デジタル推進に向けたMEJAR各行との連携について ~「MEJAR Digital Innovation Hub」への参画~

サービスインフォメーション

2018年12月26日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、基幹系システム「MEJAR(メジャー)」を共同運営する株式会社横浜銀行(代表取締役頭取:大矢 恭好、以下:横浜銀行)、株式会社北陸銀行(代表取締役頭取:庵 栄伸)、株式会社北海道銀行(代表取締役頭取:笹原 晶博)、および株式会社七十七銀行(代表取締役頭取:小林 英文)が、業務プロセス改革、チャネル・サービス改革などの各施策を協働で推進することを目的に立ち上げたデジタル推進プロジェクト「MEJAR Digital Innovation Hub(以下:MDIH)」にNTTデータフォース株式会社(以下:NTTデータフォース)とともに参画します。その中において、NTTデータ、NTTデータフォースは生産性向上とデジタル社会に適合した付加価値の高い金融サービスの提供に向けた取り組みについて、デジタル技術の提供による支援をします。

背景

金融サービスとITを融合させるFinTechや、人工知能(AI)、IoTなどの技術による日常生活のデジタル化が急速に進展し、地域金融機関においてもデジタル世代への対応が重要になっています。また、日本銀行によるマイナス金利を軸とした超金融緩和政策の継続や少子高齢化といった外部環境の変化の中、地域金融機関がお客さまのニーズをふまえた先進的な商品開発やサービス提供を迅速におこなうためには、業務見直しやオペレーション改革を通じた効率的かつ生産性の高い新しいビジネスモデルの構築が急務となっています。

概要

これまでもMEJARを共同運営する各行は、システムの共同化を進めるなど連携強化を進めてきましたが、それに加えてMDIHでは、今後以下の重点分野で連携し、生産性向上とデジタル社会に適合した付加価値の高い金融サービスの提供をめざします。NTTデータもその取り組みに参画し、デジタル技術の提供によりMEJAR各行の取り組みを支援します。

重点分野施策
業務プロセス改革お客さまの利便性向上各種申込・諸手続きのWeb取引化、
店頭タブレットによる各種取引の電子化 など
店舗事務効率化ペーパーレス化、現金取引のセルフ・セミセルフ化、後続事務の自動化 など
本部業務効率化AIを活用したOCR、RPAの導入推進 など
チャネル・サービス改革法人向けWEBサービス(ポータルサイト)の提供
キャッシュレス化の促進
【図】

NTTデータグループの役割

MDIH参画し、その施策について、デジタル技術を利用した実現方法の検討、サービスの提供を支援します。

今後

NTTデータは、これまでMEJAR各行のシステム共同化を中心とした金融システムの提供に貢献してきました。

「MEJAR」システムの開発、維持運用を実施してきた実績とNTTデータグループが持つデジタル技術ノウハウを生かして、MEJAR各行の業務プロセス改革、チャネル・サービス改革を支援し、MEJAR各行の継続的発展と新しい金融ビジネスモデルの構築を支援していきます。

注釈

  • 本文中の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
第二金融事業本部
第三バンキング事業部
バンキング企画統括部
バンキング営業担当
阿久津、二木(ふたつぎ)
TEL:050-5546-7900