NTT DATA Technology Foresight 2026を公開

トピックス

2026年1月27日

株式会社NTTデータグループ

株式会社NTTデータグループ(以下:NTTデータグループ)は、最新のテクノロジーのトレンド情報をまとめた「NTT DATA Technology Foresight 2026」を、2026年1月27日に公開しました。
「NTT DATA Technology Foresight」は、広範で客観的な情報収集をベースに、ITを最大限活用して成長を続けるビジネスの現状を考察し、その向かう先をトレンドで示す羅針盤です。

背景

AIの高度化と社会への実装が進み、学習や適応を行う機能がさまざまな業務やサービスに組み込まれるようになっています。AIは産業構造や社会システム全体を支える基盤として位置づけられる段階に入り、ビジネスや社会を大きく変革しています。
このように急速な変化を続ける世界、複雑化する社会課題の中で、グローバル市場において存在感を示すには、中長期的な戦略の立案が重要となります。NTTデータグループは、このような環境の中でITを活用して成長を続けるビジネスの現状を分析し、その羅針盤として「NTT DATA Technology Foresight」を策定しました。

NTT DATA Technology Foresight 2026 トレンド情報

「NTT DATA Technology Foresight 2026」は6つのトレンドで構成され、それぞれが技術・ビジネス・社会との関係を踏まえながら、技術を中心とした変化の方向性を示唆しています。
各章では先端技術やユースケースを紹介するとともに、未来を見据えた具体的な取り組み方を提案し、ビジネス現場で実際に活用いただくことをめざしています。
「NTT DATA Technology Foresight」

NTT DATA Technology Foresight 2026 6つのトレンド

トレンド 概要
人とAIの協調 知能システムは自律的なエージェントへと進化し、ビジネスの意思決定まで担うようになる。その行動は人の倫理や目的と整合し、説明可能である必要がある。企業や社会はエージェントに委ねる範囲を設計し、人とAIの協働基盤を構築することが重要となる。
デジタル化する身体と心 知能システムが発展し、センサーや動作制御を統合されることで自律的なエージェントは身体性を備え、社会インフラへと浸透する。感情を理解し、高度な対話を行うエージェントに人は親近感や信頼を抱き、協働の質や形、生産性や創造性のあり方も変化していく。
信頼できる知能 自律的な知能システムにより脅威は多様化するが、防御側エージェントも敵対的パターンを学習し、適応する。データ汚染やバイアス、意図しない操作など、統計的に行動する知能システム自体への攻撃を防ぐため、説明可能性と透明性、継続検証の仕組みが重要になる。
理解して選ぶ 知能を備えたインフラ 計算需要の急増によりサーバーやネットワークなどのインフラは再び戦略資産となり、計算能力やデータ所在、ソフトウェア依存を把握し制御することが企業や社会のリスク管理に直結する。そこで主権性や透明性を確保し、需要やリスクを先読みした設計や運用が必要となる。
半導体エコシステム あらゆるデジタルシステムの基盤となる半導体は国家や企業の競争力の核となる。半導体の処理方式や構造の進化に伴い、用途ごとに最適化されたチップの活用が戦略の中心となり、設計から製造、供給網までを自ら整えるエコシステムの構築が進んでいく。
「足るを知る」エネルギー設計 知能システム利用の拡大により電力と資源の需要が増える一方でエネルギー利用の制約は厳しさを増している。規模拡大を前提とした発想が限界を迎える中、限られた資源で必要な力を発揮することを重視する設計思想が、新たな仕組みを生み出す源泉となる。

NTT DATAがめざす姿と展開事例

NTTデータグループは、「NTT DATA Technology Foresight」を用いて世界中のお客さまとともに未来像を描き、その未来を実現するために必要となるテクノロジーやサービスを開発しています。2025年に実施した代表的な事例は以下の通りです。

自律的に業務を実行するエージェント型AI基盤「LITRON® CORE」を提供開始
https://www.nttdata.com/global/ja/news/topics/2025/100300/

荷物を自室まで自動配送する宅配業務支援の実証実験を実施(株式会社NTTデータCCS)
https://www.nttdata-ccs.co.jp/topics/2025/1028.html

生成AIを活用したシステムリスクアセスメントの効率化ソリューションを提供(株式会社JSOL)
https://www.jsol.co.jp/release/2025/251222.html

AI需要に対応するコンテナ型データセンターを2025年度中に提供開始
https://www.nttdata.com/global/ja/news/topics/2025/053002/

「Google Distributed Cloud エアギャップ」リセールパートナー契約締結により、ソブリンクラウド関連サービスを強化
https://www.nttdata.com/global/ja/news/topics/2025/071000/

OpenAIとのグローバルでの戦略的提携を開始
https://www.nttdata.com/global/ja/news/release/2025/042400/

データセンターのエネルギーマネジメントを最適化する新技術の開発を開始
https://www.nttdata.com/global/ja/news/topics/2025/121003/

これからも、「NTT DATA Technology Foresight」は新しいビジネスの創出や社会の変革に貢献していきます。

注釈

  • 文章中の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータグループ
技術革新統括本部
企画部
高橋、斎藤
グローバル技術戦略推進部
大井、スタッブ
E-mail:tigpr-inq@am.nttdata.co.jp