従業員管理業務のデジタル化支援サービス提供開始 ~ServiceNowを活用して、従業員のサービスエクスペリエンスを向上~

サービスインフォメーション

2021年11月16日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下NTTデータ)は、ServiceNow社のHR Service Deliveryなど同社製品を活用して、従業員のサービスエクスペリエンス向上を図るアドバイザリーサービスを2021年11月16日から提供開始します。

背景

NTTデータはServiceNow社製品の国内最大級のユーザーであり、同製品を活用してお客さまの業務変革を行ってきました。2021年1月にServiceNow推進室を設置し、同年3月に同社のCreator Workflow Awardを受賞注1しました。
昨今、コロナ禍でリモートワークの導入が進み、今後はリモートワークとオフィスワークを適宜選択する働き方が主流となっていくことが想定される中、以下のような課題が存在します。

  • 働き方に合わせた情報発信が必要となり、その準備に時間がかかる
  • 従業員からのリアルタイムのフィードバックを把握しづらい
  • 働き方によって、従業員への情報到達レベルに差が出やすい

これらの課題解決のため、ServiceNow社の製品を使うことで、従業員向けにパーソナライズされた情報やフィードバック分析、リアルタイムでの情報伝達を実現できます。NTTデータは、社内でHR Service DeliveryやIT運用においてServiceNow社製品を使用してきた実績があり、豊富なノウハウや技術的知見を持っています。これらの実績をもとに、同社製品を使った従業員管理業務のデジタル化支援サービスを提供開始します。

従業員管理業務のデジタル化支援サービスの概要

(1)EXポータル導入・活用支援サービス
UX(ユーザーエクスペリエンス)やCX(カスタマーエクスペリエンス)と並んで、EX(エンプロイーエクスペリエンス)が広く認知されるようになりました。従業員エンゲージメント向上のために、情報の一元集約は必須であり、ServiceNow社のHR Service Deliveryを使って以下を実現します。

  • Teams連携やメール連携により人、プロセス、情報を1つに統合していくプラットフォームの導入
  • EXポータル(Employee Center)の導入、活用
  • 現行運用デジタル化に向けたワークフロー推進

(2)ServiceNow活用ロードマップ作成支援サービス
NTTデータが持つ同社製品の活用に関する知見を使って、顕在化、および潜在化した課題について、業務フローをデジタル化するロードマップを策定します。関連部署と連携がとれるよう同一プラットフォーム上でデジタル化を実現することにより、ストレスフルな作業をなくすことで、従業員エンゲージメントの向上を実現できます。

今後について

NTTデータは2025年までにServiceNow関連ビジネスの売り上げを500億円規模を目指しており、EX領域においては大企業を中心に20社の導入を目指します。

参考

ServiceNowを活用して従業員向け新型コロナワクチン接種管理を実現
https://www.nttdata.com/jp/ja/news/information/2021/070801/

「ServiceNow HR Service Delivery」の自社導入事例を生かし技術支援の提供
https://www.intellilink.co.jp/topics/notification/2021/111600.aspx

ServiceNowとは、米ServiceNow社が提供する、従業員と企業双方に優れたエクスペリエンスを生み出し、生産性を高めるデジタルワークフローを提供するクラウド型プラットフォームとソリューションです。
ServiceNow Japan合同会社:https://www.servicenow.co.jp/

注釈

  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
C&S事業本部
データセンタ&クラウドサービス事業部
ServiceNowビジネス推進室
田崎、織田
TEL:050-5546-7721
E-mail:snow-biz@kits.nttdata.co.jp

- NTTデータは、「これから」を描き、その実現に向け進み続けます -