訪日外国人等の「購買行動把握データ」を提供開始

~オルタナティブデータ(Twitter・Payke)を活用し、小売事業者やメーカー等でのマーケティングを支援~

2018年5月15日

株式会社NTTデータ
株式会社Payke

株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)と株式会社Payke(以下:Payke)は、Paykeの「インバウンド購買興味データ」注1とNTTデータの「Twitter全量データ」注2を融合した「購買行動把握データ」を5月15日より提供開始します。

「購買行動把握データ」では、2社のデータの強みを生かし、消費者が商品に対して注意を向けた段階から、店頭での興味、購入後の情報共有まで、これまで、それぞれのデータだけでは把握が難しかった消費者購買行動をより全体的に把握できるようになります。これにより、商品メーカーや小売事業者等は、このオルタナティブデータを市場全体での商品の需要・需給予測の基礎データとして利用可能となります。

今後、NTTデータおよびPaykeでは、本取り組みを通じてソーシャルデータおよびスキャンデータを活用する市場のさらなる拡大を促進することで、お客さまの企業活動に寄与するシステムやソリューションの開発を推進していきます。

背景

訪日外国人旅行消費額が2017年で4兆円を超える中注3、小売事業者等がインバウンド需要を取り込むには、商品の購買行動や使用行動などの消費者購買行動を把握することが必要となってきています。

これまでNTTデータは、自然言語処理エンジンやディープラーニングを用いて、Twitterデータやブログ等のソーシャルメディアを活用するためのサービスやコンサルティング、テキストデータと数値データの双方を含むビッグデータの活用について、積極的に取り組んできました。また、Paykeは、多言語での商品情報をデータベースに整備し、スマホアプリ「Payke」を通じて、訪日外国人が商品を理解・納得したうえで買い物できる取り組みを進めています。この両社は2017年9月より、インバウンド観光客向けサービス「CAFIS Attendant(読み:キャフィス アテンダント)」注4を提供しており、小売事業者の商品の仕入れ量や棚割りなどの店舗運営に活用されています。

このたび、さらなるインバウンド需要の取り込みをサポートするために、これまでの実績で蓄積してきた技術力・ノウハウを活用し、ソーシャルメディアを利用した消費者購買行動分析と行動データを融合させることで、「購買行動把握データ」を提供することとなりました。

概要および特長

「購買行動把握データ」は「インバウンド購買興味データ」と「Twitter全量データ」で得られるデータを融合したものです。

「インバウンド購買興味データ」は実際の行動の把握に優れ、「Twitter全量データ」は購入前の注意・関心、購入後の情報共有を把握することを得意としています。これらの長所を生かし、消費者が商品に対して注意を向けた段階から、店頭での興味、購入後の情報共有まで、消費者購買行動をより正確に把握できるようになります。このデータは、要望に応じ、データのみの提供や分析、集計した情報での提供が可能です。

これにより、商品メーカーや小売事業者は、より全体的な消費者購買行動が把握できるようになるため、市場全体での商品の需要・需給予測や、商品の仕入れ量や棚割りなどの店舗運営を行うための基礎データとして利用可能となります。

【写真】

図:消費者購買行動把握のイメージ

各社の役割

  • NTTデータ

    「Twitter全量データ」を利用した言語解析・統計解析の実施、「インバウンド購買興味データ」の集計、2つのデータを基にした「購買行動把握データ」の作成および販売

  • Payke

    商品情報の蓄積、スマホアプリ「Payke」によるデータの収集および、NTTデータへの「インバウンド購買興味データ」の提供

今後について

今後、NTTデータとPaykeでは、本取り組みを通じてソーシャルデータおよびスキャンデータを活用する市場のさらなる拡大を促進することで、お客さまの企業活動に貢献できるシステムやソリューションの開発を推進していきます。

株式会社Paykeについて

株式会社Payke(本社:沖縄県那覇市)は、外国人向けアプリ「Payke」を運営し、「全国企業家万博 総務大臣賞(2017)」「東洋経済 すごいベンチャー100選出」、「九州山口ベンチャーアワーズ 大賞(2016)」等、数多くの賞を受賞しています。NTTデータは、オープンイノベーションの取り組みの中で共創を進めています。

注釈

  • 注1「インバウンド購買興味データ」は商品バーコードをスキャンするだけで商品説明を多言語で表示する、スマホアプリ「Payke」のスキャンログデータです。これは、消費者がスマホや店頭端末を通じて情報を取得したことにより蓄積されるもので、主に店頭にて商品を手に取ったという事実(購買に至らない場合も含む)のデータ化を実現したものです。このデータには商品情報(商品名・メーカー)、ユーザー情報(年代/性別/国籍/位置情報/スキャン日時)が含まれ、どのような人がどの店で何に興味を示したかを分析することが可能となります。
  • 注2「Twitter全量データ」は、NTTデータがTwitter社とのパートナーシップ契約により提供を行っている公式なデータ提供サービスであり、全世界でツイートされた全てのデータを提供可能です。消費者がツイートした「商品に対し購入前にどう感じていたか」「購入後にどういう感想を持ったか」に対して、自然言語処理エンジンやディープラーニングを用いることで、市場全体として商品がどう思われているかを分析可能です。また、Twitterアカウントの過去ツイートを、自然言語処理エンジンやディープラーニングにより分析し、アカウントの推定データ(年齢、性別、居住都道府県、職業、趣味・嗜好等)を蓄積したユーザープロファイルDB(データベース)を保持しており、ニーズに合わせた提供が可能です。
    ※ユーザープロファイルDBとは、全Twitterアカウント(日本語アカウントのみ)の過去全量ツイートを分析し、ユーザー属性や嗜好性等の推定データを蓄積したものです。属性推定情報は、年齢、性別、居住都道府県、職業、趣味・嗜好等(他多数)の情報です。
  • 注3観光庁
  • 注42017年9月12日ニュースリリース「訪日外国人の興味を見える化する「CAFIS Attendant」を提供開始」
  • 本取り組みにおいて活用の対象となるTwitter全量データは、Twitterアカウントの所有者が個人の意思で公開している情報のみが取得可能であり、それ以上の情報は取得・分析できません。また、あらゆる分析、データの提供に際しても、個人の特定や、個人情報をひもづけるための追加の情報収集・解析、および個人を特定できるような形でのデータ追跡などは、一切行うことはできません。
  • 「CAFIS Attendant」は株式会社NTTデータの商標です。
  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

報道関係のお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部
後藤
TEL:03-5546-8051

製品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
ITサービス・ペイメント事業本部
ライフデジタル事業部
eライフ統括部
ソーシャルビジネス推進担当
尾崎、高野、伊東
TEL:050-5546-9092

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