日本初、CDPサプライチェーンプログラムにプレミアムメンバーとして参加を決定 ~CDPとともにグローバルで社会の脱炭素化に向けた取り組みを推進~

ニュースリリース/NTTデータ

2022年4月1日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は2022年4月1日、日本で初めてCDPサプライチェーンプログラム注1にプレミアムメンバーとして参加することを決定しました。CDPは環境分野で権威ある国際NGOです。NTTデータは、これまでもデジタル技術を活用してさまざまな業界のお客さまの脱炭素化を推進してきました。
3月1日の「ゴールド認定パートナー」注2に続き、今回の参加決定により、CDPとの連携をより強化し、グローバル社会の脱炭素化に向けた取り組みをより一層推進していきます。

背景

NTTデータは、2040年カーボンニュートラル、2030年SBT1.5℃(2016年度比 60%削減)の達成をめざし、デジタル技術を生かしたグリーンイノベーションを推進しています。2022年1月からグリーンコンサルティングサービスの提供を開始し、お客さまや社会のカーボンニュートラルに向けた戦略策定やその仕組みづくりなどを推進しています。また、今年3月1日には、CDPゴールド認定パートナーに認定され、当社の技術や経験を生かし、活動しています。
このたび2022年4月1日に、環境分野で権威ある国際NGOであるCDPのサプライチェーンプログラムに最上位のプレミアムメンバーとして参加することを決定しました。カーボンニュートラル実現のためには、サプライチェーン全体を巻き込んだ温室効果ガス削減が必須であり、今回の参加決定により、それらを検討、推進しやすくなります。

CDP グローバルディレクター デクスター・ガルビンさまのコメント
NTTデータは1.5℃レベルのSBT目標の認定を受けており、スコープ3注3についても高い削減目標を掲げています。このスコープ3排出のうちの上流部分を管理し、追跡し、削減を反映するべく、CDPサプライチェーンプログラムのプレミアムメンバーとなったことを歓迎いたします。CDPは、NTTデータと協働し、アジア地域のリーダーとして、削減できるスコープ3の方法論を実現します。

デクスター・ガルビン CDP グローバルディレクター(法人・サプライチェーン担当)

CDP Worldwide Japan、ディレクター 森澤充世さまのコメント
NTTデータが日本企業として初のCDPサプライチェーンのプレミアムメンバーになられましたことを、大変うれしく思います。気候変動をはじめとする環境問題への取り組みは、自社だけでなくバリューチェーンで進める事が重要で、今後はネットゼロやSBTを推進するためにも、スコープ3への取り組みを加速する必要があります。NTTデータが、CDPサプライチェーンプログラムでグローバルにリーダーシップを発揮し、多くの企業の取り組みを進めていただく事を期待しています。

CDP Worldwide Japan、ディレクター 森澤充世

今後について

NTTデータは今後、CDPサプライチェーンプログラムのプレミアムメンバーとして、複数の業界にまたがるサプライチェーン排出量の相互連携も視野に入れ排出量削減を進めることで、お客さまやサプライヤーとともに、社会全体のカーボンニュートラルの実現に貢献します。

NTT Green Innovation toward 2040

NTTグループでは2021年9月28日に環境ビジョン「NTT Green Innovation toward 2040」を策定し、2030年度までに温室効果ガス排出量の80%削減(モバイル、データセンターはカーボンニュートラル)、2040年度までにカーボンニュートラルを実現することをめざしています。またNTTグループは、自らのカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを社会へ拡大し、日本政府がめざす2030年に2013年度比で温室効果ガスを46%削減するという目標、および2050年までのカーボンニュートラルの実現に貢献します。

注釈

  • 注1CDPサプライチェーンプログラム
    自社のサプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量の削減、およびサプライヤーとのエンゲージメントを通じて脱炭素化を実践し、グローバルで連携して取り組みを広げる活動をするプログラムです。そこに参画している企業をサプライチェーンメンバーと呼びます。サプライチェーンメンバーにはスタンダード、リード、プレミアムのランクがあり、NTTデータはグローバルでのサプライチェーン通じた脱炭素の取り組みをリードする役割を期待されるプレミアムメンバーとして活動を進めます。
  • 注2CDPゴールド認定パートナー
    社会の脱炭素化をCDPと連携してグローバルで推進するもので、NTTデータは特にClimate ConsultancyおよびSoftwareの領域において活動しています。
    https://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2022/030101/
  • 注3スコープ3
    温室効果ガス排出量の3つの分類のひとつです。スコープ1は燃料の燃焼など、事業者自らによる温室効果ガスの直接排出。スコープ2は他社から供給された電気、熱、蒸気の使用に伴う間接排出。スコープ3はスコープ1、スコープ2以外の間接排出(事業者の活動に関連するサプライチェーンでの排出)のことを示しています。
  • 文中の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

報道関係のお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部
近藤
TEL:090-3134-2116

製品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
グリーンイノベーション推進室
常見、立開、山口
E-mail:climate@kits.nttdata.co.jp

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