みずほ銀行に住宅ローンDXプラットフォーム「Mortgage One®」を提供開始

~住宅事業者と金融機関が広く参画する業界横断型プラットフォームとして展開を加速~

トピックス

2026年5月22日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、住宅ローン業務のオンライン化を実現するDXプラットフォーム「Mortgage One®(読み:モーゲージワン)」(以下、本サービス)を、2027年より株式会社みずほ銀行(取締役頭取:加藤 勝彦、以下、みずほ銀行)へ提供します。これにより、住宅ローンの申込、審査、進捗管理、関係者間の情報共有までをオンラインで一元化し、申込者、住宅事業者、金融機関の三者が関わる業務プロセス全体の効率化と利便性向上を実現します。
本サービスは、単一の金融機関向けのシステム提供にとどまらず、複数の住宅事業者と金融機関が参加し、住宅ローン業務に関わるステークホルダー間の連携をデジタルで実現するプラットフォームです。参加主体の拡大に伴い、業務効率化や顧客利便性の向上効果がさらに高まるプラットフォームとして、業界全体での価値創出をめざします。今回のみずほ銀行への提供は、その活用拡大の一環であり、業界横断での業務高度化に向けた取り組みとなります。
NTTデータは、住宅ローン業務における紙書類や電話を中心とした手続きの非効率という課題に対し、個別業務のデジタル化にとどまらず、業務プロセス全体を一体で最適化する必要があると捉えました。今回、「Mortgage One」に新たにWEB申込機能を追加することで、申込から審査、進捗管理、関係者連携までをシームレスにデジタル化し、オンライン完結を可能とする提案が評価され、みずほ銀行での採用決定に至りました。
今後はマイナンバーカードを活用した本人確認の高度化や損害保険会社との連携といった機能拡充にも取り組むことで住宅ローン業務のさらなるデジタル化、利便性向上の加速に貢献していきます。

背景

住宅ローン業務では、住宅事業者と金融機関が緊密に連携して申込者をサポートする一方で、紙書類や電話に依存した手続き、関係者の営業日程の違いなどにより、業務負荷が高い状況が続いています。申込者にとっても、対面・電話中心のやりとりが主流であることから、利便性やわかりやすさの面で課題がありました。
みずほ銀行は、これらの課題解決に向けて業務プロセスの見直しとデジタル化を検討してきました。これに対しNTTデータは、個別機能のデジタル化ではなく、申込から審査・契約までの一連のプロセスを一体で最適化する必要があると捉え、「Mortgage One」とWEB申込機能を組み合わせた全体最適のアプローチを提案しました。
現在、本サービスについては利用開始済となっている大手住宅事業者及び金融機関に加え、複数の大手住宅事業者および金融機関が参画を計画しており、今後も順次拡大を予定しています。こうした参画拡大を通じて、業界横断での連携基盤の形成を進め、住宅ローン業務全体の効率化と高度化を実現していきます。
なお、NTTデータは金融機関の経営変革と地域社会の持続可能な発展を支援する新たな取り組み「ARISING®を推進しています。本案件はその取り組みの一環として位置づけられるユースケースです。

概要(特長)

本サービスでは、住宅ローンの事前審査および本審査の申込、進捗管理、関係者間でのチャットによる情報共有やオンラインでのファイル送受信により、手続き全体をデジタル化する機能を提供します。これにより、申込者、住宅事業者、金融機関の三者が同一基盤上で情報を共有でき、従来分断されていた業務プロセスの一体化を実現します。
また、本サービスは複数の金融機関と住宅事業者が接続可能な構成としており、業界全体での業務効率化や連携高度化にも寄与します。
なお、みずほ銀行への提供開始に合わせて、新たにWEB申込機能を追加し、本サービスの標準機能として提供します。WEB申込機能は住宅ローン申込における申込者の手続き負担を大幅に軽減するものです。申込者は一度の入力で複数の金融機関に対して事前審査の申込が可能となり、金融機関ごとの申込項目や同意確認にも対応したうえで、一括して手続きを進めることができます。また、必要書類のファイルアップロードにも対応しています。
また、事前審査で入力した情報を正式審査に引き継ぐことで、申込情報の再入力を不要とし、正式審査における記載の手間を大幅に削減します。
これにより、さらなるペーパーレス化と業務の効率化を推進し、金融業務の負荷軽減と顧客体験の向上に寄与します。

図1:Mortgage Oneのサービスイメージ図

図2:Mortgage Oneの提供機能

今後について

NTTデータは今後も住宅ローン業務に関わるすべてのステークホルダーが、より効率的かつ円滑に連携できる環境の実現をめざします。具体的には、マイナンバーカードを活用した本人確認の高度化や、損害保険会社との連携による保険手続きのデジタル化、公的書類とのデータ連携による手続きの簡素化を進めます。あわせて、AIを活用した審査支援および顧客対応の高度化や、住宅事業者の顧客管理システムとの連携による顧客情報活用の高度化にも取り組みます。これらの施策を通じてサービス価値の向上を図るとともに、住宅ローン業務のデジタル化をさらに加速していきます。

参考

注釈

  • 「Mortgage One」「ARISING」は、日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
第二金融事業本部
デジタルバンキング事業部
デジタルチャネル統括部
チャネルソリューション担当
住宅ローンDX事務局
岡本 泰寛、水野 崇、茂木 唯、田中 亮成
E-mail:mortgagedx@am.nttdata.co.jp