金融機関向け法人ポータル「BizSOL_Square®」とJCB「Cashmap Finance」連携、横浜銀行が導入決定

~請求書読取から支払いまでを完結し、中小企業の資金管理と銀行の非対面接点を強化~

トピックス

2026年3月26日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、金融機関向け法人ポータル「BizSOL_Square®」において、株式会社ジェーシービー(以下、JCB)が提供する「Cashmap Finance注1」とのサービス連携を2026年秋頃より開始します。あわせて、株式会社横浜銀行(以下、横浜銀行)がファーストユーザーとして導入を決定しました。
本連携により、法人ポータル上で請求書を読み取るだけで支払データを自動作成し、「振込」または「法人カード払い」を選択できる機能を提供します。これにより、中小企業は資金繰り状況に応じた柔軟な支払いが可能となり、請求・支払業務の効率化とキャッシュフロー改善を実現します。また、金融機関にとっては、ポータル利用頻度向上や決済口座の継続利用促進を通じて、非金利収益機会の創出にもつながります。
NTTデータは、2028年度中に本サービスを15金融機関へ展開することを目標とし、全国への拡大を進めます。今後も、地域経済を支える中小企業・小規模事業者のDXを推進するとともに、地域金融機関における新たな顧客価値創出と顧客接点強化に貢献します。

横浜銀行のロゴ

NTT DATAのロゴ

JCBのロゴ

背景

「金利ある世界」への回帰を背景に、地域金融機関では預金・貸出・為替といった基幹業務の収益力強化と口座の継続利用促進が重要な経営課題となっています。そのため、従来の金融機能提供にとどまらず、決済や資金調達機能を外部サービスとの連携により高度化し、法人顧客の日常業務に組み込まれるデジタルチャネルを構築することが求められています。
BizSOL_Squareは、2020年1月の提供開始以降、法人向けデジタル金融プラットフォームとして進化を続け、現在では23の金融機関に導入され、80万を超える企業ユーザーに利用されています。法人インターネットバンキングを中核とした決済利便性の向上と金融機関と法人顧客とのデジタル接点拡大を支援してきました。本取り組みは、この基盤を活用し、銀行ポータルを起点に決済手段と資金管理機能を統合することで、地域金融機関の収益構造高度化と中小企業の資金管理高度化を同時に実現する新たなデジタル金融モデルの構築をめざすものです。
なお、NTTデータは金融機関の経営変革と地域社会の持続可能な発展を支援する新たな取り組「ARISING®注2を推進しています。本案件はその取り組みの一環として位置づけられるユースケースです。

概要

NTTデータは、金融機関向け法人ポータルBizSOL_Squareを起点に、Cashmapが提供する法人向け請求書管理・資金管理機能と連携し、請求書処理から支払手段選択までを一連で完結できる環境を構築します。法人ポータルからCashmapへの画面遷移は、ユーザー企業にシステム間の切り替えを意識させることなくシームレスに利用できる設計とし、一貫した操作環境を提供します。本サービスは、NTTデータがBizSOL_Squareの提供と全体統合を担い、JCBがCashmapおよび関連金融サービスを提供します。横浜銀行はファーストユーザーとして導入します。

本連携により、以下を実現します。

企業にとっての価値

  • 請求書を読み取るだけで支払データを自動生成し、経理業務のDXを加速
  • 「振込」または「法人カード払い」を選択可能とし、支払手段の最適化による財務効率と統制を強化
  • 法人カード活用による約1~2カ月の支払猶予
  • 資金繰りの柔軟化とキャッシュフロー管理の高度化
  • 請求・支払業務の効率化によるバックオフィス負担軽減

金融機関にとっての価値

  • 法人ポータル利用頻度の向上
  • 決済口座のメイン化促進
  • カード決済拡大による非金利収益機会の創出
  • 取引データ活用による提案高度化基盤の確立

今後は、オンライン完結型の法人カード申込機能やオンラインレンディング注3との連携も順次進め、資金調達から決済・資金管理までを一体的に提供するデジタル金融基盤へ拡張します。

図:BizSOL_SquareとCashmap Financeの連携イメージ

今後について

NTTデータは、BizSOL_Squareを中核とした法人向けデジタル金融体験の創出を一層推進し、企業の日常業務に定着するデジタルチャネルの実現をめざします。横浜銀行での導入をモデルケースとして、全国へ順次展開し、2028年度中に15金融機関への提供をめざします。今後も金融機関およびパートナー企業との共創を通じ、地域経済を支える中小企業のDX推進と地域金融機関の持続的成長に貢献します。

注釈

  • 注1 「Cashmap Finance」は、JCBが地域金融機関向けに提供する、資金管理・キャッシュフロー改善機能の拡張プラットフォームです。
  • 注2 地域金融を軸に地域社会の発展を支援する「ARISING™」を始動 ~提言から実装、成果まで、共に描く地域の未来~
    https://www.nttdata.com/global/ja/news/topics/2025/111300/
  • 注3 オンライン完結型融資
  • 「BizSOL_Square」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
  • 「ARISING」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
第三金融事業本部
e-ビジネス事業部
e-ビジネス営業統括部
プランニング&セールス担当
吉田、太田
TEL:050-5546-8354