アジア初、Green Software FoundationにSteering Memberとして加盟 ~ソフトウェア開発・システム開発におけるCO2排出量の削減をめざす活動を牽引~

ニュースリリース/NTTデータ

2021年9月16日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、気候変動問題に対するカーボンニュートラル実現に向け、ソフトウェアのCO2排出量の削減を目指すGreen Software Foundationに、Steering Member(運営メンバー)として2021年9月16日に加盟し、ソフトウェア開発におけるグリーン化のグローバルスタンダードの策定や啓発活動に取り組みます。当団体への加盟はNTTデータがアジア初になります。

NTTデータのGreen Innovation活動

NTTデータは、「NTT DATA Carbon-neutral Vision 2050」を策定し、グループ一体となって、2050年のカーボンニュートラル実現に取り組んでいます注1。「Green Innovation」の推進では、デジタル技術活用やお客さまとの共創を通じて、自身のみならず社会全体のカーボンニュートラル実現や気候変動への対応力強化に貢献することを目指しています。

Green Software Foundationへの加盟注2

Green Innovationを更に推進する取り組みとして、Green Software Foundationへ2021年9月16日にSteering Member(運営メンバー)として加盟します。
Green Software Foundationは、2021年5月に、Accenture、GitHub、Microsoft、Thoughtworksの4社が、Linux Foundationの配下に設立した非営利団体です。同団体は、パリ協定で定められた「2030年までにICT分野における温室効果ガス排出量を45%削減」を目標に掲げ、ソフトウェアによるCO2排出量の削減(グリーンなソフトウェア開発)に必要な開発標準や開発ツール・ベストプラクティスの策定と業界への普及展開をミッションとしています。なお、NTTデータはソフトウェア開発・システム開発領域におけるCO2削減の実現を目指すという考えのもと取り組みを進めており、Green Software Foundationのミッションとも方向性が合致します。

今後の取り組み

Green Software Foundationに加盟し、システム開発・運用の現実に即した情報をワーキンググループの議論に提供します。ソフトウェア開発・システム開発におけるCO2排出量の削減努力が適切に反映される基準作りを進めることで、ソフトウェアのグリーン化に関するグローバルスタンダードの策定を充実化できると考えています。また、団体の啓発活動も積極的に行い、これらを通じて団体の取り組みをグローバルレベルで牽引します。
また、同加盟により、サステナブルな社会におけるグリーン観点でのプレゼンスを向上させ、NTT DATA Carbon-neutral Vision 2050におけるカーボンニュートラル目標達成への貢献を図ります。本活動で得られた成果は、お客様環境での運用時環境負荷低減のみならず、社会インフラへの適用を通じて社会全体に価値を還元していきます。

注釈

  • 記載されている商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

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広報部
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TEL:03-5546-8051

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