3Dプリンタを活用したAMソリューション新会社「NTTデータ ザムテクノロジーズ」を設立

サービスインフォメーション

2020年6月30日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:本間 洋 以下:NTTデータ)は、3Dプリンタを活用して樹脂や金属の粉末を一層ずつ重ねていくことで、3次元の造形物を製造するAM(アディティブ・マニュファクチャリング)技術注1により、新しいものづくりを実現する株式会社NTTデータ ザムテクノロジーズを設立し、2020年7月1日より事業を開始します。新会社では、既存のAM技術に加えて、トポロジー最適化等コンピュテーショナルデザイン注2分野のテクノロジーを融合し、従来にない機能形状の製品製造を実現するとともに、NTTデータが持つデジタル技術を品質安定化や生産効率改善等にも活用し、製造業における革新的なものづくりを支援していきます。

今後、海外も含めた先進企業との積極的なアライアンス等により事業拡大を行い、2025年に事業規模100億円を目指します。

設立の目的

これまでNTTデータでは、製造業のお客さまのデジタル技術活用の中でも、工場内の製造プロセスが持つあらゆるデータを分析し付加価値化するスマートファクトリーの実現や、企画/販売領域におけるデジタルマーケティングの高度化支援に取り組んできました。一方、ものづくりそのものの技術においても、コンピューターによる数値計算により3次元設計技術を高度化するコンピュテーショナルデザイン分野が進歩し、製品性能の発揮に最適な機能形状を設計することが可能になりました。

こうした中で、あまりに複雑な形状は、在来工法では製造が困難であることが大きな課題となってきましたが、昨今の金属AM技術の進歩が、非常に複雑な形状を、適切な品質基準を満たした上で造形することを可能とし、グローバル製造業大手が製造工程のデジタル化のひとつの中核領域として、AM技術への投資を加速しています。

NTTデータでは、これまで傘下のグループ会社において3Dプリンタの代理店事業を展開し、さらに近年は複雑かつ強度を要求される部品等の製造受託事業を行ってきました。このたび、グローバル市場における3DプリンタによるAM技術の進展と関連マーケットの拡大を背景に、設計、積層造形、後処理というAM技術のすべてのプロセスに対してAI/ITを融合させることで、飛躍的な事業発展につながると確信し、AMソリューション専業の事業会社を設立することとしました。

2020年7月1日より、「NTTデータ ザムテクノロジーズ」として事業を開始します。

図1:NTTデータ ザムテクノロジーズの事業概要

図1:NTTデータ ザムテクノロジーズの事業概要

新会社の事業展望

販売代理店として、3Dプリンタの販売、保守、ならびに材料の開発、販売を行うとともに、3Dプリンタに適した設計支援を行うDfAM(Design for AM)領域におけるコンサルティングサービス、研磨等の後工程も含めた製造受託の事業を展開していきます。

今後は、製造プロセスの高度化に向け、NTTデータの保有するAI技術を活用するとともに、海外も含めた先進企業との積極的なアライアンスを実施し、事業拡大を行い、2025年に事業規模100億円を目指します。

新会社の社名に込めた想い

「NTTデータ ザムテクノロジーズ」という社名は、AMにXを付与した「XAM(ザム)」から発想しました。

「X」には、無限の可能性や未知へのチャレンジ、革新の意味を込めています。「XAM」は、新会社がAM技術と英知を掛け合わせることによって、ものづくりで無限の未来を切り開く決意を示しています。

図2:社名に込めた想い

図2:社名に込めた想い

新会社の概要

(1)社名株式会社NTTデータ ザムテクノロジーズ
(英文名称:NTT DATA XAM Technologies Corporation)
(2)会社所在地東京都大田区西蒲田7-37-10
(3)設立日2020年5月18日
(4)資本金4.9億円
(5)株主および出資比率NTTデータ 100%
(6)役員構成代表取締役社長 佐々木 裕
(株式会社NTTデータ 執行役員 製造ITイノベーション事業本部長)
取締役 西沢 孝史
(株式会社NTTデータSBC 取締役)
取締役 広崎 貴
(株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ 取締役上席執行役員)
取締役 南田 晋作
(株式会社NTTデータ 製造ITイノベーション事業本部 第三製造事業部長)
取締役 水沼 憲一
(株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ 取締役常務執行役員)
監査役 塩谷 尚夫
(株式会社NTTデータ 製造ITイノベーション事業本部 第三製造事業部 課長)

注釈

  • 注1AMとは、Additive Manufacturing(アディティブ・マニュファクチャリング)の略であり、3D-CAD等の3次元設計データを元にして、樹脂や金属の粉末を一層ずつ重ねていくことにより、3次元の造形物を製造する技術の総称です。
  • 注2トポロジー最適化とは、部品の形を決める際に体積、質量、剛性、振動特性といった要件を考慮しながら最も適した形状を策定する事です。一般にAMは在来工法に比べてより高性能な形状を製造する事が可能です。トポロジー最適化を含め、人手による設計では不可能な複雑で高機能・高性能な形状をコンピューターの支援で設計する事をコンピュテーショナルデザインと言います。

本件に関するお問い合わせ先

報道関係のお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部
TEL:050-3646-0547

製品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ ザムテクノロジーズ
ソリューション統括部
営業部
TEL:03-5711-5350
https://www.nttdata-xam.com/