BizXaaS Office®の多様な端末を安全に管理するサービスのラインナップを拡充 ~Apple製品に特化したMDMサービスであるJamfの取り扱い開始~

サービスインフォメーション

2021年3月25日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、4月1日より、新しい働き方を創出するエンタープライズ・プラットフォーム注1BizXaaS Office®(以下:BXO®)の、多様な端末を安全に管理する「BXO Managed UEM(マネージド ユーイーエム)」で、Apple社製品に特化したMDM(Mobile Device Management)サービスである「Jamf」注2の取り扱いを開始します。
これまではVMware Workspace ONE注3と、Microsoft Intune注4のみの取り扱いでしたが、新たにJamfをラインナップに追加することで、お客さまの要望に合わせたより最適な提案が可能となります。また、同日より、「BXO Managed UEM」と連携できるセキュアFATについても、IntuneとJamfを組み合わせたサービスの提供を開始します。さらに、これまで提供してきたBMWS(BXO Managed Workspace Security、以下:BMWS)運用サポートメニューのうち、Standardメニューについて、運用サポートの対応時間に応じて従量課金制か定額制かを選択できるように体系を見直します。また、オプションとして新たにレポートサービスとSOCサービスを開始します。
今後NTTデータは、世の中のさまざまなエンドポイントとクラウドサービスをセキュアかつ便利に使えるデジタルワークスペースの提供を通して、コロナ禍における企業の生産性向上と社員エンゲージメント向上へ貢献します。

背景

NTTデータでは2019年4月より、企業におけるクラウド活用時のセキュリティー管理を実現するBMWSの提供を開始し、さまざまな機能を追加提供してきました。注5
昨年からの新型コロナウイルス感染拡大の影響は、働き方の多様化やクラウドサービスの利用を促進し、多くの企業に影響をもたらしました。感染症対策としてのリモートワークが求められる中、いつでもどこでもセキュアに業務を可能とするデジタルワークスペースの整備が必要となり、お客さまからBXOに関する問い合わせも増加しました。また、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、企業が扱うデバイスの種類が多様化しています。
そのような状況を受け、NTTデータはJamfの取り扱いを2021年4月1日より開始します。合わせて、セキュアFATについても、Microsoft IntuneとJamfを組み合わせたサービスの提供を開始し、BMWS運用サポートのStandardメニューについても体系の見直しを行います。

図:BMWSサービスラインナップ

図:BMWSサービスラインナップ

概要・特長

「BXO Managed UEM」にてJamfの取り扱い開始

多様化する端末やアプリを一元管理する「BXO Managed UEM」にて、これまでラインナップとして取り扱いのある「VMware Workspace ONE」、「Microsoft Intune」に加え、Apple製品を利用されるお客さまに最も親和性の高いJamfを新たに追加します。近年企業で急速に普及しているApple端末の導入や管理に特化したMDMサービスであるJamfをラインナップにそろえることで、お客さまにより最適なUEM製品を提供することが可能となります。

「セキュアFAT」のサービス拡充

今回UEMサービスにJamfの取り扱いを開始したことにより、従来Workspace ONEとの連携を前提としていたセキュアFATサービスについて、IntuneとJamfの連携によるサービスの提供を開始します。Microsoft社製品であるIntuneとApple製品に特化したJamfを組み合わせることで、デバイスのより細かい制御や管理を可能としたセキュアFATサービスの提供が可能となります。

「BMWS運用サポートメニュー」の体系見直し

BMWS運用サポートメニューは、「Essentials」、「Standard」、「Enterprise」の3つのサポートメニューのうちから1つ選択するものです。従来、Standardメニューについては定額制のみでしたが、運用サポートの対応時間に応じて従量課金制か、定額制かどちらか選択できるように見直しを行います。また運用サポートメニューのオプションとして、新たにレポートサービスとSOCサービスを開始し、よりお客さまの要望に沿ったサービスを提供します。

今後について

今後もNTTデータはBXOの提供を通じて、利便性とセキュリティーを両立させたデジタルワークスペースの実現を目指し、段階的にサービスを拡張していきます。また、世の中のさまざまなエンドポイントや外部クラウドサービスをセキュアかつ便利に使えるデジタルワークスペースの提供を通して、コロナ禍における企業の競争力向上と社員エンゲージメント向上へ貢献します。

注釈

  • 注1エンタープライズ・プラットフォームとは、企業や官公庁向けのIT基盤環境の中でも全社共通の中核的な環境と本ソリューションでは定義しています。
  • 注2「Jamf」は、Jamf社が提供する統合エンドポイント管理ソリューションです。
  • 注3「VMware Workspace ONE」は、VMware.incが提供する、統合エンドポイント管理とID・アクセス管理機能が実装されたプラットフォームソリューションです。
  • 注4「Microsoft Intune」は、Microsoft.incが提供する統合エンドポイント管理ソリューションです。
  • 注5「BXO Managed UEM」、「BXO Managed IDaaS」、「BXO Managed CASB」、「BXO Managed EDR」、「BXO Managed UEBA」の詳細な機能についてはWebサイトをご覧ください。
    https://www.bizxaas.com/application/office/
    NTTデータ2019年4月3日ニュースリリース「BizXaaS® Officeの新たなセキュリティーサービスを提供開始」
    https://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2019/040300/
    NTTデータ2019年10月1日サービスインフォメーション「BizXaaS Office®にセキュリティー機能を追加」
    https://www.nttdata.com/jp/ja/news/services_info/2019/100100/
    NTTデータ2020年3月30日サービスインフォメーション「BizXaaS Office®に新たに3つのセキュリティー機能を追加」
    https://www.nttdata.com/jp/ja/news/services_info/2020/033000/
    NTTデータ2020年10月5日サービスインフォメーション「どこでも安全に働ける環境を提供するBizXaaS Office®に内部不正対策機能を追加」
    https://www.nttdata.com/jp/ja/news/services_info/2020/100501/
  • 「BizXaaS Office」および「BXO」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
ビジネスソリューション事業本部
デジタルビジネスソリューション事業部
遠藤、根岸、服部
TEL:050-5546-8703
E-mail:bxo-sales@kits.nttdata.co.jp
https://www.bizxaas.com/application/office/

- NTTデータは、「これから」を描き、その実現に向け進み続けます -