Google Cloudとの包括契約により企業向けに最適な業務基盤・AI活用基盤を提供

~全社規模で「Google Workspace」「Gemini Enterprise」のクライアントゼロを実施することで実践知を生かし、お客さまの働き方変革やAIドリブンな業務環境への変革を牽引~

トピックス

2026年7月16日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、Google Cloudとの間で、Agentic Workplace Transformation(AWT)注1に関する包括契約を2026年6月29日に締結しました。本契約により、NTTデータは国内外のグループ会社を含む社員を対象に「Google Workspace」および「Gemini Enterprise」の活用環境を整備します。自社で先行実践する「クライアントゼロ」注2で得られた知見を全社へ展開するとともに、お客さまへの提供価値の強化につなげます。
本取り組みでは、Google Workspaceと他プラットフォームを併用し、業務や利用者属性に応じた環境の使い分けや最適な運用方法、ガバナンス、利用ルール、業務適用、利用者教育、他プラットフォームからの最適なマイグレーションなどに関するベストプラクティスを確立し、ユースケースやノウハウをアセットとして整備します。同時にこれらをお客さま向けサービスへ展開し、最適な業務基盤・AI活用基盤を提供することで、お客さまの働き方変革やAIドリブンな業務環境への変革を強力にサポートします。
NTTデータは、本取り組みを通じて企業における業務基盤・AI活用基盤の最適化モデルを確立し、Google Cloudとの連携のもと、企業の業務変革とAI活用の高度化を推進します。

背景

企業のAI活用は、個人の生産性向上から、組織単位での業務適用へ広がっています。一方、多くの企業では、既存の業務環境を維持しながらAIエージェントを導入・定着させることが課題となっています。特に、既存のオフィス基盤との併用や、情報・権限管理、利用ルールの整備、利用者教育など、大規模組織ならではの運用面での課題が、AI活用の本格展開を妨げる要因となっています。
こうした課題の解決に向け、Google Cloudは「Google Workspace」と「Gemini Enterprise」を通じて、AIエージェントが人に代わってワークフローを自動化し、人とAIが協働して業務を進める「Agentic Workplace Transformation(AWT)」を提唱しています。このビジョンの実現に向けて、企業がAIエージェントを日々の業務に組み込み、業務プロセスや働き方を見直し、変革する取り組みが求められています。
株式会社NTTデータグループは、2025年8月にGoogle Cloudとのグローバルパートナーシップを締結し、AIおよびクラウド領域で協業を進めています注3。また、国内事業を手掛けるNTTデータは2026年6月に、「Google Workspace」および「Gemini Enterprise」のライセンス提供と導入・活用支援を開始しました注4。今回、これらの取り組みをさらに発展させ、クライアントゼロにより得られた知見を全社へ展開するとともに、お客さまへの価値提供につなげます。企業における、より生産性の高い業務基盤・AI活用基盤の提供を通して働き方変革やAIドリブンな業務環境への変革を加速するものです。

概要(特長)

NTTデータは、Google Cloudとの包括契約に基づき、「Google Workspace」および「Gemini Enterprise」の活用環境を自社および国内外のグループ会社へ拡大します。大規模な実践環境で、既存オフィスプラットフォームとの併用やAIエージェントの運用・ガバナンスといった実務に即した検証を進めます。

1.Google Workspaceと他プラットフォームとのあらゆる利用形態を踏まえた最適な利活用モデルの確立

「Google Workspace」および「Gemini Enterprise」を業務に適用する際の展開方法、利用ルール、定着施策などの実践知を蓄積します。
特に、「Google Workspace」と他プラットフォームを併用する業務環境を自社で検証します。複数のオフィスプラットフォームやクラウドサービスを使い分けるエンタープライズ企業を想定し、大規模運用を前提とした両現用構成の留意点や、業務・利用者に応じた使い分けのユースケースを整理し、提案活動や導入支援サービスへ反映します。

2.AIドリブンな業務環境を定着させるベストプラクティスの確立

「Gemini Enterprise」を活用し、全社規模でAIエージェントを業務に適用する際の運用方法を確立します。具体的には、業務プロセスとの接続、利用者教育、情報・権限管理、利用ルールの整備などを予定しています。
「Gemini Enterprise」が持つ外部システムやデータとの連携機能を活用し、お客さまが既存環境を生かしながらAIエージェントを段階的に業務へ組み込むためのベストプラクティスを構築します。

3.クライアントゼロで得た知見を最大限活用し、お客さまの働き方変革・生産性向上を強力にサポート

本取り組みで得た知見を、「Google Workspace」および「Gemini Enterprise」の導入支援や、組織横断的な専門組織である「CoE(Center of Excellence)」注5の立ち上げ支援などを行うアクセラレーションプログラムに反映します。
具体的には、自社での運用から得られた検証結果を導入アセスメント、セキュリティ設定、利用ルール策定、研修コンテンツ、業務別テンプレートに反映し、製品導入から業務適用・定着までを一貫して支援する体制を強化します。これにより、お客さまは大規模組織で検証済みの実践知を活用しながら、AIエージェントを既存環境へ円滑に導入し、継続的な業務変革につなげることができます。

図:本取り組みの狙いおよびお客さまへの提供価値

今後について

NTTデータは、本取り組みを通じて、「Google Workspace」および「Gemini Enterprise」の業務適用に関する実践知を継続的に蓄積します。また、AIの活用を前提とした業務環境の提供や活用を定着させるための先進的な支援モデルの確立を進めます。
今後もGoogle Cloudとの連携を強化し、企業がAIエージェントを安心して業務へ適用できる環境づくりを支援することで、お客さまの業務変革とAI活用の高度化への貢献を通して、日本国内における最先端の働き方変革を牽引していきます。

注釈

  • 注1 Agentic Workplace Transformation(AWT)はAIエージェントが自律的にワークフローを自動化し、人とAIが協働する新しい働き方をめざすGoogle Cloudのビジョン「Agentic Workplace」の実現に向け、業務プロセスや働き方を変革する取り組みです。
  • 注2 クライアントゼロは、新サービスや技術の導入にあたり、自社を最初のお客さま(事例)に見立てて実証実験や業務適用を行うことで、実践的な知見やノウハウを蓄積するアプローチのことです。
  • 注3 Google Cloudとグローバルパートナーシップを締結し、業界に特化したエージェント型AI導入とクラウドのモダナイゼーションを加速
    https://www.nttdata.com/global/ja/news/topics/2025/081300/
  • 注4 Gemini EnterpriseおよびGoogle Workspaceのライセンス提供を開始、成果創出まで支援するモデルを国内で本格展開
    https://www.nttdata.com/global/ja/news/topics/2026/060900/
  • 注5 CoE(Center of Excellence)は、組織横断的に専門的な技術や知見を集約し、全社的な教育、ユースケース創出、業務適用などの推進体制を構築・牽引する専門組織のことです。
  • Google Cloud、Gemini Enterprise、Google WorkspaceはGoogle LLCの商標です。
  • 文章中の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
テクノロジービジネス事業本部
テクノロジーセールス事業部
金本、渡邊
E-mail:bxo-sales@kits.nttdata.co.jp