情報共有ソリューション「Digital Workplace」を展開 ~情報共有を効率化し、働き方変革を推進~

サービスインフォメーション

2019年5月15日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(代表取締役社長:本間 洋、以下:NTTデータ)、およびNTTデータのスペイン子会社であるeverisグループ(president:Eduardo Serra、以下:everis)は、社内の情報共有の効率化を図るためeverisが開発したeveris knowler(エヴェリス ノウラー)注1をベースとしたDigital Workplace(デジタル ワークプレイス)注2を構築しました。また、日本マイクロソフトの技術支援のもと、Microsoft社が展開するTeams注3などのサービス群と親和性を高めることで、働き方変革を推進していきます。

今後、Digital Workplaceは、NTTデータグループ会社に順次展開していく予定です。

背景

近年のデジタルトランスフォーメーションの加速に伴い、さまざまな業界において、枠にとらわれない柔軟な発想によるビジネスの創出が求められるようになっています。こうしたニーズに応えるため、NTTデータでは社内の情報共有を効率化・高速化することで既存の枠組みを超えた知識や手法を流通させる取り組みを推進してきました。

今回、社内や社員個人に蓄積された知識を共有し、業務効率の向上と新たな発想につながる取り組みを推進するために、Digital Workplaceを導入することにしました。

概要

NTTデータはeverisが開発したDigital Workplaceを構築し、働き方を変革する新たな職場環境を展開します。Digital Workplaceは、既存のコンテンツや社員の情報、プロジェクトの情報、顧客情報などを適切な人に最適なタイミングで、提供するサービスです。

社内で流通するコンテンツから重要な情報を取り出し、正確に関連付けると共に、高度な検索を実現することで利便性を高めます。その結果、優先的に処理すべきメールや、その日の予定に関連するドキュメントなどの特に重要度の高い情報が、ユーザーごとにカスタマイズされて表示され、有用な情報へ効率的にアクセスできます。

さらに、関連付けられた有識者の情報も同時に検索可能となり、社員同士の連携と新たなアイデア創出などの相乗効果が期待できます。特に、Microsoft社の提供するTeams と連携させることで、情報の検索から社員間の連携までをスムーズにつなげることを実現しています。

今後の展開について

NTTデータは今後も、everis、Microsoft社と連携し、社内の働き方変革と情報共有を推進していきます。
また、今後こうした情報共有ソリューションを日本含め、その他地域のマーケットへ拡大させる予定です。

everisグループについて

everisは、主にスペインや中南米6カ国において大手銀行、大手保険会社、大手通信事業者、政府機関やユーティリティー企業、大手グローバル製造会社等を主要顧客とし、コンサルティング、システムインテグレーション、アウトソーシングといった幅広いITサービスを提供しています。

また、everis社はスペインと南米にCMMI Level 5認証を受けた6カ所のニアショア・オフショア拠点を有しており、高品質かつ低価格なサービスを提供する体制を整えています。

さらに詳しい情報は、こちらwww.everis.com

注釈

  • 注1everis knowlerは、everisが開発したオントロジー技術や自然言語処理技術を駆使した構造化データ、非構造化データを扱うナレッジマネジメントソリューションです。
  • 注2Digital Workplaceは、everis knowlerをベースとしたナレッジマネジメントを含む働き方変革を推進するNTTデータ社内向けのワークプレイスです。
  • 注3Microsoft TeamsはOffice 365に含まれる、グループチャットやオンライン会議、ファイル共有等、グループ間でのコミュニケーションを統合したチャットベースのワークスペースです。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
技術革新統括本部
デジタルワークプレイス推進室
大津
TEL:050-5546-9319