NTT DATAによる米国Postlightの買収について

ニュースリリース/NTTデータ

2022年6月2日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、北米子会社であるNTT DATA Servicesを通じて、デジタルデザインおよびアプリケーション開発に強みを持つ米国のPostlight LLC(本社:米国ニューヨーク州、以下:Postlight)を買収することで合意しました。本買収は、2021年のNexientおよび2022年3月のVectorform買収に続き、北米分野におけるデジタル戦略の柱の一つであるアプリケーション開発・モダナイゼーション領域の一層の強化を目的としたものです。
NTTデータは、今後も買収を含めた継続的な投資を通じて成長を加速させるとともに、事業を支える人財力・組織力の最大化を進め、お客さま事業の成長および社会課題の解決に貢献していきます。

背景・目的

北米分野では、2021年のNexientの買収を通じて、アプリケーション開発・モダナイゼーション領域の体制を大幅に強化し、また2022年3月にはVectorformの買収により、同領域におけるCXやアプリケーションデザイン対応力を拡充しました。今般、Postlightの買収を通じて、デジタルデザインおよびアプリケーション開発力のさらなる強化に加え、主に金融など、お客さまの業界に合わせたデジタル対応力を補完することで、競争力のさらなる向上を実現します。

NTT DATA Services, Consulting and Digital Transformation ServicesのGroup PresidentであるWayne Buschは、「Postlightは、金融やメディア、消費財業界などのお客さまに対し、先進的なデジタルデザインおよび高品質なアプリケーション開発サービスの提供を通じて、競合他社との差別化を支援しています。本買収は、アプリケーション開発・モダナイゼーション領域における競争力の強化を図るための戦略的投資の一環であり、よりスピード感のあるデジタルサービスの提供を強力にサポートすることが可能になります。」と述べています。

Postlight CEOであるGina Trapaniは、「私たちの使命は、優れたデジタルエクスペリエンスの創造を通じて、お客さまにポジティブな変化をもたらすことです。NTTデータの掲げるTrusted Global Innovatorというビジョンは我々のカルチャーと親和性が高く、グループの一員になることで、お客さまに提供できるデジタルサービスの領域および価値を大きく拡大できることを嬉しく思います。」と述べています。また同社PresidentのChris LoSaccoは、「NTTデータと連携することでサービス提供能力やデリバリー体制の大幅な拡充が可能となり、戦略やデザインからアプリケーション開発、サポートまで、お客さまのデジタルトランスフォーメーションの取り組みをこれまで以上に強力かつトータルにサポートできるようになります。」と述べています。

NTTデータはこれまでも、北米分野におけるデジタル対応の重点領域の強化に戦略的に取り組み、デジタルを中心とした事業ポートフォリオへの転換を進めてきました。NTT DATA Services, Chief Digital and Strategy Officerの Eric Clarkは、「デジタル市場におけるさらなる事業成長に向けた継続的な戦略投資の一環として、PostlightをNTTデータに迎えられることを嬉しく思います。我々は、お客さまのデジタル化の推進をグローバルレベルでサポートすることのできるデジタルパートナーとして、今後も人材のデジタル化およびオファリング強化を推進するとともに、お客さまに提供するサービス価値の最大化をこれまで以上に強力に推進していきます。」と述べています。

Postlightの概要

(1)商号
:Postlight LLC(ポストライト エルエルシー)
(2)事業内容
:デジタルデザイン、アプリケーション開発 等
(3)本社所在地
:米国 ニューヨーク州 ニューヨーク

参考

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部
田中
TEL:080-1724-5429