Apache Kafka 分散メッセージングシステムの構築と活用

Apache Kafkaはスケーラブルなメッセージングサービスを実現するためのオープンソースの分散処理基盤です。独自のアーキテクチャで処理の流れを定義して多数のコンピュータをまとめ上げ、IoTや機械学習に求められる非常に大きなデータ処理を実現できます。

本書では、Apache Kafkaについて次のような解説を行います。

  • Kafkaが生まれた背景と特徴、その機能や原理について
  • Kafkaのインストールと利用のための基本
  • 開発のポイント
  • Kafkaを適用できるさまざまなシステムをパターン別に解説
  • 業務での活用を前提としたインテグレーションのポイントを紹介

本書ではさまざまな分野での活用が期待されるApache Kafkaの基礎を、現場を知るエンジニアの書下ろしで紹介します。ソフトウェアとしてのKafkaとその活用方法をまとめて理解できる必読の解説書です。

「Apache Kafka 分散メッセージングシステムの構築と活用」の目次

  • 第一部
    • Apache Kafkaの概要
    • Kafkaの基本
    • Kafkaのインストール
    • KafkaのJavaAPIを用いたアプリケーションの作成
  • 第二部
    • Kafkaのユースケース
    • Kafkaを用いたデータパイプライン構築時の前提知識
    • KafkaとKafka Connectによるデータハブ
    • ストリーム処理の基本
    • Structured Streamingによるストリーム処理
    • Kafkaで構成するIoTデータハブ
    • さらにKafkaを使いこなすために
  • 付録
    • コミュニティ版Kafkaの開発中のバージョンの利用
    • KSQLを利用したストリーム処理
発行
翔泳社
ISBN
ISBN-10:4798152374
ISBN-13:978-4798152370
定価
3,888円
発行日
2018年10月30日
サイズ
B5変 368頁
著者
株式会社NTTデータ
佐々木 徹、岩崎 正剛、猿田 浩輔、都築 正宜、吉田 耕陽
(監修)下垣 徹、土橋 昌