「グリーンイノベーション推進室」の新設について

ニュースリリース/NTTデータ

2021年9月30日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:本間 洋、以下:NTTデータ)は、カーボンニュートラルへの社会的要請の高まりを受けて、2021年10月1日付で「グリーンイノベーション推進室」を新設します。同組織は、自社サプライチェーンのCO2排出量の可視化と削減、およびグローバルスタンダードなソリューションの提供による社会全体のグリーン化の推進を担います。

組織新設の経緯

昨今の気候変動により、洪水や森林火災など気象災害が発生し、人命にも関わるさまざまな影響をもたらしています。これら気象災害による原因は人間活動によるものと国連より断定され、気候変動問題への対応は一刻を争う重要な社会課題として急速に広がりを見せています。
当社は、企業理念である「NTTデータグループは、情報技術で、新しい「しくみ」や「価値」を創造し、より豊かで調和のとれた社会の実現に貢献する。」を念頭に、デジタルの力を活用してこの社会課題を解決すべく、2021年10月1日に「グリーンイノベーション推進室」を設置します。

ミッション

気候変動問題に対しては、CO2排出を前提とした経済活動からの転換が必要であり、個社の活動だけでなくサプライチェーン全体、ひいては社会全体を見据えて取り組むことが不可欠です。
グリーンイノベーション推進室は、社会全体のCO2排出量削減に向けて、国内事業分野、海外グループ会社と連携し、コンサルティングによるお客さまの削減計画立案の支援や、グローバルスタンダードなソリューションによるCO2排出量の可視化、デジタルを活用したプラットフォームによるサプライチェーン全体でのCO2排出量削減などを進め、脱炭素化社会の実現に貢献します。
また、当社が保有するデータセンターの省エネ化および再生可能エネルギーの導入や、ソフトウエア開発における環境負荷低減に向けた取り組みを、国内事業分野、海外グループ会社と連携して推進します。さらに当社事業のサプライチェーン全体のCO2排出量可視化を実現するとともに、自社のCO2削減を推進する仕組み作りを進めます。これらの推進により、NTTグループが目標とする2040年のカーボンニュートラル実現に向けて、当社が設定する2030年SBT1.5℃(FY2016比 60%削減)の達成をめざします。

推進体制

法人ソリューション分野、公共・社会基盤分野、金融分野の国内3分野に加え、海外グループ会社も一体となって脱炭素化を推進できるよう、同推進室が全体を統括します。

気候変動アクション委員会の推進機能強化に向けた取組体制

気候変動アクション委員会の推進機能強化に向けた取組体制

NTT Green Innovation toward 2040

NTTグループでは2021年9月28日に環境ビジョン「NTT Green Innovation toward 2040」を策定し、2030年度までに温室効果ガス排出量の80%削減(モバイル、データセンターはカーボンニュートラル)、2040年度までにカーボンニュートラルを実現することをめざしています。また、NTTグループでは、自らのカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを社会へ拡大し、日本政府がめざす2030年に2013年度比で温室効果ガスを46%削減するという目標、および2050年までのカーボンニュートラルの実現に貢献します。

別紙:組織機構図

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部
TEL:03-5546-8051

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