共同利用型県税クラウドサービスの茨城県への導入が決定

サービスインフォメーション

2021年11月18日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)が提供する、共同利用型の県税クラウドサービス「pre’xco®」(読み:プレコ、以下:pre’xco)の茨城県への導入が決定し、2024年10月より利用開始予定です。
pre’xcoは、自動車税などの県向け税務業務におけるトータルコスト削減、業務標準化などを実現するLGWAN経由のセキュアな共同利用型の県税クラウドサービスです。2021年3月から提供しており、注1現在では徳島県、愛媛県、高知県、熊本県が導入を決定注2注3しています。今回、pre’xcoによるシステム共同利用や最適な税務事務フローの提供等が、行政情報システム全体最適化計画を進める茨城県の方針に合致し導入が決定しました。
今後もNTTデータは、県向け税務業務の負担削減とデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を目指し、pre'xcoのさらなる展開とサービスの拡充を進めます。

背景

茨城県は、2007年度から13年間に渡り、個別に構築した県税システムの運用を行っていますが、度重なる税制改正や新制度導入に伴うシステム改修により、システム全体が複雑化・肥大化し、システム関連経費と職員の事務負担の増大が課題となっていました。また、茨城県では、2019年度に行政情報システム全体最適化計画を策定し、業務システムのサービス利用型へのシフトおよび他の都道府県との共同利用化を推進しています。
NTTデータのpre’xcoによるシステム共同利用や最適な税務事務フローの提供等は、これらの茨城県の方針に合致し、県税システムの抱える課題解決に寄与していること、さらに機能が充実していることや将来性などが評価され、本サービスが採用されることとなりました。

pre’xcoについて

pre’xcoは、自動車税などの県向け税務業務におけるトータルコスト削減、業務標準化などを実現するLGWAN経由のセキュアなクラウドサービスです。共同利用型で提供することで、導入費用、運用保守費用、および毎年の税制改正費用が低減されます。また、最新技術の適用や外部サービスとの連携により、段階的にサービスの拡張を行っていきます。さらに、本サービスの利用者同士のコミュニティー(情報共有や相互支援の場)を形成することで、日々の業務での課題などを共有・解決できるような仕組みも提供します。

https://www.nttdata.com/jp/ja/lineup/Prefectural_tax_cloud_service/

図:pre’xcoのサービスイメージ

図:pre’xcoのサービスイメージ

サービス利用開始時期

導入を決定している、徳島県、愛媛県、高知県、熊本県、茨城県の利用開始時期は以下の通りです。

県名サービス提供開始時期
徳島県2022年1月
愛媛県2022年10月
高知県2023年1月
熊本県2023年1月
茨城県2024年10月

今後について

NTTデータは今後、pre’xcoの利用団体数を増やし、県向け税務業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進することで、スマート行政の実現に貢献していきます。

注釈

  • 「pre’xco」は日本国内における株式会社NTTデータの商標です。
  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
社会基盤ソリューション事業本部
デジタルコミュニティ事業部
第一ビジネス統括部
第一営業担当
児嶋、木下、下村
TEL:050-5546-9738

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