタイムサーチ」など、これまで6カ月単位の契約で提供してきたサービス各種を、月額9,980円から提供します。

特長

  • 最短1カ月から利用可能
  • クレジットカード決済の利用が可能
  • スモールスタートが可能な料金メニュー
  • Twitterデータを全量取得可能

料金

各種データ提供サービスの料金体系は以下のとおりです。

図:料金表

図:料金表

今後について

今後、NTTデータは、Twitterデータを活用する市場をさらに拡大することで、お客さまの企業活動に貢献できるシステムやソリューションの開発を推進し、関連ソリューションを含めて、2022年度末までに累計50億円の売り上げを目指します。

また、Twitter社の無償提供のAPIが廃止される方向性を踏まえ、今回のプランを導入することで、NTTデータは公式かつ商用利用に適したデータを提供していきます。そして、より多くのお客さまが健全性の高いデータを幅広く活用することを積極的に支援していきます。

参考

サービスホームページ

Twitterデータ提供サービス「スタータープラン」について

https://nttdata-nazuki.jp/data/starterplan.html(トータルデータ解析サービス「なずき」ホームページ内)

商用利用に適したTwitterデータ活用について

Twitter社の提供するAPIは、無償で利用可能な「Standard API」が存在しますが、Twitter社が提示しているロードマップに伴い各種APIは廃止される予定となっています。(「Standard API」はTwitter Developer Labs注2の新しいAPIに統合され、「Filter realtime Tweets(statuses/filter)」および「Sample realtime Tweets (statuses /sample)」は廃止予定注3、「7-Day Search Tweets(GET search / tweets endpoint)」を含む他APIも、順次廃止される予定)

これにより、Twitter社は無償利用によるTwitterデータの管理を厳格化(全てのAPIアクセスに対するTwitterデータの利用目的の申請・承認プロセスの必須化、利用できるアクセス回数等の制限等)しています。注4注5

Twitter社は「Standard API」で取得可能なデータが全量であることの保証はしておらず、商用での利用は推奨していません。

また、同一利用目的のために複数アプリケーションを作成することは禁止されているため、類似利用目的の申請によるTwitterAPIのレートリミット迂回を目的としたアプリケーション開発は認められていません注6。これに対して、NTTデータの提供するTwitterデータは、Twitter社との公式な契約注7に基づくデータであり、全量データからの取得、取得期間の柔軟な指定が可能です。

注釈

  • 文中のTwitterデータ提供サービスは、NTTデータの言語解析技術等を活用したTwitterデータ提供サービス(インテグレーション)を指します。
  • 本取り組みにおいて活用の対象となるTwitter全量データは、Twitterアカウントの所有者が個人の意思で公開している情報のみが取得可能であり、それ以上の情報は取得・分析できません。また、あらゆる分析、データの提供に際しても、個人の特定や、個人情報を紐づけるための追加の情報収集・解析、および個人を特定できるような形でのデータ追跡などは、一切行うことはできません。
  • 文中の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

報道関係のお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部
大島
TEL:03-5546-8051

製品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
ITサービス・ペイメント事業本部
SDDX事業部
マーケティングデザイン統括部
デジタルマーケティング担当
尾崎、高田、吉田
TEL:050-5546-9092