経済産業省「IT経営注目企業」に選定
2017年6月1日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、経済産業省より、今年度新設された「IT経営注目企業」に2017年5月31日に選定されました。
NTTデータは今期の中期経営計画の施策の1つとして「技術革新による価値創造」を掲げ、生産技術の革新やオープンイノベーションの推進に取り組んでおり、今後も常に先進技術を取り入れ、新しい仕組みや価値創造に努めていきます。
IT経営注目企業について
経済産業省は、我が国企業の戦略的IT利活用の促進に向けた取り組みの一環として、平成26年度から、東京証券取引所と共同で「攻めのIT経営銘柄」を選定するなど、攻めのIT経営に積極的に取り組んでいる企業を評価する活動を実施しています。東京証券取引所の内国上場企業3,506社に実施した「攻めのIT経営調査2017」アンケートの回答をもとに、攻めのIT経営を推進していく上で、重要なテーマにおいて先進的な取り組みを実施している企業を「IT経営注目企業」として選定しています。
評価のポイント
今回の選定にあたっては、統合開発クラウドや次世代ネットワークインフラの構築など、システム開発環境の集約による既存ビジネスの拡充と生産性の向上、およびオープンイノベーションの取り組みなどが評価されました。
NTTデータの取り組みについて
開発環境の集約による革新的な生産性向上
- (1)NTTデータグループ全社の開発環境を「統合開発クラウド」で集約
多様なシステム開発のニーズに俊敏に対応するため、NTTデータグループ内のシステム開発の際、必要な「システム基盤」「アプリケーション開発機能」「プロジェクト管理機能」を集約したクラウド基盤を構築しました。これによりシステム開発のさらなる生産性向上を目指しています。
- (2)SDN(Software Defined Network)技術を活用した次世代ネットワークインフラ「統合開発セキュリティー基盤」の構築
NTTデータグループ内におけるシステム開発環境のセキュリティー対策向上を目的とし、一元的なセキュリティーサービスを開始しました。このサービスと各開発プロジェクト環境とをつなぐネットワークにSDN技術を活用することで、短期間でのセキュリティーサービスの提供を可能としました。
オープンイノベーションの推進
- (3)オープンイノベーションフォーラム「豊洲の港から」
月1回の定例会や年2回のビジネスコンテストを通じ、NTTデータが培ってきたICTインフラと、ベンチャー企業の持つ革新的な技術やビジネスモデル、お客さまである大企業などの取り組みを掛け合わせWin-Win-Winを実現することで、革新的なソリューション創発を目指しています。前回のコンテストは、9カ国10都市で開催するなどグローバルな取り組みも強化しています。
参考
- 経済産業省ホームページ「攻めのIT経営銘柄2017」を発表しました(外部リンク)
- ニュースリリース:NTTデータグループ全社の開発環境を「統合開発クラウド」で集約
- 「豊洲の港から」公式ホームページ(外部リンク)
- 注「豊洲の港から」は、株式会社NTTデータの登録商標です。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
広報部
TEL:03-5546-8051