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「クラウド&SI」×オールインダストリーで、活躍の機会は広がる

国内DaaS市場トップシェアを誇る仮想デスクトップ基盤「BVDI(BXO Virtual Desktop Infrastructure)」。中央省庁、地方自治体、銀行、製造業、サービス業など幅広いお客様にご利用いただくこのサービスは、お客様の課題解決と共に、常に高い競争力を維持するための最先端技術の導入検討・採用を進めています。課題解決と最先端技術のキャッチアップを同時に行うことは技術的に大きな挑戦を伴うものです。「新しい挑戦だからこそ面白い」と語る千北は、今後の市場の変化も見据えながら、これからDaaSやVDI環境について学び、成長していきたいと考える若手に大きな期待を寄せています。

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NTTデータの取り組み・ポジションを理解するベンダーとともに

リモートワークで外部から安全に社内システムを利用する際に、セキュアな環境を提供する「BizXaaS Office®」(以下、BXO)。いつでも、どこでも、どのようなデバイスからでも安心して仕事に集中できるソリューションとして、あらゆる業種・業界のお客様への導入が加速しています。

BXOを構成するオファリングのひとつ、仮想デスクトップ基盤「BVDI(BXO Virual Desktop Infrastructure)」は、国内DaaS(Desktop as a Service)市場において2019年、2020年と2年連続でトップシェアを獲得しました。現在は、自社データセンター上からDaaSサービスを提供するクラウドサービス型ビジネスと、お客様側のデータセンターに個別にVDI環境を構築・提供するSI型ビジネスの2軸で運営を行っています。

前者(クラウドサービス型)は仮想化環境・VDI環境の構築・維持管理がメイン業務となります。ハードウェアベンダー等と協調して最先端の商材、仕組みの導入も積極的に行っており、技術に興味がある人には面白い仕事になるでしょう。後者(SI型)はお客様とコミュニケーションを図りながら、個別にカスタマイズした環境を構築していくことがメイン。業務を通してコミュニケーション力、プロジェクト管理力を伸ばしていくことができます。

2年連続トップシェアという実績は、今後も維持していかなければなりません。「そのためには新しい魅力を増やしていかなければならない」と千北は語ります。大きなポイントとなるのが、ベンダー各社との協力です。大規模なデータセンターを持つNTTデータは、ベンダーにとって重要な取引先。NTTデータにとってもベンダーは、「世の中の働き方を変えていこう」というNTTデータの取り組みや現在のポジションを理解してくれる、大切なパートナーです。

ベンダーが新規製品を企画、開発する時に、私たちはユーザーの立場から様々な提案を行うことがあります。そして、実際に製品が完成したら、私たちにいち早く紹介していただけるので、最先端技術をビジネスに組み込みやすい。製品の改善点についても随時に反映してもらうなど、良好な関係を築いています。

若手社員がベンダー各社とのコミュニケーションを担う機会も多々あります。新しいことにチャレンジするためには個々人の発想を活かす必要があるという思想で、大きな裁量を持たせているからです。日々のソリューション開発業務に加え、今後の魅力づくりに携われることが社員のモチベーションを上げています。

何にでも臆せずチャレンジしてもらうため、若手に大きな裁量を

このように若手社員に大きな裁量を持たせる背景には、何にでも臆せずチャレンジする精神を持ち続けよう、という千北のポリシーがあります。新しいことへのチャレンジを求められ、成功を期待された時に、必死に考え行動してきたことが自身の成長を支えてきた。千北はそう認識しているからです。

まだ中国でしかオフショア開発が行われていない時代に、運用管理ミドルウェア「NOSiDE®」のオフショアをインドで行った時。Windowsしか知らなかった段階でグループ会社に出向し、Linuxの組み込み機器の開発を担当した時。そして、まだリモートワークが普及していない10年以上前、BXOの立ち上げに呼ばれた時。それぞれ新しいことを突然求められ、チャレンジの連続でした。特にBXOに関しては最初から整っていたわけではなく、勉強しながら、お客様に教えられながらブラッシュアップの連続でようやくここまで来たのです。

だからこそこれからも、自分も組織もチャレンジする心を持ち続けていかなければならない。それには若手社員にこそチャレンジ精神を養ってもらいたい。そこで大きな裁量を持たせ、ベンダーとともに現状を乗り越え、将来に向かって歩んでもらおうと千北は考えています。

DaaS、VDI、さらにその先の技術は入社後にキャッチアップできる

BXOソリューション開発事業に参画する社員のほとんどは、DaaSやVDIをサービスとして扱ってきた経験はありません。先進技術を吸収したい、大規模ソリューションに携わりたいとの思いで参画し、研修や開発現場での経験を通して技術を学び、ベンダーとともに課題を一つひとつ解決しながら成長してきました。

今現在、IAサーバ、ストレージ、ネットワーク、VMware®、Citrix®等の技術に精通していなくても、私たちが教えられますし、身につける環境はたくさんあります。何より、オールインダストリ向けの幅広いソリューションですから、あらゆる人に活躍のチャンスがあると受けとめてほしいですね。

お客様の業界を問わないソリューションだからこそ、これまで培ってきた業界の知識を強みにできる場面は必ずあります。また、クラウドサービスとSI型、2軸のビジネスの業務領域はとても幅広いので、今までの経験を大いに活かせるでしょう。

さらに、BXOを構成するもう一つのオファリングであり、ゼロトラストネットワークの概念を取り込んだ「BMWS(BXO Managed Workspace Security)」との連携で、市場の変化に対応した新しい技術を身につけるチャンスもあります。マーケットの2年連続トップシェアの「その先」に向け、お互いにチャレンジ精神を持って更なる成長を目指しましょう。

【参考】コンサルティング&ソリューション事業本部とは?

千北の所属するデジタルビジネスソリューション事業部は、NTTデータのなかのコンサルティング&ソリューション事業本部に属しています。コンサルティング&ソリューション事業本部は、デジタル変革のためのソリューションやサービスによって、お客様の事業発展を支えるミッションを担う全社横断組織です。さまざまな業界のお客様に対して、ビジネス観点と磨き上げたソリューションで課題解決にアプローチし、お客様と共に、経営環境にイノベーションを起こします。

※掲載記事の内容は、取材当時のものです